レイルジェットRJ乗車記!ウィーン~ザルツブルグ(1等車)

レイルジェットRJ乗車記!ウィーン~ザルツブルグ(1等車)

今回は、オーストリア旅行で乗車したウィーン~ザルツブルグの特急列車「レイルジェット」の乗車記をお伝えします。何年か前の記録になりますが、この当時に乗った車両は現在でもバリバリ現役で走っているものなので、旅行を検討されている方への参考になるかと思います。

以前は「西駅」、現在は「中央駅」

ウィーンには元々「Wien Mitte」「Wien Westbahnhof」「Wien FranzJosefsBahnhof」など幾つもターミナル駅があって、各方面へ向かう列車はそれぞれ当該の駅からの発着となっていました。しかし2015年12月、これらのターミナル機能が一つに集約されて「ウィーン中央駅Wien Hauptbahnhof」が誕生、現在では主な長距離列車はすべてこの中央駅の発着となっています。

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当時、ザルツブルグを経由してドイツのミュンヘンへ向かう列車は「西駅」発着でした。西駅も中央駅も旧市街のあるリンクからの距離は殆ど変わりませんが、新しくできた中央駅の方がオペラ座のあるKarlsplatz駅から地下鉄で2駅と近いので、多少便利になったのかもしれません。

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ウィーン~ザルツブルグはレイルジェット(RJ)の他にもインターシティ(IC)が走っていて、RJよりも所要時間が増えるものの割安です。今回は8:14発のRJ262 に乗車します。

wien-salzburg

乗車券は事前にÖBB(オーストリア国鉄)のHPから購入すればかなり安く手に入ります。現在の時刻で当時に近い列車は€29、上級サービスのあるクラス(ビジネスクラス)へのアップグレードをしても+€15で済みます。

しかし当時私は、ザルツブルグへの日帰り旅行の日程が事前に定まっていなかった為、当日の朝に西駅でノーマルチケットを購入したところ、なんと往復で€174もしてしまいました!やはり切符は事前購入、またはユーレイルパスの利用に限りますね。

1等車の車内とシート

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赤と黒のコントラストが特徴的なÖBBの車両。ちょっと古い感じも否めませんが、現在でもバリバリ現役で走っています。

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車内はとてもキレイです。ちょっと未来的な感じもあって雰囲気はGood!トイレは両サイドに計2箇所ついています。

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1等車は1+2の3列シート。配列は欧州でよく見られる“集団お見合い式”です。シートデザインはおよそ以前の成田エクスプレスに似ている様な気がします。

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一人旅なのでもちろん1人席をGet!しかし残念な事に進行方向は後ろ向きでした…。希望の席が残っていない事も、当日購入のデメリットですね。

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2人がけシートの方も、各々の座席の間にかなり余裕あります。東海道新幹線のG車にもこれくらいの余裕が欲しいものです。

軽食は有料

ロンドン~パリのユーロスター等では、1等車の乗客に軽食のサービスがありましたが、RJの1等車では軽食の無料サービスはありませんでした。

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スープやサラダはおよそ€5、メイン料理は€7~€10、デザートは€6といった感じの価格設定です。ビールやワインも€3~と比較的割安な設定で良いのですが、私が帰りの列車でサラダやタイ風カレー等を注文しようとした所、全てSold Outと言われてしまいました…。時間帯によっては提供できない場合もある様なので注意が必要です。

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尚、軽食やドリンクサービスは無いものの、1等車ではキットカットが配られました。座席のテーブルは、しっかりとした造りで安定感があります。

最高時速200km

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この列車はドイツのミュンヘン行き。途中ザンクト・ペルテン→リンツ→ザルツブルグに停車してミュンヘンを目指します。

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この日ウィーンとザルツブルグは快晴でしたが、途中の区間はどんよりとした曇天であいにくの天気…、しかし車窓には美しい景色が広がっていました。

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レイルジェットは高速列車なので、一応飛ばします。当時は最高時速200kmでウィーン~ザルツブルグ間は2:45ほどかかっていましたが、その後ダイヤ改正ごとに所要時間が短縮され、現在では2:20ほどで結んでいます。最高時速も現在は230kmとの事ですから、新幹線に迫るほどですね。

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“プラハ~ウィーン”の列車チケット購入は、チェコ国鉄HPがおススメ!】の記事でもお伝えしましたが、近年のヨーロッパでは長距離列車の高速化が著しいです。日本は「鉄道技術は世界一」とか言って胡坐をかいていますが、政治的な理由で整備新幹線の最高時速が260kmに押さえられるなど、世界へ向けた恥さらしが続いていますよね。

頭の悪い支配層たちの揉め事によって世界に誇れるものも誇れなくなるのは、本当に残念な事です。

近代的な造りのザルツブルグ中央駅

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この日のRJは5分遅れくらいでザルツブルグに到着。終着駅ではないので、降りる準備は早めに始めたほうが無難です。

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プラットホームは天窓の明るい近代的な造り。ザルツブルグと言えば「The Sound of Music」でお馴染みの田舎町を予想していたので、ちょっとビックリです!

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次回の記事では、紅葉の美しいザルツブルグの街を散策します。

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