ショパン国際ピアノコンクールの“ピアノ椅子”が凄い!

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本日より、ショパン国際ピアノコンクールの2次予選がスタートしました。既に聴き慣れた(聴き飽きた?)バラードやスケルツォの他、新たにポロネーズやワルツが聴けるのも嬉しいですね。どの様なパフォーマンスが繰り出されるのか、楽しみです。内容については、追って記事にしたいと思います。

高さ調節が簡単なピアノ椅子

さて、コンクールで演奏者が使用しているピアノ椅子が、とても気になっています。レバーを引くだけで簡単に高さ調節が可能な為、時間の限られているコンクールにおいては重宝する事でしょう。1次予選では、この椅子の高さ調節に日本の中川真耶加さんが戸惑っていらっしゃいました。それもそのはず、このガスリフト式コンサートベンチは、何年か前に一度話題になった様ですが、都内の主要なホール等にはまず置いていないので、普段なかなかお目にかかれず、私も未だ座り心ちを試した事がありません。

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よくコンサート会場に置いてあるコンサートベンチは、硬いコマをくるくるくるくる永遠と回し続ける必要があり、演奏前に観客を待たせてしまうばかりか、手に余計な力が入ってしまい、その後の演奏に支障をきたしてしまう恐れがありました。かといって、背付きのピアノ椅子の場合、クッションが殆ど無いばかりか、年季が入ると椅子の前部に向かって傾斜がかかり、座ると前のめりになってしまいます。また、両者共にギシギシと音が鳴り、特にレコーディング現場においては敬遠されているそうです。

高級ガスリフト・ピアノ椅子

欲しいとな思って検索したら、似たような物がAmazonにありました。

ショパンコンクールでは、使用ピアノによって微妙に形状が異なっている様に見受けられます。他にも同じような型で、ドイツ製、イタリア製など、幾つか種類がある様ですが、基本的な仕様は殆ど変わらないのだと思います。他で購入された事のある方のブログによりますと10万~13万円との事でしたので(完全に同一型か分かりませんが)、意外と安いです。とは言え、私にはとても手の出せる代物ではありません…。

お得なガススプリング・ピアノ椅子

そんな私が数年前に購入したピアノ椅子がコチラ。これはガススプリング式ですので、座ったままレバーを引いて体重を掛けながら座面を上げ下げする方式です。とても安いですが、しっかりしています。

ただ、このガススプリング式は、先述の“高級品”とは違い、座ると1㎝ほど沈み込みます。同形式のデスクチェアと一緒ですね。お子さんの様にあまりにも体重が軽いと、演奏中に浮き上がってしまうかもしれませんが、成人であれば問題ないと思います。

その上、このコンサートベンチは38cmの高さまで下げられる事が大きな特徴です。一般の背付きピアノ椅子は43cmが最低ですから、それよりも5cm低く座る事ができ、“似非グレン・グールド奏法”なんて事も出来ます。意外にも、私はこの奏法で弾くと、ズシンと響く重みのある低音を出せる様になりました。音作りに迷った際に、時々試しています。

「FAZIOLI」ロゴ入りの特別仕様

尚、ショパンコンクールのピアノ椅子の内、FAZIOLIのものだけは特別仕様なのか、FAZIOLIのロゴが入った素敵な椅子が映っていました。

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何ともドッシリとした構えで、どんなに大柄なピアニストでもビクともせず支えてくれそうです。

今夜も熱戦が繰り広げられますね。“秋の夜長にショパンコンクール”で、今夜も楽しみたいと思います。

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