ロシア横断/20日間の一人旅!シベリア鉄道とS7航空を使ったルートと費用を大公開!

チャイコフスキー国際コンクール(モスクワ&サンクトペテルブルク)鑑賞に先立って、一足先にロシアへと出発しました!せっかくロシアへ行くのだからモスクワだけじゃ勿体無い、という事で、今回は極東のウラジオストクから入ってシベリア鉄道で西へ向かうという、少し凝ったプランでモスクワを目指します!

今回はロシアへの個人旅行という事で、旅の手配も全て個人。その結果、ツアー等と比べてかなり予算を抑える事が出来ました!そんなロシア個人旅行の費用や行程について、今回はご紹介したいと思います。

※コロナ騒動発生以来、社会情勢の悪化によりロシアへの観光目的での渡航は大変難しくなっています。渡航の可否については、外務省HP等をよくご確認下さい。

ロシア旅行のルート

map

今回のロシア旅行ですが、ウラジオストクから入国し、シベリア鉄道でハバロフスク→イルクーツクと移動、その後は飛行機(S7航空)でサンクトペテルブルクまで飛び、最後にモスクワまで至るという行程。タイトルは“20日間”としていますが、実際には23日間の行程です。

本当はモスクワまでシベリア鉄道を乗り通すのがベストですが、流石に6泊も鉄道内に寝泊りするというのは辛いので、途中から飛行機ですっ飛ばします。

S7航空

飛行機は全てS7航空。JALと同じワンワールド加盟航空会社なので、JGCならばラウンジ利用や受託手荷物の許容量が緩和されるのが嬉しいところ!

“S7航空はLCCだ”なんて声も聞かれますが、ウラジオストクまで乗った限りでは、座席も普通だし機内食もドリンクも無料。普通のキャリア航空会社となんら変わらないサービスでした。

シベリア鉄道リュークス

シベリア鉄道は、ウラジオストク→ハバロフスク間の「オケアン号」や、サンクトペテルブルク⇔モスクワ間を走る「エクスプレス」等に乗車。今回はちょっと贅沢をして、バス・トイレ付きの最上級席「リュークス」を利用してみました!

座席やサービスなど、リュークスについては以下の記事で詳しくレポートしています。

オケアン号(Океан)と言えば、シベリア鉄道の中でも極東ロシアのウラジオストク~ハバロフスク間のみを走る短距離の区...
サンクトペテルブルクからモスクワまでは、ロシア鉄道の「Express」号に乗車!これは、同区間で有名な「Grand ...

ロシア旅行(23日間)の費用

今回の旅の費用は以下の通り。シベリア鉄道は特等(リュークス)および1等車利用、S7航空は全てエコノミー、ホテルは全て3~4つ星です。

  • ホテル(17泊)…180,000円
  • 飛行機(S7航空計3回)…71,000円
  • シベリア鉄道(計3回)…117,000円
  • コンサート(コンクール)チケット…10,000円
  • 現地滞在・諸経費など…170,000円
  • ロシア渡航ビザ取得費用…6,000円

合計554,000円

ちょっと贅沢をしたシベリア鉄道でやや経費が掛かったものの、S7航空は片道のフレキシブル運賃でも比較的安く手に入りますし、ホテルも諸外国と比べたら割安。20日間を超える旅行にしてはかなり安く抑えることが出来たと思います。

ウラジオストクのパン屋

また実際にロシアへ来て感じましたが、物価は思っていたよりも安く、例えばパンは街中の店で1つ50円以下で手に入りますし、レストランでの食事もランチならば1,000円以下、ディナーでガッツリ食べても3~4千円程度です。

それでも年々物価は上がっている様ですが、現在はロシア・ルーブルのレートが安いのも理由の一つなのかもしれません。

予約は全て個人で手配可能!

そんな割安なロシア旅行が実現したのも、個人手配ならでは!一見するとやや敷居の高いロシア旅行ですが、今回は飛行機や鉄道の予約からロシア入国ビザの取得に至るまで、全て個人で手配する事が出来ました!

シベリア鉄道を含むロシア旅行で20日間の自由な行程ともなれば、旅行代理店に依頼すると100万円を超える見積もりが出てくる事もある様ですが、個人手配ならばその心配は無し。

個人で行うロシアの観光ビザ取得方法については、こちらをご覧下さい→ロシア【観光ビザ】の取り方/個人旅行も可能!バウチャー取得~申請書類の書き方まで

ハバロフスク駅

と言う訳で、今回のロシア旅行の予算・行程についてお伝えしました!現在ハバロフスクまで来ていますが、また逐一レポートしていく予定です。

ロシア旅行に関する情報、各記事はこちらの特集ページをご覧下さい→【ロシア個人旅行】ビザの手配と街の歩き方!