新型ユーロスターe320乗車記 London~Paris その③ 2等車とBar、そしてトイレもチェック!

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その②に引き続き、新型ユーロスターe320乗車記をお送りしています。軽食サービスが終わった後は、自席を離れてユーロスターの車内を少し探検してみました。

ところで、ユーロスターの座席は1等車、2等車の二種類ですが、運賃の種別は3種類存在します。

  • STANDARD…2等車シート
  • STANDARD PREMIER…1等車シート+軽食
  • BUSINESS PREMIER…1等車シート+軽食(更に豪華?)+駅ラウンジ

残席数に連動した運賃なのか、乗車日の4ヶ月前にチケットが発売されたばかりの頃は特に安く、時期によってはSTANDARDが45€程度で買えてしまうほど。しかしBUSINESS
PREMIERは基本的に割引が無い様で、いつ購入しても276€。この辺は飛行機の運賃と同じですよね。

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さて、ユーロトンネル手前で1時間近く停車していた列車は、食後暫くしてから漸く動き出しました。トンネルに入っても耳が痛くならず、ゴォーという音も小さくしか聞こえないので、いつトンネルに入ったのか分からないほど(たまたまスピードが遅かったのかもしれません)。

車椅子の導線とトイレ

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それでは先ず、私の座っている3号車から見て行きます。ここには車椅子対応の席が2つあって、その為か座席周りのスペースも広く取られています。

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デッキからのアプローチもフラットで、車椅子に配慮した造りになっていますね。

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トイレもここだけは大型の特別仕様。尚、これを同じ造りの車両が14号車にもあるのですが、車椅子対応なのはこの2箇所だけ。2等車には車椅子対応のスペースは無い様です。

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こちらは4号車の一般向けトイレ。各車両とも2つずつ設置されています。

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真新しくて清潔です。これだけスペースがあれば、着替え等にも利用できそう。

2等車の2+2配列シート

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4号車からは2等車が続きます。一般的な2+2の配列の中に、一部向かい合わせの席が混ざっています。こちらもシートの回転は出来ないので、座席指定の時に進行方向を良く確認する必要がありますね。

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荷物置き場は混沌としています。小さなスーツケースも置かれているので、恐らく座席上の網棚のスペースにも余裕が無いのでしょう。

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1等車に比べると遙かに狭い感じがしますが、座席の広さは日本の新幹線より上でしょう。但し、前後のシートピッチは狭いです。

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尚、2等車にもダストボックスが設置されていました。

Bar車両

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さて、2等車の8号車および9号車は、車両の真中がパーティションで仕切られていて、半分がBarスペースとなっています。

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カウンターテーブルは窓際に1箇所あるのみ。椅子やテーブルは無く、料理を注文するカウンターがあるだけのシンプル構造です。

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メニューは殆どが軽食レベルで、サンドイッチは5€前後、デザートは2.5€程。価格がユーロとポンドで併記されています。

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この様にBarカウンターを持つ同じ構造の車両が2両繋がっているのですが、これならばカウンターを片方の車両だけにして、もう片方は椅子やテーブルを並べて“ビストロ車”にでもすれば良いのに、と思います。

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この時はグループが談笑で盛り上がっていましたが、狭いスペースに加え近くにグラスを置く所も無く窮屈そうでした。

パリ北駅へ到着

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そして、列車はフランス北部の田園風景の中をひた走ります。高速走行時にも列車は殆ど揺れずに快適!東海道新幹線の様にすれ違った時の風圧による衝撃も限定的です。e320は車両性能の上でも優秀なんですね。

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尚、私の乗った列車はロンドンSt.PancrasからパリGare du Nordまでノンストップ。2時間26分で快走するはずだったのですが、遅延によって3時間半ほど要しました…。そして間もなくパリ到着!到着の際の車内アナウンスは、この時だけフランス語が先に流れました。

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しかし車窓に映るのは、隙間無く描かれた落書きの壁が並ぶ何とも惨たらしい世界…。これが噂に聞いていたパリ北部の治安の悪さの象徴なのかと、肌が粟立ちます。

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結局のところ、定時より2時間遅れでパリ到着。時刻は既に17時をまわっていました。

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パリ北駅のこの感じ…、ロンドンの小奇麗なセントパンクラス駅とは雰囲気がまるで違います。ホームは汚いですし、辺りは何となく霞がかって怪しげな感じを醸し出しています。

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何はともあれ、無事に狙い通り新型車両e320に乗れた事は良かったです。快適なシートとレベルの高い軽食、STANDARD PREMIERはサービスとコスパの面で一番のおススメかもしれません。次の機会にも是非利用したいと思います。

以上、新型ユーロスターe320乗車記をお伝えしました。

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