今回は、ミュンヘン中央駅で利用したDBラウンジのレポート!このラウンジは、DB(ドイツ鉄道)の1等車チケットで利用する事が可能ですが、DBではないÖBB(オーストリア連邦鉄道)のチケットでも入室する事が出来るのか?その点も含めてお伝えします。
ミュンヘン中央駅
ミュンヘン中央駅はドイツ・バイエルン州の中心を担うターミナル駅。今回はこの駅前にホテルを取っていたので、アクセスは楽チン!
駅は頭端式で、ホームは20番線以上もある大きな駅です。天窓を備えた一続きの屋根で、開放感がありますね。
メインコンコースは自由通路にもなっているので、昼夜問わず人通りが凄い!ここには多くのショップや飲食店が軒を連ねています。
DBラウンジの場所と入室基準は?
DBラウンジの場所ですが、メインコンコースから“DB Lounge”の表示に従って一つ上の階へと進んで行きます。
ラウンジの営業時間は6:30~21:00(土日は8:00~20:00)、利用基準についてはDBのHPに記載がありますが、1stクラス利用者および特定の会員カード保持者とだけあって、ÖBBの利用については記載がありません。
今回はÖBBレイルジェットの中でも最上級の席「ビジネスクラス」への乗車なので、オーストリア国内の主要駅ならば問題なくラウンジが利用出来ますが、ドイツ国内におけるラウンジの利用についてはÖBBのHPにおいても明記が無く、私の持つチケットで果たして入室できるのか、ちょっと心配…。
しかし、レセプションにEチケットを提示したら、バーコードのスキャンも無くあっさりOK!とても対応の良い受付の担当者で、これだけ見ても好感が持てます。
広いラウンジに独立シート
ラウンジ内は、ストライプの床に真っ赤なシートと黒いテーブル、所々に観葉植物が配置されたデザイン。レセプションを中心に大きく分けて2つのエリアがあって、結構広々としています。
座席数はそれほど多く無いですが、椅子が全て独立型シートなので、他人と相席になるリスクが少ないのが良いですね。
トイレ(男性)は、大小共に一機ずつのみ。ですが、清掃の行き届いた綺麗なトイレです。
ドリンクのコーナーを見てみると、6種類のジュースサーバーとコーヒーマシンのみ。残念ながら、アルコールや軽食は用意されていない様子…。夜になればビールくらいは置かれるのかもしれません。
個別のオーダーサービスがある!
ただ、ビックリしたのが個別のオーダーサービス!席に着いて暫くするとホール担当の人がやってきて、何かオーダーは無いかと尋ねて来ました。朝早くだったので私は何も注文しませんでしたが、周りの人を見るとパンとコーヒーが運ばれて来るのを目撃。
パンはクロワッサンと他にも種類がある様で、またコーヒーやソフトドリンクも自分でサーバーから注ぐのとは違うグラスで提供されていました。お金を支払っている様子も無く、恐らく無料のサービスなのではないかと思います。これは朝だけのサービスなのかどうかは不明ですが、こんな個別のオーダーサービスがあるなんて凄い!
レベルの高い鉄道ラウンジ
たかが鉄道会社のラウンジだと思って侮っていましたが、広いラウンジエリアに個別のオーダーサービス、またホール担当やレセプションの対応も丁寧ですし、とても好感の持てるラウンジでした!
オーストリア国内のÖBBラウンジと比べても、質・サービス共に遥かに上!無愛想な対応ばかりのÖBBラウンジも、少しは見習ってもらいたいですね。ÖBBのラウンジについては、以下の記事をご覧下さい。
次回は、レイルジェットのビジネスクラス乗車記をお伝えします→まるで個室!レイルジェットRJビジネスクラスのシートが快適!
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