シンガポールにやって来ました!コロナ後初の海外旅行という事で、どうなる事やらと到着するまで戦々恐々としていましたが、実際に着いてみたら拍子抜け…、2019年以前と殆ど変わらない日常が戻っていました!
しかし物価の値上がりも顕著で、あらゆる物が高くて泣きそう…。今回はそんなコロナ後のシンガポールから現地レポートしたいと思います。
コロナ規制撤廃、マスクは2割
今年の2月13日からコロナに関する全ての規制が撤廃され、すっかり日常が戻ったシンガポール。
観光スポットやレストランなど、MRT(地下鉄)を使って色々と巡ってみましたが、Covid-19に関する規制や制限はもちろん、それを匂わせるアナウンス等も一切無く、2019年以前の世界に戻っています。
一部の店舗では、ソーシャルディスタンスの表示やアルコール消毒のスプレーが置かれたままになっている所もありましたが、誰一人として気に留める者はおらず。
何ゆえ、まだ正常化から2ヶ月も経っていない為、こういった残骸の撤去もまばならないのかもしれません。
道行く人のマスク着用率は、ざっと見で1割、地下鉄(MRT)の車内で2割。通勤ラッシュアワーは少し高い傾向にあり、また屋内にあるショップ店員の多くは着用していますが、全体的に見てマスク民は完全に少数派です。
義務化すらされていないのに、99.99%の人が真夏の炎天下でもマスクを肌身放さない東アジアのどこかの国民とは大違い(笑)。
観光客は少なめ、地元民は多い
日常が戻りつつあるシンガポールですが、ピーク時と比べると観光客の数はまだまだ限定的。あの人でごった返していたマーライオンパークも、2019年当時と比べるとかなり空いていました!
多くのショップが軒を連ねるアラブストリートやチャイナタウン、飲食店の多いクラークキーも閑散。クラークキーは現在一部エリアで工事が行われている為、それも一つの原因なのかもしれません。
ただ、フードセンターなど普段から庶民が集まる様な所は例外なく人が多く、マリーナベイサンズ地下にあるRasapura Mastersは平日の午後5時半の時点でこの賑わい!
シティホール駅近くのオフィス街にある飲食店街も、昼時になるとランチを求めるサラリーマンでごった返していました。
日本と同様、シンガポールもここ数年は物価の高騰が激しい様で、こういった手軽にメシが食える所は特に貴重な存在なんだと思います。
物価は1.5倍!円安とのダブルパンチ!
その「物価」ですが、2019年以前と比べてあらゆる物が値上がりしています!
例えば庶民的なホーカーでは、1品$3~$4だったものが$4~$5に値上がりし、カジュアルレストランではランチで一品料理にドリンクとデザートを加えるだけで$30を軽く超える程に。
MRTの運賃も値上がりし、例えばCity Hall→Harbour Front間の運賃は、$1.07だったものが$1.29に。およそ1.2倍の値上がりです。
これが$1=¥80ならまだしも、今は史上空前の円安で1SGDは脅威の100円!物価が2割り増しで為替が2割5分増し、2×2.5で合わせて5割増し。そう、つまり2019年以前と比べて1.5倍の物価という訳です。
ちょっとレストランで食事するだけで3000~4000円…、もはや欧米並みの出費は避けられそうに無いです…。
“日常”が味わえるシンガポール
と言う訳で、コロナ騒動を経て4年ぶりに訪れたシンガポール。物価の高騰はあるものの、忘れかけていた“日常”がここにはあって、毎日快適に過ごせています!
日本で長い間、マスク教のキチガイ共から好奇の目で見られてきただけに、こんな何のストレスも無く道を歩いたり電車に乗ったり出来るというのは本当に久しぶり!本来これが当たり前なんですけどね。
次は、マレーシアのクアラルンプールからレポートする予定です。