JALを使ってシンガポール・チャンギ空港のT1へ到着後、制限エリアから出たすぐの所に両替所およびATMコーナーがありますが、私はここでクレジットカードを使ってATMでシンガポールドルをキャッシング。日本の空港で両替するよりも遙かにお得なレートで現金をGetする事ができました。
最近は世界各国でクレジットカードの通用度も上がってきているので、現金への両替は小額に留めるケースも多いかと思いますが、そんな小額のシンガポールドル現金を手に入れるにはどの方法が一番オトクになるのか、検証してみたいと思います。
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シンガポール観光でのクレカ通用度
ところで海外旅行へ行くにあたり、最近はどの国へ行ってもクレジットカードの通用度が高いので、殆ど現金を用意する必要がなくなりましたね。パリ等の大都市は勿論の事、マレーシアKLやベトナム・ホーチミン等の新興都市でもかなり使える様になっていました。今や、これほど現金主義な国は日本くらいかも?
クレカの通用度が高いのはシンガポールも同じ。実際に滞在してみると、チケット売り場やレストランなどの観光地ではまず問題なく使えましたし、一見使えなさそうに見えるホーカーズでも多くの所で対応していました。MRTの券売機でも使えますし、よほど高級なホテルに宿泊しない限りチップも不要かと思いますが、一部ローカルなホーカーズ等では断られる事もあって、実際に今回の滞在では1日の観光で10~30ドルくらい現金が必要な場面がありました。そんな場面で困らない為にも、現金は一応用意しておいた方が無難かと思います。
チャンギ空港ATMコーナーの場所
さて、シンガポールドルへの両替方法は幾つかありますが、私が利用したのはATMでのキャッシング。JALでチャンギ空港のターミナル1に着いて飛行機を降りてから、手荷物受取所を出てすぐの所にあります。
税関を通って制限エリアを抜ける2つの出口の中央に位置し、隣にはファーストフード店があります。3つ並んでいるマシンの内「DBS」と書かれた赤い機械を使いますが、このATMはシンガポール市内にも多数存在するので、ここでは小額の両替に留めておいても大丈夫かと思います。
右側の緑の部分にクレジットカードを入れて、次の順で画面を操作します。
- Enter PIN(暗証番号入力)
- Cash Withdrawal
- With Receipt
- Credit
50ドル以上を指定すると高額紙幣である50ドル札が出てきてしまう恐れがあったので、初め45ドルを指定したのですがエラーになって両替出来ませんでした。次に20ドルを指定したら無事に両替出来たので、どうやら5ドル紙幣には対応していない模様。今回は2回に分けて、計60ドルを両替しました。
両替レートは幾らか?
今回、両替に利用したのはハピタスのポイント狙いで手に入れた楽天カード。60ドルの両替で4,880円でした。これにリボ払いの年利を入れると5,000円ジャストです。この日の公示レートは$1≠¥80.9。これを単純計算すると4,854円となるので、年利を除くと殆ど手数料なしで両替出来た事になります。ちなみに、この日JALカードで決済した案件を見ると$1=¥82.8となっていましたので、仮にこのレートで60ドル両替すると4,968円。両者の差はおよそ1%です。
尚、ATMの近くにある両替所のレートを見てみると、100円が1.21ドル($1=¥82.64)…あれっ、結構安い!因みにこの日の日本国内におけるトラベレックスのレートは$1=¥87でしたので、60ドル両替すると5,220円かかる計算になります。羽田空港での両替も同じ様なものでしょうから、いかに日本の銀行や空港がボッタクリなのか分かりますね。
それにしてもチャンギ空港の両替所がこんなにも安いなんて…。小額の両替ならばATMでキャッシングするよりもお得になったかもしれません。
今回このATMで両替した60ドルに加え、日本から持参した30ドルの合計90ドルが3日半の滞在で殆どきれいに無くなったので、やはり現金はある程度必要だという事を改めて実感しました。とは言え、空港の制限エリアを出たすぐの所にこれだけお得に両替できる方法がある訳ですから、日本の空港で事前に準備する必要は一切無いという事も、頭に入れておくべきですね。
チャンギ空港では、市内のMRTやバスの利用に便利なez-linkカードも手に入れておく事をおススメします。詳しくは「ez-linkカード購入はチャンギ空港MRT窓口で!」の記事をご覧下さい。
次回はチャンギ空港にある安くて美味いホーカーズをご紹介します。→安くて美味い!チャンギ空港の地下にある従業員食堂へ!
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