ハバロフスクを離れて、現在私はシベリア鉄道の中に居ます。シベリア中部の街イルクーツクに向けて、丸2日半の列車旅!
今回は、シベリア鉄道の乗り心地や食事の内容など、車内からレポートしていきたいと思います。
ハバロフスク→イルクーツク007号
一重に“シベリア鉄道”と言っても色々ありますが、私が乗車しているのはウラジオストクからノヴォシビルスクまで運行されている007号。これは最も有名なロシア号(ウラジオストク~モスクワ)の区間運行版の列車で、車両はロシア号と同じです。
今回は1等車の1室(2名用)を一人で貸切るという贅沢な使い方をしていますが、列車は思っていたよりもかなり揺れるし、しかも異様に飛ばして遠心力ギリギリで曲がったりするので、乗り心地はかなり悪いです。寝台列車という事でもう少し配慮された車両かと思いきや、それこそ東海道線よりも揺れる感じ。
それでも車窓を眺めながらのんびりと過ごす時間は、贅沢そのもの!普段の観光だと、街のあっちへ行ったりこっちへ行ったりと色々忙しいですが、たまにはこういう旅も良いものですね。
食事は思っていたよりも期待はずれ…?
シベリア鉄道の食事ですが、1等車であっても基本的には何も提供されません。食事がしたい場合は食堂車へ行くか、或いは乗車前に買い込んだ食糧を食べる人も多い様で、私も缶詰などの食料を少し持ち込んでいます。
ただ、今回はチケット購入の際に食事をオプションで選ぶ事が出来たので、ディナーだけ予約しておきました。1食あたり750円程度で安いですし、どんな食事が出るのか興味もあります。
食事はレストランでするのかと思いきや、なんとルームサービス!但し、ラップがかかったままの料理がポンとテーブルに置かれるだけのそっけないサービスですし、味の程もイマイチ…。
オケアン号(ウラジオストク→ハバロフスク)で食べた朝食はもう少しレベルが高かったのですが、路線によっても異なる様です。
Wi-Fiは無し、スマホも圏外必至…?
尚、シベリア鉄道内のネット環境についてですが、残念ながらWi-fiは無し。その為、今回はウラジオストクの空港で購入したSimを使ってネットに接続していますが、それでもひとたび駅から離れるとたちまち圏外になってしまいます…。
まぁ人里離れたシベリアの大地を走る訳ですから、これは致し方ないですね。こういう時はネットから離れて、景色を見るなり本を読むなりするのが一番です!
と言う訳で、シベリア鉄道の車内からお伝えしました!この先も随時レポートを入れて行く予定です。
シベリア鉄道の予約・手配については、こちらの記事で詳しく解説しています→シベリア鉄道【個人手配】の手引き!チケット購入から車内設備まで
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