マレーシアKLの新名所?サロマリンクブリッジのライトアップを見に行く

2020年の2月にオープンしたというマレーシア・クアラルンプールの「サロマリンクブリッジ」。斬新なデザインとカラフルなライトアップが話題の橋ですが、新名所という事でオープン当初は連日人で溢れ返っていたそうな。

どの様な所なのか、ライトアップされる夕暮れ時を待って実際に行ってみる事にしました!

ライトアップされた歩道橋

マレーシアKLに新しく出来たという「サロマリンクブリッジ」。場所はKLCCエリアの北西側、クラン川という小さな運河に掛かる歩道橋です。

今回は橋の対岸にあるLRTクラナジャヤ線のカンポン・バル駅方面から向かましたが、ツインタワーを背後に何やら七色に光る得体の知れない建造物を発見…!

これがそのサロマリンクブリッジ。ライトアップされて綺麗!…と言いたい所ですが、それよりも周囲の景観との違和感の方が圧倒的に際立っていて、何だか異様な雰囲気…。

ライトアップには様々なカラーがあって、暫く眺めていると、赤、黄色、緑、青、紫など一定時間ごとに変化、また時折、赤青黄の3色が混じったマレーシアの国旗色になる事もあります。

橋へ上ってみた!

折角なので、このサロマリンクブリッジを通ってKLCC方面へ歩いて行ってみたいと思います!

ブリッジはビルの3~4階の高さにあって、階段またはエレベーターで橋の袂へ行く事が出来ます。

橋の袂からの眺めは、まぁまずまずと言ったところ。高層ビル群に向かって延びる一本道の上にライトアップされた卵型の建造物が覆い被さるという、ある意味エキゾチックな光景です!

橋の長さは69mあるそうですが、覆われているのは中央部のみ。外から見ると短い距離ですが、中へ入ってみると対岸まで意外と距離がある様に感じてしまいます。

ライトアップされた外壁を近くで見てみると、ひし形をした細かいセル状に分かれている事が分かります。所々虫食い状態になっているかと思いきや、よく見ると鉄板が無い所はガラスに覆われていました。

ミノムシの様な…、はたまた大口を開けた巨大な魚に食われてしまいそうな…。そう考えると、外壁は完全に魚のウロコですね(笑)。

KLCC方面へ

サロマリンクブリッジはこれで終わりですが、歩道橋はまだ先まで続いています。KLCC側はエレベーターではなくスロープで地上まで繋がっているので便利です。

歩道橋の終点にはスタイリッシュなデザインの車止め、また地面には橋の起点からの距離を示すプレートが埋め込まれています。

ここまで来れば、KLCCまであと少し!100mほど先にある交差点を渡れば、ペトロナスツインタワーの足元へ辿り着きます。

そして、カンポンバル駅の出口を出てからおよそ15分、ツインタワー前の交差点に到着!

写真を撮ったりしなければ10分かからずに着いたと思いますが、橋が開業する前は30分を要したとの事なので、時短効果としては抜群でしょう!

観光スポットとしてはイマイチ…

と言う訳で、2020年に開業したサロマリンクブリッジを渡ってみましたが、利便性の向上という点では文句なし!しかし観光スポットという点ではイマイチ…というのが正直な感想です。

ライトアップされた斬新なデザインの橋は確かに一見の価値はあると思いますが、あまりに規模が小さい為、一目見たら即終了!現に、2020年にオープンした直後は連日人で溢れ返っていたそうですが、既に3年が経った今や閑古鳥…。

まぁ日本では先ず見られない斬新なデザインの橋なので、一度は訪れてみるのも良いかもしれません。涼しい夜風に吹かれて散歩がてらに、あまり大きな期待はしない様に…。

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