やって参りましたザルツブルク!数年振りとあって懐かしさもありますが、夏の訪問はこれが初!
今回は、夏ならではのザルツブルクの街歩きをテーマに、気候やビュースポット等について、ざっとご紹介していきたいと思います。
夏の旧市街は大賑わい!
オーストリア中部の都市ザルツブルク。ザルツァハ川に沿って古くから栄える城下町は、ザ・サウンド・オブ・ミュージックでもお馴染みですよね。ユネスコの世界文化遺産にも登録されている街です。
今回は夏という事で、気温は最高が25度くらいで過ごし易く、また朝晩も16~7度と寒暖差が少なく、まさに観光のベストシーズン!その分、夏は雨の日が若干増える傾向にある様ですが、滞在中は晴天続きで助かった!
旧市街を歩いてみましたが、観光シーズンという事もあって大賑わい!ハルシュタットと同様、中国語を話す人を多く見かけますが、割合的には殆どが西洋人ばかり。名だたる観光地ですから、ヨーロッパ中から人が集まって来るんですね。
旧市街を歩いていて面白かったのが、パフォーマーの姿。なんと空中浮遊!仕掛けはなんとなく想像つきますが、路上パフォーマーも遂にここまで来たのかと、このクオリティには脱帽です!
今やヨーロッパのどの国へ行っても、工夫をこらしたパフォーマンスでゼニを集めようと頑張っている姿が見られますが、ここザルツブルクは特にレベルが高い様に感じます。モーツァルト効果もあってか、こういう部分でも芸術の町なんですね。
マカルト橋は南京錠がギッシリ!
続いてやって来たのは、マカルト橋。ザルツァハ川に架かる幾つかある橋の一つで、ここは歩行者専用になっています。
ここはザルツブルクきってのビュースポットのひとつ。川を挟んで新旧2つの市街と遠くに映える山並みが重なって美しい景観ですが、川の水の濁りが気になりますね…。
実はこれでもマシな方で、私が数年前に訪れた時はこの川から悪臭が発生していて、遠く離れた中央駅にもこのニオイが届いたくらいです。
景色よりも凄いのが、フェンスに付けられたこの南京錠の数!この橋は、いわゆる“愛の南京錠”の聖地とされているらしく、名前の書かれた南京錠がギッシリ!
名前をチラッと見てみると、殆どがアルファベットで書かれていますが、意外と多く見られるのはハングル文字。中にはかなりサビついた物もあって、そうとう長い間放置されているんでしょうね。テーマとしてはロマンチックですが、他国では南京錠の重みでフェンスが崩壊する事故も発生している様で、その度に行政が撤去作業に乗り出すも、すぐこの様に満杯になってしまうらしい。
街の景観を損ねるという理由もある様ですが、このくらい程々についている分には問題ないと思うのですけどね。でもこの南京錠は、ザルツブルク市内のお土産屋でも見かけたので、もし撤去するならそういう所から排してしていかないと意味無いと思うのですが…。
川沿いの道、雰囲気の良いカフェ
そんな賑わいのザルツブルクですが、繁華街から少し離れると静かな所も多いです。ザルツァハ川に沿って北上すると、川沿いに雰囲気の良い散歩道が続いていました!
オーストリアらしい長閑な景色も楽しめます。後はこの川の色が水色だったら完璧なんですけどね…。
川沿いの道は繁華街の方にもあって、ここにはサイクリングロードもあります。間違って自転車道を歩くと思いっきりベルを鳴らされるので要注意(地元の人はなにげに気性が荒い?)
そんな川沿いに、雰囲気の良いテラス席のカフェを発見!ここでランチを頂いてみましたが、なかなか美味しいメニューでGood!その食レポは次回へ。→ザルツブルク《Café BAZAR》美味しいランチをテラス席で!
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