特等車(リュークス)のVIP対応と2段ベッドが快適!ロシア鉄道Express乗車記

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サンクトペテルブルク~モスクワで乗車したロシア鉄道Express号の乗車記、最後は最上級クラス「リュークス(Люкс)」の個室にあるベッドの仕様や寝心地、そして到着時の送迎サービスについてレポートしたいと思います!


特等車「リュークス」の2段ベッド

siberian-railway-express/リュークスの個室

今回私が乗車している特等車「リュークス」は、6.7㎡もの広々個室にバスルームまである特別な部屋ですが、定員は2名なのでベッドは2段ベッドタイプになっています。

siberian-railway-express/リュークスのソファー

siberian-railway-express/ベッドの準備/リュークス

ベッドの作り方はオケアン号と同じで、先ずテーブルをバスルーム側へ移動させた後、ロングソファーの背もたれを手前に引くと下段のベッドを引き出す事が出来ます。

1等車の様にソファーがベッドになるのではなく、新たなベッドが現れるというスペシャルな仕様!

siberian-railway-express/上段ベッドの収納

上段のベッドも同じ様に、手すり部分を掴んで手前に引き出します。女性でも引き出せるほど軽い仕様なので楽チン!

siberian-railway-express/ベッドのハシゴの収納場所

上段へ上る為の梯子は、クローゼットに入っています。

上段は70cm

siberian-railway-express/ベッドのハシゴ/リュークス

ハシゴをつけてみると、こんな感じ。上段は意外と高さがあって、五段梯子でも足が床に付きません。その為ハシゴの安定感が悪く、上り下りするのは結構怖かったです…。

siberian-railway-expressリュークスの2段ベッド

ただ、上段のベッドはとても頑丈でしっかり固定されているので、安心感があります。恐らく体格の良い大柄な西洋人が乗ってもビクともしないでしょう。

siberian-railway-express/リュークスの上段ベッド

上段のベッド幅は70cm。一般的な寝台列車の上級クラスのサイズだと思いますが、寝てみると意外に広く感じますし、クッション性もGood!ただし、手すりが殆ど無いので、寝相の悪い人は要注意です。

siberian-railway-express/リュークス/上段ベッドの小物入れ

尚、上段ベッドへ上がると、天井付近にある小物入れを使う事が出来ます。目覚ましのスマホを置いたりするのに重宝しそうです。

下段は110cm幅のセミダブル!

siberian-railway-express/リュークスのセミダブルベッド

一方、下段のベッドは110cm幅の広々セミダブルベッド!寝台列車でこれほど広いベッドがあるのは、他ではなかなか見ないですよね。

上段と同じく、予め寝具がセットされていて、黒いベルトで固定されています。

siberian-railway-express/リュークス/下段ベッドからの眺望

下段に寝そべってみましたが、上段との距離が十分にある為か圧迫感は全く感じません。ただし、上段から物を落とすと下段のベッドに直撃するので、落石注意です(笑)。

寝心地はGood!しかし…

siberian-railway-express/リュークスのベッドのシーツ

私は独り旅なので勿論下段のベッドを利用しましたが、マットレスの固さがちょうど良く、枕も柔らかいタイプなので寝心地はGood!掛け布団も007号の様な毛布入りの冬仕様ではなく、オールシーズン対応の薄手のものです。

siberian-railway-express/ソファーの肘掛/リュークス

下段はベッドの長さが175cmしか無いので、男の私が普通に寝転ぶと足を真っ直ぐ伸ばす事が出来ませんが、その場合は窓側にあるソファーの肘掛を外して、その部分に枕を持ってくる事で解決します。

これはオケアン号で学んだ事ですが、これでもオケアン号のベッド(170cm)よりは5cm長いので、まだマシです。

siberian-railway-express/リュークスの部屋の空調

そんな寝心地の良いベッドとは裏腹に、悩みの種なのが空調設備。最初の記事でもお伝えしましたが、就寝時になるとエアコンが集中制御によって消されてしまうので、夜中は暑くて寝苦しかったです…。

これはオケアン号の時もそうだったので、そういうルールなのか仕様なのか分かりませんが、これは是非改善してもらいたい所!

siberian-railway-express/車窓

また、モスクワまでは9時間しか無い為、夕食やシャワー等を堪能しているとあっという間に時間が過ぎて、あまり眠る暇がありませんでした…。睡眠を重視したい場合は、思い切って食事をパスするのも有効な策かもしれません。

到着後は無料タクシー送迎サービス!

siberian-railway-express/モスクワ駅

そうこうしている間に、モスクワ(レニングラード駅)へ到着!車内が快適だった為か、何だか長距離を移動して来たという感じがまるでありません。

siberian-railway-express/リュークスの送迎

siberian-railway-express/リュークスの送迎サービス

さて、リュークスの乗客はホテルまでの無料送迎サービスが利用出来ます。列車から降りるとすぐ目の前に自分のネーム入りのタブレットを持った担当者が居るので、その人に付いて行けばOK!

担当者は気の良さそうな男性で、途中からスーツケースも持ってくれるという親切さ!

siberian-railway-express/リュークスの送迎タクシー

そのまま駅前の駐車場に停められたタクシーまで移動し、ホテルまで直行!ホテルの場所は、事前に列車の中で車掌に伝えた情報が行き渡っているので、ここでの会話は不要です。

siberian-railway-express/送迎タクシー車内

料金交渉などの心配も無く、ドアtoドアでホテルまで行けるなんて夢の様!凄く親切にしてもらったので、降車時にチップを300RUBほど渡しておきました!

お得にVIPが味わえるExpress号のリュークス

と言う訳で、サンクトペテルブルクからモスクワまで利用したロシア鉄道Express号の特等車「リュークス」ですが、駅ラウンジの利用から独立型のバス・トイレのある広い個室、そして到着時のホテルへの送迎など、まさにVIPの名に相応しいとても快適な移動となりました!

siberian-railway-express/運賃

今回の運賃はおよそ22,000円程度なので、移動+宿泊費を考えるとコスパ的にも文句なし!5万円以上もするグランド・エクスプレスよりもずっとお得だと思います。機会のある方は是非!

今回乗車したExpress号の個室(リュークス)や食事についても合わせてご覧下さい。

ロシア鉄道(シベリア鉄道)の予約・手配については、こちらの記事で詳しく解説しています→シベリア鉄道【個人手配】の手引き!チケット購入から車内設備まで