ウィーン国立オペラ座と同じ建物の中には「OPER」というカフェがあります。毎日23時まで営業しているので、オペラ座でのコンサートの帰り等にとても便利!
充実したドリンクメニューに加え、食事も出来るのでディナーでの利用も可能ですし、価格も意外とリーズナブル!なかなか使い勝手の良いカフェです。
※残念ながらこちらのカフェは既に閉店しています。
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国立オペラ座併設のカフェ
今回は、ディナーで訪れたCafé Oper。場所は言わずもがな、ウィーン国立オペラ座と同じ建物の中にありますが、入口は外。Opernbrunnenの像が立っている広場の角に入口があります。
今回は楽友協会でのコンサートの後に訪れましたが、毎日23時まで営業しているので、余裕で間に合いました!オペラ座でソワレを鑑賞した後等に便利です。
店内は、やや格式高い印象はあるものの、ウィーンの中では標準的。オペラ座と同じ建物にあるからと言ってドレスコードがある訳でもなく、普通にカジュアルで全然構いません。
後から気づいたのですが、このカフェの中にはモニターがあって、オペラ座の公演がライブ中継されている様です。食事をしながらオペラのライブが観られるというのは凄いところ!恐らく前回の記事でお伝えしたパブリックビューイングと同じ映像が観られるのだと思いますが、口コミによるとモニターがきちんと見える席は人気ですぐに埋まってしまうとの事なので、お目当ての場合は予約を入れた方が良いでしょう。
食事もできるメニュー
メニューを見てみると、食べ物はスープ、スナック、サラダ、それにホットミールにスイーツもあって、一応普通に食事ができるラインナップが揃っています(英語メニューあり)。
オペラ座併設という事でさぞ高級かと思いきや、価格は意外とリーズナブル!
ドリンクも充実していて、多種多様なソフトドリンクの他アルコールも色々と揃っています。豊富なワインリストなど、詳細は店舗HPへ。
グラスビールは、オーストリアで定番のZipfer Pils。0.2ℓ、0.3ℓ、0.5ℓと3つの容量から選べます。あまり冷えていませんが、ウィーンで飲むビールはこのくらい冷えていない場合が多いです。
ホップのアロマは控えめ、後味スッキリなビールですが、逆に言うとちょっと物足りなさを感じる味わい。
ウィーン料理「グラーシュ」の味は?
メイン料理として選べるメニューは6種類。その中で、今回はウィーン料理の定番「Beef Goulash」をチョイス!
食べてみると、ほど良い甘みの中に若干トマトの風味。肉はまぁまぁ柔らかく、しっかりした歯応えもありながら、嫌な繊維質は無し。ウィーンで食べるグラーシュの中では、なかなか美味しい方だと思います。
付け合わせはBread Dumplingという小麦粉を練って茹でたもの。これ自体に味は無いので、グラーシュのスープをつけて食べます。この地方特有のねっとりした食感なので、これは好みが分かれるかもしれません。
もう一品、デザートに注文した「Sweet Cheese Strudel」。味は卵風味がしっかりしたチーズケーキといった感じ。上の砂糖がかかった所はなかなか美味しいですが、このサイズながらかなりズッシリ重くて、半分も食べればお腹いっぱい!
意外とリーズナブル
今回のお会計は€22.5。食べた量もそれほど多くないですが、ディナーにしてはリーズナブル!本格的なレストランと比べると食事のメニューは限られていますが、一応前菜からデザートまで3コース揃っていますし、今回の様にディナーで利用するのも十分アリです。
店内の雰囲気も悪くないですし、用途によってはなかなか利用価値は高いカフェだと思います。オペラやバレエ観賞の後等に、是非立ち寄ってみては如何でしょうか?
Café Oper Wien
- 住所:Opernring 2, 1010 Wien(国立オペラ座併設)
- 営業時間:8:30~23:00(日曜祝日は9:30~)
- ホームページはコチラ
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