ウィーン国際空港【ワンワールド指定】ラウンジの場所に要注意!

オーストリアでの旅行を終えて、カタール航空のビジネスクラスで成田を目指します!

ウィーン国際空港におけるワンワールド・アライアンス指定のラウンジは「Jetラウンジ」と「AIRラウンジ」の2つ。一般的にラウンジは出発ゲートの手前にあるものですが、ウィーンではラウンジによって場所がかなり異なり、特にJetラウンジはイミグレーション(出国審査)の前にあるので、指定された場合は要注意!

そんな、ウィーン国際空港にある2つのラウンジの場所について、詳しくお伝えしようと思います。

ウィーン国際空港の出発導線

ウィーン国際空港の出発導線は、日本の成田空港などとは少し違うので、初めて利用する場合は少し戸惑うかもしれません。ざっくりまとめると、次の様な手順です。

  • 【出発口】
  •  ↓自動ゲート(チケットのバーコードをスキャン)
  • 【ショッピングゾーン】←Jetラウンジ
  •  ↓出国審査
  • 【出発ロビー】←AIRラウンジ
  •  ↓手荷物検査
  • 【搭乗口】

成田空港などでは、手荷物検査をしてから出国審査へと進んで行きますが、ウィーンではこれが逆になる他、ゲートが一つ余計にあって、初めにボーディングパスを自動ゲートにかざさないと中へ入れない様になっています。

搭乗口の手前に手荷物検査がある点はシンガポールと似ていますが、初めの自動ゲートがある分、更に厳格ですね。

Jetラウンジはイミグレの前!

一般的に航空会社のラウンジ(上級会員やビジネス・ファーストクラスで利用できるラウンジ)は、出国審査や手荷物検査が全て終わった後の出発ゲート付近にある事が多いのですが、ウィーンのワンワールド指定ラウンジはちょっと事情が異なります。

jetラウンジ

ワンワールドのHPによると、ウィーンにおけるワンワールド指定のラウンジは2つ。この内、Jetラウンジの場所は“保安検査場の手前”となっていますね。

Jetラウンジの場所

実際に行ってみると、上記の通り最初の自動ゲートを通過した先にあるショッピングゾーンの中にありました。出国審査を通過する前にある点には要注意!私は以前それを知らずにイミグレを通過してしまって、ラウンジを利用出来なかった苦い経験があります。

AIRラウンジはイミグレの後、手荷物検査の前!

ワンワールド/Airラウンジ

そしてもう一つ、今回私はAIRラウンジの方を指定されましたが、こちらは“保安検査場通過後”となっています。でもこの表記がかなりややこしい…

と言うのも、ここで言う“保安検査場”とは恐らく出国審査の事を指すのだと思いますが、一般的に保安検査と言えば、金属探知機のある手荷物検査場を思い起こしますよね。

vienna-airport/出発ゲート

しかし、ウィーン国際空港で手荷物検査場を通過してしまうと、上記の通り搭乗口に入る事になってしまい、ここの隔離されたエリアに入ってしまいます。そうなると一環の終わり…、後には戻れず、ここで搭乗開始まで待たなくてはなりません。

AIRラウンジの場所

実際にAIRラウンジがあるのは、出国審査を通過した直後。出発ゲートの方へ続く通路へは行かずに、表示に従って少し歩くと、ラウンジ入口が見えてきます。

airlounge-wien/入口

かなり分り難い所にあるAIRラウンジの入口。出国審査を出てデートへ向かう間の導線から少し外れた所にある為、普通にしているとまず辿り着けないと思います。どうしても見つからない場合は、出国審査を出た辺りを念入りに探してみると良いでしょう。

ウィーンでラウンジ利用の際は要注意!

この様に、ウィーン国際空港では“ラウンジはゲートの手前にあるものだ”という固定観念を持ってボーっとしていると、取り返しのつかない事になり兼ねません。常に案内表示に注意して、ゲートを一つ一つ確認しながら進んで行く事が大切ですね。

次回、AIRラウンジの内部、およびビュッフェの食レポなどをお伝えします!→AIRラウンジ(ウィーン国際空港)のタイ風カレーが旨い!

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