バティック(Batik)というマレーシア地方の伝統衣装をご存知ですか?“ろうけつ染め”と呼ばれる技法で木綿の生地に描かれた柄模様が特徴で、男性用から女性用まで幅広いデザインの衣服が作られています。
バティックシャツの中には沖縄のかりゆしウェアの様なデザインの服もあって、街中で着れるオシャレな物も多数存在!
そこで今回はKL市内でバティックシャツのブランド店を幾つか巡り、KAPTEN BATIKという店でデザイン・価格共に大満足の1着をGetしました!その質感なども含めて詳しくレポートしたいと思います。
目次
伊勢丹にある「KAPTEN BATIK」
今回バティックシャツを購入したKAPTEN BATIK(キャプテン・バティック)というブランド店はマレーシア国内に幾つかチェーン展開していて、KL市内には現在5店舗、ペナン島やコタバルにも店があります。
私が訪れたのは、KLCC駅直結の伊勢丹の中にある店舗。駅から噴水広場のあるKLCC公園へ向かう通路(Suria KLCCのショッピング街)の途中に伊勢丹への入り口があるので、そこから入って中のエスカレーターでレベル3まで上がります。
メンズフロアにあるKAPTEN BATIK。このブランドは男性向けのシャツが主ですが、帽子やトートバッグ、また女性向けの服の取り扱いもあります。
“かりゆし系”の服が揃う店内、試着もOK!
店内は、色とりどりのバティックシャツがズラリ!それほど広い店内では無いですが品揃えはそこそこ豊富で、半袖だけでなく長袖のシャツも取り揃え。
マレーシアのバティックシャツは、ハワイのアロハシャツほど派手ではなく、若干スモークがかった色合いのものが多い印象。その点で言えば沖縄のかりゆしウェアにも通じる所がありますね。
価格は1着概ねRM149~RM269、日本円で4,500円~7,100円程度。質感も良いですし、なかなかお買い得ではないかと思います。
もちろん試着もOK!店員も親切丁寧で、サイズの違いなど色々と相談に乗ってくれます。簡単な英語で話してくれるので助かった…!
外のレジで会計、トートバッグに入れてもらえる
商品が決まったら、店員から伝票を受け取って店舗の外にあるレジのカウンターへ行って清算。その後、清算済みの伝票を店員に渡し商品と引き換えして完了!
商品はこの様なトートバッグに入れて渡して貰えます!シンプルなデザインで縫い目もしっかりしているので、買い物をする際のエコバッグとして重宝しそうです。
4,800円でGetしたお洒落なバティックシャツ!
今回私が購入したバティックシャツがコチラ!涼しげな水色のカラーで、ボタンダウンの襟とラウンドテイルの裾、私お気に入りの条件にピッタリな1着をGetする事が出来ました!
価格はRM159。しっかりした生地で縫い目も凄く綺麗ですし、これが4,800円で買えるなら文句なし!かりゆしウェアのMajunなら1万円はしそうな質感です。
脇の部分にはマレーシアの国旗も(笑)。こんなの、日本じゃ誰も持っていないですからね、人に自慢できそうです!
団体客向け?「Jadi Batek」
尚、今回は折角なのでKAPTEN BATIK以外にもバティックシャツのブランドを幾つか当たってみました!
先ずこちらは、ブキビンタンから少し東へ行った所にある「Jadi Batek」というブランド店。
工場の様な装いの店舗ですが、中は綺麗な内装になっていて、服以外にも伝統技法で染められた様々な小物や織物を販売。KAPTEN BATIKと違って男性に特化したブランドでは無く、女性向けの衣服も多数取り揃えている模様。
店内はとても広く品揃えも豊富ですが、団体客が大型バスで乗りつける様な”土産物店”感があるのも事実。値段も少々お高めです。
ここでも親切な店員が付いて色々と勧めてくれましたが、ここのはデザインがちょっとイマイチ…。と言うのも、色合いに光沢感や透明感が一切無く、いかにも“東南アジア”と言った感じで、見た目年齢が10歳くらい老けてしまいそう。
これを着て日本の街を歩くのはちょっと厳しいかな…。
リゾート感を抑えた「Batik Boutique」
次に、モノレールの駅からすぐの所にある「Batik Boutique」は、コットン100%の生地で作られたモダンなデザインが特徴のブランドで、リゾートっぽくない落ち着いたカラーや柄も多く取り揃え。
ただ、この店舗はあまりにも狭くてラインナップもごく僅かしか無かった為、試着もせずに退出してしまいました。少し郊外になりますが、日本人街として知られるモントキアラ等にも店舗があるので、物色するならそちらへ行った方が良いかもしれません。
ユニクロでも売っている
その他、KL市内に幾つかある日本の衣料チェーン「ユニクロ」でもバティックシャツが手に入るとの口コミがあったので、KLCCのユニクロへ行ってみました!
メンズウェアのコーナーへ行ってみると、確かにそれらしき服を発見。“Open Collar Shirt”という名前で販売されていて、価格はRM129.9。
質感、価格的には問題無さそうですが、柄や色のラインナップが余りにも貧弱ですし、柄もプリントしただけのいかにも大量生産といった感じがして、旅の記念に買う程には及ばないかなと…。
バティックシャツは「Kapten Batik」がおススメ!
と言う訳で、マレーシアKLで巡ったバティックシャツの店、私的にはKAPTEN BATIKがNo.1です!沖縄のかりゆしウェアブランド「Majun」にも精通するオシャレなデザインと良質な質感で、価格も超お手頃!
機会のある方は是非チェックしてみて下さい!
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