ロシア観光ビザの取り方/個人旅行も可能!バウチャー取得~申請書類の書き方まで

Russian-VISA

ロシアを個人旅行で訪れる場合、避けて通れないのが観光ビザの取得。今回は、私が実践したロシアのツーリストビザの取得方法について、ご紹介したいと思います!

一般的にハードルが高いとされるロシアへの自由旅行ですが、ポイントを押さえてビザさえ手に入れてしまえば、意外と自由度の高い旅行が可能だという事が今回分かりました!多少の手間は掛かりますが、手順通りに実践していけば誰でも簡単に取得出来ます。

※尚、今回ご紹介する方法は、東京・名古屋・大阪・札幌にある在ロシア大使館または総領事館へ足を運べる方限定です。それ以外の地域にお住いの方は、ロシア観光ビザ取得代行業者へ依頼する事をおススメします。



「ツーリストビザ」と「電子ビザ」の違い

今回ご紹介するのは、ロシアを観光目的で訪れる為のツーリストビザで、30日以内の滞在に限り有効。手続きが完了すれば、パスポートにビザのステッカーが貼られ、これだけでロシアへの入国が可能になります。

ウラジオストク電子ビザ

尚、極東ロシア(ウラジオストク・ハバロフスク・サハリン・アムール・カムチャッカ)のみを旅行の場合、2017年に始まった電子ビザ(e-VISA)の利用も可能で、その場合はコチラのページから申請出来ます。

但し、8日以内の滞在かつ単一都市の訪問に限られる事など、色々と条件があるのも事実。私の様にウラジオストクからハバロフスクまで列車で移動する様な場合は、従来の観光ビザ(当記事でご紹介する方法)取得が必要となるので注意が必要です。

観光ビザ取得の流れと費用

ロシア観光ビザ取得までの流れは次の通り。私も初めての経験で多少戸惑いましたが、一つ一つ確実にこなして行けば大丈夫!

ホテル・飛行機(列車)を予約

バウチャーの取得

観光ビザの申請書類作成

在ロシア大使館・総領事館・ビザセンター等で手続き

費用に関してですが、バウチャーの取得で1,500円程度(後述)かかる他、ビザ申請における手数料が掛かりますが、申請場所や時期(旅行開始までの時期)によって0円~16,000円程度とかなり幅があります(申請方法や費用については後述)。

その他、申請書類に張りつける写真代(1,000円程度)や、大使館・総領事館までの交通費を加算すると、都内在住者であっても最低4,000円~5,000円前後は掛かる計算です。

ホテル・飛行機(列車)の予約

それでは、観光ビザ取得までの流れを順に見て行きましょう!

ロシア観光ビザを取得するにあたり、先ず最初に行うのはホテルや飛行機の予約。ビザを申請するにしても、先ずは旅行の行程が決まっていない事には手続きを進める事が出来ません。

ロシアと言えども何ら特別な事は無く、飛行機や列車は航空会社のHPから予約してEチケットを取得、ホテルはエクスペディア等の予約サイトを使って普通に予約します。

ホテルの宿泊費は事前に支払う必要は無く、全て現地払いにしてもOK!実際私も今回の旅行で5つのホテルに泊まりましたが、全て現地払いで予約し、宿泊費はホテルでチェックインの際にクレジットカードで支払いました。

“歩き方”ガイドブック等を読んでいると、バウチャー(後述)取得の都合で宿泊費の支払いは事前に完了していなければならない様な旨が記載されていますが、最近はある程度融通が利く様になっているみたいです。

バウチャーの取得

旅行の行程が決まったら、次に行うのがバウチャーの取得。バウチャーとは旅行確認書の事で、これが無いとビザの申請が出来ません。

本来は予約したホテルや航空会社へ個別に申請して取得する物の様ですが、Travelrussiaという旅行会社で申し込めば、一括申請してバウチャーを発行してくれます。手数料は、私が申請した時点で1,500円程度(年々値上がりしている様です)。

ロシアビザ取得バウチャー手配

Travelrussiaのトップページから入って、TOURIST INVITATION→ORDER AN INVITATIONとクリックすると申請画面が出てくるので、必要事項を英語で記入していきます。日本語には対応していませんが、Google翻訳を使うと判り易いです。

記入する上でのポイント

記入の手順としては、先ず最初に画面右上の“通貨”を選択します。これは申請手数料の支払い通貨で、米ドル・ユーロ・ロシアルーブルの3つの中から選択可能。その日のレートを調べて最もお得な通貨を選択すると良いでしょう。

料金は2種類あって、single entryは単一のロシア入国・出国で、通常はこちらを選択。double entryはロシアから第3国へ渡って再びロシアへ再入国する場合に選択します。

Cities to visitの欄は、予約したホテルの都市名とホテル名を一覧の中から選択していきます。予約したホテル名が一覧に無い場合は“Other”を選択し、下の欄にホテル名を記入すればOK。

受け取り方法(Invitation Delivery Method)は、バウチャーの受け取り方法。Eメールを選択すると、手続き完了後にバウチャーDL専用のURLがメールで送られてきます。

出国日は余裕を持った期日を指定

この中で特に気をつけておかなければならないのが、ロシアへの入国および出国日(Date of Arrival to / Exit from Russia)。入国日は予約したフライトの到着日で構いませんが、出国日に関しては実際に出国する予定日よりも2~3日遅めにしておく事を強くおススメします!

何故なら、万が一交通トラブル等が発生した場合、予約した帰国便のフライトに間に合わなくなって、申請した日に出国できなくなる恐れがあります。その場合、現地で行うビザ出国日の延長申請は困難を極めるという情報もあるので、そういう事態にならない様に余裕を持った期日を記載しておくべきです。

クレジットカードで決済

ロシアバウチャークレジットカード決済

後は画面表示に従って進み、手数料をクレジットカードで支払えば完了!支払いが完了次第、早ければ2時間程度でバウチャー発行のメールが届きます。

尚、使用のブラウザによっては決済がエラーになってしまう場合がある様で、その場合は違うブラウザで再度試してみると良いです。私の場合、Google Chromeだとエラーで決済出来ませんでしたが、Internet Explorerだと出来ました。

Russianバウチャー

発行されたバウチャーがコチラ。上が英語で下がロシア語、これを印刷してビザ申請書類(後述)と一緒に申請所へ持って行きます。

印刷はモノクロでOKですが、口コミによるとセブンイレブンのコピー機で出力するとキリル文字がきちんと印刷されない場合があるのだとか。その場合はローソン等で印刷すればOKとの事ですが、出力した書類はきちんと確認した方が良いでしょう。

観光ビザの申請

バウチャーを手に入れたら、次はビザの申請。ビザの申請には、先ず初めに「ロシア連邦外務省領事局のビザ申請専用サイト」から申請書類を作成し、それを大使館など所定の場所へ持って行って手続きを行う形になります。

ロシア連邦外務省

申請サイトは日本語対応で分かり易く、画面に従って必要事項を記入して行けばOK。パスワードを設定すると、記入した内容が30日間保存され、いつでも閲覧や追記が可能になります。

記入する上でのポイント

記入の上でのポイントとしては、まず、住所等を記入する所は全て英語で書く事。また、ロシアへの入国・出国日については、バウチャーと全く同じになる様に記入する必要があるという事。

Russian-VISA手続き

受け入れ先の組織を聞かれる画面では、先ほど申請したバウチャーの発行会社情報を入力します。私と同じTravelrussiaで申請した場合、記入するのは以下の通り。

  • Name→Palytra Travel Agency
  • Address→Ligovsky Pr.10 (office 2133), St. Petersburg, 191036, Russia
  • Reference number→バウチャーに記載のReference number
  • Confirmation number→バウチャーに記載のTOURIST VOUCHER No.

Russian-VISA/保険に関する

その他、保険に関する項目がありますが、申請時にまだ加入していない場合は“No”の選択で構わないと思います。私はクレジットカードに付帯の海外旅行保険のみで渡航しましたが、それについては特に申請しませんでした。

Russian-VISA/申請場所

最後に、申請書類の提出先(申請場所)を5つの中から指定します。東京の場合、港区にあるロシア大使館、若しくはロシアビザセンター、名古屋・大阪・札幌の場合は総領事館で手続きを行いますが、場所によって申請方法や手数料は様々。

私は東京のロシアビザセンターで手続きを行いましたが、数千円の手数料が掛かるものの順番待ちの必要も無く、スムーズに取得出来ました。これについては次回の記事でお伝えしたいと思います。→予約可能でおススメ!ロシアビザセンターの場所とビザ申請手続きの方法

印刷して出力、手数料は無し

Russian-VISA/申請書類印刷

書類の作成が完了したら、画面に従って申請書類を印刷。この時点では手数料は掛からないのでご安心を。

これで漸くロシア観光ビザ申請に必要な書類が揃いました!後は、この申請書類にバウチャー・パスポート・写真を添えて、指定した申請場所へ提出するのみ。それについては、次回詳しく解説したいと思います。→予約可能でおススメ!ロシアビザセンターの場所とビザ申請手続きの方法