日本人旅行者の中でも人気の高いシンガポールのナイトサファリ。園内は徒歩で周るコースの他、トラムに乗ってゾウなどを観賞するコースもありますが、今回はそのトラムのお得な乗り方について、混雑する時間帯や動物の見え方などについて見ていきたいと思います。
尚、ナイトサファリへのアクセス方法等については、昨日の記事をご覧下さい→「ナイトサファリ」アクセスの別ルート927番バスを利用してみた!
♪こちらも合わせてどうぞ→「シンガポール」記事一覧と旅行ガイド
目次
エントランス前のファイヤーショー
私がナイトサファリへ到着したのは19時頃。流石に日は沈んだ後ですが、空はまだ明るい状態でした。
ナイトサファリは文字通り夜の動物テーマパークなのですが、明るい時間帯に入ると動物が見えやすくて良い、という口コミ情報を得ていました。入場開始時刻は19:15ですから、開園と同時に入るのが理想ですね。
エントランスには既に入場待ちの行列!その横では、なにやらパフォーマンスが行われています。
パンフレットによると、これは「トゥンブアカ・トライバルダンス」というもので、炎を使ったアクロバティックなパフォーマンスが見られる無料のショー。雨天以外毎日19時から1時間ごとに行われているそうですが、暗くなったらちょっと見え難いかもしれませんね。食事をしながら観賞すれば、楽しめるかもしれません。「7:15入場」は大混雑!
カウンターでチケットを購入します。ナイトサファリのチケットはHPで購入すると若干割り引きになりますが、入場日時を予め指定しないといけないので、天候や予定変更を考えるとちょっとリスキー。
この様にナイトサファリの入場チケットには4つの時刻があって、指定された時刻を過ぎないと入場出来ない様になっています。当然ながら一番人気は7:15で、繁忙期には早々に売り切れ必至です。
しかしこの日は19時の段階で7:15のチケットを買う事が出来ました。HPを見ると、どうやら7:15指定の事前販売は300枚限定ですが、それを超えたとしても当日枠が別途確保されている様です。ですので、万が一HPで7:15が完売していたとしても、当日早めに来れば7:15入場券が買える可能性があるという事でしょう。
確かに、この混雑振りを見ると、とても300人どころじゃないですよね。諦めて事前に8:15以降のチケットを買ってしまわない方が良いと思います。
写真を強制的に撮られる
入場ゲートを通過するとトラムの乗り場があります。トラムに乗らずに徒歩のコースへ行く場合は、この横を通過して「ワラビー・トレール」や「フィッシングキャット・トレール」の方へ進んで行きます。
トラムは、自動音声による解説を聞きながら動物を見て周るというもの。徒歩では立ち入れないエリアを通り、特にゾウなどの大型動物はトラムに乗らないと見られないので、訪れる人は先ず最初にトラムに乗るという人が多い様です。
解説は英語ですが、日本語のトラムもあります。しかし運行本数が限られている他、別途予約が必要になるので面倒…。今回は一般的な英語のトラムに乗車する事にしました。
トラムの乗車待ちの列に並んでいる途中、写真撮影をしている所がありました。どうやら並んでいる人間を一グループごとに撮影し、後で販売するというものの様です。一人旅でこういうのはちょっと気が重いですが、偶然私の前に並んでいた人(恐らく一人旅)が撮影に応じていたので、私もしぶしぶ写る事にしました…。
撮影後は、この様な整理券が貰えます。これを後ほどトラムを降りた所にあるカウンターに持って行き、当該の写真を購入します。もちろん私は購入しませんでしたが、こういう手法はどこかの某夢の国でも行われていた様な…。
トラムは車椅子にも対応
さて、行列は進み、およそ15分程でトラムへ乗車と相成りました。トラムは3両編成くらいで、各車両とも4人がけのロングシートが4列。この時はおよそ3分おきに出発していました。
私が案内されたのは、なんと偶然にも一番先頭の席!これはなかなか狙っても座れる所じゃないですよ。しかも通路側なので、視界は最高でした。
一番前はこの様に車椅子スペースになっています。この時は車椅子の利用者がいなかったので、足元も広くて快適!乗車時間はおよそ40分にもなるので、これはありがたいです。
写真撮影は暗くてムリ!
ところで、トラムからゾウやキリンなど大型動物を色々と撮影しようと思っていたのですが、これがなかなか難しい…。ただでさえ薄暗い中、トラムに乗って動きながらの撮影ではシャッタースピードが稼げず、ブレブレになってしまいます。
また、フラッシュ撮影が厳禁なのは言うまでもありませんが、カメラやスマホの液晶画面も薄暗い車内では凄く明るくて、周りの人の迷惑になり兼ねません。スマホのバックライトを最小にして撮影に臨んでいる人もいましたが、やはりブレブレの写真に苦労していましたので、トラムでの写真撮影は諦めた方が良さそうです(動画にするというのも手?)。21時には既にガラガラ
トラムの1週はおよそ40分。乗り場とは別の所で降ろされるので、連続して乗る事は出来ません。この時“EXIT”と書かれた出口へ進むとナイトサファリから退園してしまうので、徒歩のコースへ進む場合は再びトラム乗車駅の方へ向かいます。
トラムを降りた所には人だかり…、そうこれが先ほど撮影された写真の販売所です。
係りの人がタッチパネルを使って念入りに写真を選んでいますね。写真が幾らかちょっと確認出来なかったのですが、恐らく一枚¥1,000くらいするのでは?
尚、この後徒歩のコースを散策後、21時頃にトラムの乗り場へ戻ってきましたが、乗客は殆ど誰もおらずにガラガラ…、開店休業状態です。この時間に来れば、全く待たずに乗れるばかりか、ほとんど貸切状態でしょうね。
まとめ:お得なトラムの乗り方
今回、私は19時にナイトサファリに到着して、そのまますぐにトラムへ乗車しましたが、結局トラムに乗れたのは19:50頃。既に辺りはほぼ真っ暗で、動物たちの姿は“それなり”に見える程度でした。動物がよく見える“まだ明るい時間帯”にトラムに乗る為には、19:15開園待ちの行列の先頭に並んで、トラムの一番列車に乗る必要があるのかもしれませんね。
遅くとも開園の一時間前…、もしそれが無理なら、混雑する19時頃の時間帯を避けてもう少しゆっくり訪れるのもアリかなと思いました。21時頃にもなると、徒歩のコースでも人がまばらでしたので(時期にもよりますが)、その方がノビノビと観賞できるかと思います。
次回は、ナイトサファリにあるレストランで食レポをします→ナイトサファリのレストランBONGO BURGERSで食レポ!
「シンガポール」記事一覧と旅行ガイドはこちら↓