前回に引き続き、ユーロスター旅行記です。ロンドンSt.Pancras駅に早々に着いた私は、列車の出発時刻まであと1時間もあり、ホームにはまだ入れないので待合室の様子を見て周る事にします。
待合室の様子
と言っても、見て周るほどの広さは無く、プラットホーム3つ分の広さに店舗が数件あるだけでした。
座席数はかなり限られている印象ですが、それでもこの時間は空いている席も沢山ありました。こんな時Bsiness Premierのチケットですと特別な“ラウンジ”を利用できるのですが、私が持っているStandard Premierでは利用出来ません…。
待合室の奥には店舗が数件。まずは“キオスク”っぽい店。
こちらにはサンドイッチ等が売られていました。今回私が乗車する1等車では軽食が出ますので、購入の必要はありませんね。
また、イートイン出来る店もありました。コーヒーとパンで“お茶”をして待つ事も出来そうです。
スーツケースも楽々の大型トイレ
さて、長距離列車への乗車前には済ませておきたいトイレ。
グループの旅行では荷物を見ておいてもらえますが、一人旅だとそうは行きません。しかしこの待合室にあるトイレは清潔で広々、大型スーツケースを難なく持ち込めました。
この様にスーツケースを個室の中に楽々持ち込めます。これは防犯上とても重要な事です。日本であってもここまで広い個室のトイレはなかなか見かけないですよね。
出発を待つものの…まさかの遅延!
列車はおおよそ30分おきに出発していました。その殆どがパリ行き、そして数本に一本がブリュッセル行きです。
ホームへの入場開始の案内放送があると、ホームへ上がるエスカレーターに向かって一斉人が群がります。一本前のブリュッセル行きの時は、出発の20分前にエスカレーターが動き出しました。
私もその時を待ちます。流石に私が乗車するパリ行きの出発30分前になると、待合室の席は全て埋まってしまいました。そして時刻は11:15。出発の20分前になったにも関わらず、今だホームへの入場案内はありません。しかしその直後、悪夢の様なアナウンスが…なんと12:20発に変更となってしまいました!理由は技術的なトラブルの為との事…。遅延の放送がされた瞬間、周りから一斉に「オォ~ゥ」と落胆の声。
これから更に1時間も待たされる事になりました。しかし私は出発を見越して席を立ってしまった為、時既に遅し…。どうやら私が乗る列車だけが遅延の様で、その為その次の列車の乗客が次々に待合室へと流れ込み、混雑に拍車をかけます。
もはやちょっとしたカオス状態!立ちながらPCで仕事をしている人や、中には通路に寝そべって本を読む女性まで…。
こんな時は入口から離れた壁際がベスト!椅子代わりになってくれる大型ハードケースは重宝しますね。
ホームへと入場
そして、その後更に遅れて結局12:35発となりました。当初15時前にはパリに到着する予定だったのですが、観光の予定にも影響が…。まぁ欧州の鉄道旅行において、1時間程度の遅延でビービー喚いていては旅行なんて出来ませんからね。
私が乗車するのは3号車。エスカレーターは2箇所あって、待合室に入って来た側のエスカレーターを利用すると、上手い事3号車の真ん前に出てきました。もう一方のエスカレーターは、対応車両が5~18号車と多い為、とても混雑していました。
さぁ遂に新型ユーロスターへ乗車します!その模様は以下の記事をご覧下さい。
新型ユーロスターe320乗車記 London~Paris
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