シンガポールで、動物たちの夜の生態系が見られる事で人気のナイトサファリ。今回はこのナイトサファリへのアクセス方法についてスポットを当てたいと思います。
一番ポピュラーなアクセス方法として知られている路線バスですが、ナイトサファリへ行く路線バスは2系統あって、今回はその内の王道でない方のルートを使ってみました。あまりポピュラーではないとは言え、場所によっては便利な場合もある今回のルート。その所要時間などを詳しく見ていきたいと思います。
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ナイトサファリへ行くバスは2系統
ナイトサファリがあるのは、シンガポール島の北部。他にも「シンガポール動物園」や「リバーサファリ」と計3つのテーマパークが集うエリアですが、鉄道が通っていないエリアの為、タクシー又はバスでのアクセスが基本となります。
ナイトサファリへ行くバスは主に2系統あって、一つはMRTのNorth South線Ang Mo Kio（アン･モ･キオ）駅から出ている138番のバス。Ang Mo KioへはCity Hallから直通で20分少々で行く事が出来るので利便性も良く、バスアクセスの王道となっています。
それでもCity Hallからだと、正味1時間強はかかってしまいますが、MRTとバス合わせても3ドル程で行けてしまうのが何よりの利点。バスは始発から終点まで乗れば良いので分かり易いですし、のんびりと向かうにはおススメです。
Choa Chu Kang駅から927番バス
しかし、Ang Mo Kio駅はCity Hall方面からだと行き易いですが、今回私が泊まったホテルのあるQueenstownは都心部の西側にある為、ちょっと行き難い所にあって距離的にも遠い…。
そこで今回は、もう一つのバス路線である927番のバスを利用してナイトサファリへ向かう事にします。927番はMRTのChoa Chu Kang（チョア･チュー･カン）駅から出ているので、先ずはそこへ向かう事に。
都心部からだと、East West線のJurong East駅でNorth South線に乗り換えて3駅。駅数は少ないですが、特にこの区間のMRTはやたらとゆっくり走るので、距離の割りに時間がかかります。
Choa Chu Kang駅へ到着したのは、Queenstown駅からおよそ30分後。City Hallからだと45分はかかると思います。
バスターミナルでは当該のレーンに並ぶ
バスターミナルは、駅の出口を出た目の前。複数の路線が乗り入れている比較的大きなターミナルですが、乗り場に大きく路線番号が書かれているので分かり易いです。
ナイトサファリへ向かうのは927番。当該のレーンに並んで、バスが来たら乗り込み、終点で下車します。この時夕方の18時頃でしたが、観光客も地元の人も少なく、バスはガラガラ。やはりこの路線を使ってナイトサファリへ向かうのは、王道では無い様です。
シャトルバスも有り
尚、ナイトサファリへのアクセスは、上記2つの路線バス以外にも存在します。一つはSingapore Attractions Expressというシャトルバス。ナイトサファリのバスターミナルにも専用のカウンターがあります。
これだとMRTのKhatib駅まで15分で結ぶので、Ang Mo Kio駅から138番のバスに乗るよりも早いかもしれません。料金は＄2.5と路線バスに比べると少し割高ですが、利用価値はあると思います。但し、バスの本数が少ないので、タイミングが合えばという事になりますね。
他にもSafari Gateというシャトルバスがあって、こちらはマリーナベイサンズなどからナイトサファリへダイレクトに行けるというもの。価格は＄7と更に割高にはなりますが、何より楽で良いかもしれません。しかしながら、こちらは更に便数が少ないので、事前の下調べが必須でしょう（HPはこちら）。
尚、タクシーだと市内中心部から概ね30～40ドル程度ですが、帰りにナイトサファリから乗る場合はチケット制になる様で、価格はかなり高額な＄50～！グループで訪れる際にも、行きはタクシー、帰りはバスという選択が一番の様な気がします。
所要時間に大差は無い
という訳で、ナイトサファリ（および動物園、リバーサファリ）へのアクセス方法を幾つか見てきましたが、結局はどの方法で行っても1時間前後はかかってしまうのが現状でしょう。それならば、安くて便数の多いMRT＋路線バスが一番ストレスフリーですし、個人旅行であれば尚更これが一番無難だと思います。
王道の138番バスルートの他、今回ご紹介した927番バスルートも併せて活用してみて頂ければと思います。ナイトサファリについては、下記の記事も併せてご覧下さい。
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