今回は、マレーシア経済発展の象徴ともいえる「ペトロナス・ツインタワー」への展望レポート!おおよそ“ヤングコーン”の様な形をしたこのツインタワーには、2つのタワーを結ぶ回廊およびタワー最上階に、それぞれ展望室が設置されており、観光で登る事が出来ます。
その眺望について、日本一高い建造物でもある東京スカイツリーと見比べてみたいと思います。
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ペトロナスツインタワーの高さは452m。展望台は、2つのタワーを結ぶ中央通路「スカイブリッジ」と、タワー上階にある展望室の2つあります。
展望室の高さは東京スカイツリーの「天望回廊」よりも若干低いくらいになりますが、それでも400m超えの眺望が楽しめるのが魅力!私はスカイツリーにも開業直後に訪れた事があり、今回はその展望を比べてみたいと思います。
展望台へのエントランスは地下にあり
タワーへは、混雑の少ない朝一で向かいました。展望室へ登る為の受付の場所が分からず警備員に尋ねたところ、受付は地下にあって、タワー正面エントランスから入って左手のエスカレーターを降りた所にありました。
展望室への入場は15分単位の時間指定となっており、それぞれグループでの団体行動となります。私がチケット購入の列に並んだのは午前9時前、それから15分ほどで購入する事が出来、10時からのグループとなりました。
朝一だった為か、比較的スムーズにチケットを購入出来ましたが、HPから事前に購入も出来るそうですので、繁忙期の観光には事前購入が良いと思います。
中央回廊「スカイブリッジ」
それでは指定の時刻になりましたので入場します。私の時間帯では30名ほどのグループでした。
先ずは、ツインタワーの中央回廊「スカイブリッジ」に案内されます。はじめに係員の説明を受けた後に鑑賞タイムとなり、15分ほどの時間が宛がわれました。
タワーは88階建てで、ここはそのおよそ半分の41階という事ですから、それ程の高さではありませんね。
高層ビルが林立しています。新興国マレーシアのインフレ率を見ると、ここ数年2~3%で推移していますから、今後も経済発展と共に高層ビルも益々増えていく事でしょうね。物販の値上がりも著しく、今では日本と同じか物によっては高く、ユニクロの1000円シャツが1500円~2000円くらいで売られていました。
“ヤングコーン”の表面は、近くで見ると「配管」の様なパイプに似たデザインのものが張り巡らされていますね。話によると、海風からの振動を抑える為の構造なんだとか。
最上階からの展望
それでは続いて、最上階からの眺め、ご覧下さい。
遠くの山々が臨めます。新興住宅が多いのか、色や形が整った綺麗な建物が多く、スッキリした印象です。
ビル群の見え方を先ほどのスカイブリッジと比べると、最上階の高さが伺えます。200m近い高層ビルも、ここでは遥かに眼下です。
ちなみに上記2枚の写真は「東京スカイツリー」の天望回廊(450m)から撮影したものですが、比べてみて如何でしょうか?ペトロナスとの差は50mほどありますから、やはりスカイツリーの方に軍配が上がります。特にこの写真は霞がかっている分、ものすごく高い印象を持ちますね。
如何でしたでしょうか?“眺め”という点では大都市「東京」の摩天楼をが臨めるスカイツリーに適いませんが、電波等ではない「高層ビル」として、世界第2位を誇るペトロナス・ツインタワーへ登る価値は、有るのではないかと思います。次回は、タワーのお膝元にある憩いの場と、夜のペトロナス・ツインタワーの様子についてお伝えします→クアラルンプールの納涼憩いの場と魅惑の噴水ショー
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