シンガポールに「マカンストラ・グラットンズ・ベイ」という屋外のフードコートがあります。ここはシンガポールのグルメ本で選ばれた店の味を夜景を見ながら楽しめる所なのですが、ここで夕食を取ろうと訪れた所、見事なまでに満員御礼!
席が空かずにここで食べる事は叶いませんでしたが、良い感じの雰囲気は堪能する事が出来たので、その屋台街の様子をご紹介したいと思います。
♪こちらも合わせてどうぞ→「シンガポール」記事一覧と旅行ガイド
目次
マリーナ湾の夜景を歩いて行く
シンガポール・シンフォニーの公演が終わったのは22時頃。ちょっと遅めの夕食を取ろうと、近くにあるフードコート「マカンストラ・グラットンズ・ベイ」を目指します。
コンサートのあったエスプラネードも、夜になるとライトアップされます。トゲトゲ帽子をかぶった惑星の様な外観はなかなか斬新ですよね。エスプラネードは楕円形をしているので、角度によって見え方は異なります。
そしてRaffels Place方面の夜景がコチラ。マーライオンパークへ繋がるJubilee Bridgeも橋脚からライトアップされて、すごく明るいです!
夜景の楽しみ方としては、ここからブリッジを歩いてマーライオンパークを目指すと、背景の高層ビル群も見えて最高だと思います人も多いですが、道幅があるので意外とゆっくり歩けそう?
また、湾沿いのプロムナードでゆっくり寛ぐのも良いですね。マリーナ・ベイサンズのライトアップに加え、海を行く船も見られます。尚、マリーナ・ベイ・サンズから見える夜景については マリーナベイサンズからの夜景が最も美しい時間帯は?シンガポールのサンズ・スカイパークへ! の記事をご覧下さい。シンガポールのグルメ本“makansutra”
さて、これから向かう「マカンストラ・グラットンズ・ベイ」ですが、これは「makansutra(マカンストラ)」というシンガポールのグルメ本から選ばれた店が集うフードコートです。
makansutraはミシュラン等とは違って、B級グルメを主に紹介している冊子なのだそう。見たところ、毎年ではなく隔年?で出版されている様です。Amazonに出ているか見たところ、この時は2013年版が中古で出ているのみでした…。
しかしmakansutraはWebサイトもあって、ここでも店の紹介などが閲覧できます。シンガポールでは、チャイナタウンの屋台料理「香港油鶏飯・面」がミシュランで星を獲得した事もありますし、こういうグルメ本がシンガポールの食の底上げに一役買っているのでしょうね。(参考記事:シンガポールで意外と待たずに食べられるミシュラングルメ!)
Makansutra Gluttons Bayの場所
「マカンストラ・グラットンズ・ベイ Makansutra Gluttons Bay」があるのはココ。マリーナ湾を臨む抜群のロケーションですが、岸から少し距離があるので海が臨める席は限られそうです。
エスプラネードから続くこの辺りのエリアは、この他にも沢山の飲食店があって賑わっていました。この日は土曜日とあって、どの店も見るからに満席です。
歩いて行くと、一際明るいテントが見えてきました。どうやらここがマカンストラのフードコートな模様。
超満員の屋台街
入ってみると、縦長に設置されたテントの下にテーブル席、その対面に屋台が並んでいる構造です。街中の屋台街と比べると、照明が沢山あってすごく明るいです。それにしても、すっごい人の数~
座れる席を探したのですが当然見つからず。稀に空席らしき所を見つけるのですが、決まって食べかけの食器があって使用中…。これは諦めるしかありません。
皆が食べているものを見ると、大皿の料理が多い様ですね。個人で食べるよりは大人数でワイワイやるのに向いている所なのかもしれません。
各店舗のメニューと価格帯を見る
ここで食べる事は諦めましたが、どんな料理が食べられるのか、ちょっと各店舗のメニューなどを覗いてみましょう。このマカンストラにある店舗(ストール)は全部で12と、数としてはちょっと少なめ。
料理のラインナップとしては、「サテー」や「ミーゴレン」、「チキンライス」などこの地方の定番料理が主。その他ドリンクの店とスイーツの店が1つずつありました。
中にはセットメニューをコースとして出している店もあります。こちらの北京ダックの店では$42と$48の二種類。
一品料理の価格帯は、どの店もワンプレート$15~$20くらいが相場。かなり豪快な盛り付けをしている店もあって、どの店もワンプレートの量が多い印象です。やはりここでの一人飯はちょっと辛いかもしれませんね。
大人数での食事に最適なフードコート
「マカンストラ・グラットンズ・ベイ」をぶらっと見て回りましたが、照明が明るくて雰囲気も良く、夕方から夜遅くまでやっているので、観光がてら気軽に立ち寄るには最適だと思いました。しかし今回の様に土曜の夜に訪れると全く座れないなんて事にもなるので、日柄によっては早めに(出来れば日が暮れる前に)訪れるのがベターだと思います。また屋台料理としてはかなり高めの価格ですが、複数人でシェアすれば問題なく、量も多めなので最適でしょう。逆に少人数で訪れるにはちょっと向いていないのかなと思いました。尚、飲食物の外部からの持ち込みは禁止されているそうなので、その点は注意が必要です。
ともあれ、雰囲気の良い屋台街を歩くだけでも来てみる価値はあるかと思います。次回は、このマリーナ湾に架かる美しい光の橋を渡ります→Helix Bridgeのライトアップが美しい!マリーナ湾の夜景スポットと可笑しな動物たち。
「シンガポール」記事一覧と旅行ガイドはこちら↓