ウィーン国立オペラ座「ライブ中継」無料で観られるパブリックビューイング

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世界に名を轟かせるオペラ劇場「ウィーン国立歌劇場」。チケット代が高い事でも有名ですが、夏になるとオペラ座の外に巨大なモニターが設置されて、公演のリアルタイム映像が無料で観られるのをご存知ですか?

今から10年程前に始まったというこのライブ中継、どの様なものかレポートしたいと思います。


オペラ座に設置された巨大モニター

ウィーン国立オペラ座のモニター

ウィーン国立オペラ座のライブ中継が行われている場所は、同オペラ座のケルントナー通り側にある広場。今回は夜の8時頃に訪れましたが、凄い人だかりが出来ています。

ウィーン国立オペラ座のライブ映像

オペラ座の壁際に設置されたこの巨大なモニター。大きさは50㎡あるそうで、インチに直すとおよそ440インチという事になりますね。この時は、ウェーバーの「魔弾の射手」がライブ中継されていました。

wiener-staatsoper-live/観衆

モニターの前には椅子が設置されていて、誰でも自由に座る事が可能。しかし座りきれない人も多く、立見や地べたに座っている人も多数いて、中には寝そべって観ているオジサンの姿も!

本格的なカメラアングルの映像

ウィーンオペラ座パブリックビューイング

私もここで暫く鑑賞してみましたが、映像はとても鮮明ですし、カメラアングルも頻繁に切り替わって、なかなか本格的です!話によると、このライブ中継は計5台ものカメラで多彩なアングルから撮影されているのだそう。

ソロの時には歌い手にズームアップされる等、常に理想的なアングルから観られるので、これなら中に入って下手に安い席で観るより良いかもしれません。

ウィーンオペラ座/パブリックビューイングの座席

尚、ここに用意されているのは計180席。見た感じ、シートピッチの狭いプラスチックのベンチですが、座るにはなかなか競合が激しそう…。

安いチケットで入るのとどちらがお得?

ちなみに、ウィーン国立オペラ座で行われる公演チケットですが、この日行われていた「魔弾の射手」はオペラの初日公演だったので、一番安いチケットでも€49!

最上階かつ最後列のステージが殆ど見えない様な席でも6,000円以上するので、それならこの無料の席で映像を観ていた方がお得かもしれません(一番高い席は€273もします!)

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それでも、美しいホワイエなどオペラ座の雰囲気を楽しみたいという場合は、オペラではなくバレエならチケット代が割安なのでおススメ!2018年度の場合、一番安いものだと一桁€から入れる公演もあります。

運用は夏季のみ

そんな国立オペラ座のライブ中継ですが、一年中行われている訳ではなく、4月~9月(オフシーズンの7月・8月を除く)および年末年始の「こうもり」公演時のみ。冬季は開催されていないので、注意が必要です。

wiener-staatsoper-live/時期

180席なんてすぐ埋まってしまいますから、このパブリックビューイングで観たい場合は早めに(出来れば1時間以上前から)来て席を確保する事をおススメします!

それにしてもこのモニター、やはりオペラ座の様な歴史的建造物にはちょっと違和感がありますよね…。せめてケルントナー通り側に設置する事はできないものか…?

ウィーン国立オペラ座については「世界のオペラ座・コンサートホール」のまとめ記事も併せてご覧下さい。