前回に引き続き、ザルツブルク~ミュンヘンで利用したユーロシティ(EC)の乗車記から、今回はビュッフェ車を中心にレポートしたいと思います!
簡素な設備のビュッフェ車も多い中、DBのユーロシティはカフェの様なテーブル席もあって本格的!また意外と豊富なメニューもあって、ここで食べたドイツ料理が美味!とても充実した時間を過ごす事ができました!
1stクラス車両にあるビュッフェ
今回利用したユーロシティですが、ビュッフェがあるのは11号車にある1stクラスの中。車両の途中にガラス扉があって、ここから先がビュッフェエリアになっています。
ビュッフェの中は、4人掛けのテーブル席が5つ。奥に注文のカウンターがあります。車両の一部を区切っただけのビュッフェですが、なかなか立派な仕様ですよね。
メニュー表は各テーブルに置いてあります。注文はカウンターで行いますが、食べ終わった食器はテーブルに置いておいて構いません。
なかなか豊富な食事メニュー
メニューを見てみると、サンドイッチ等の軽食だけかと思いきや、サラダからスープ、デザートに至るまで一通り揃っていて、なかなかの品揃え!価格も1品€5前後でお手頃、€10を超えるメニューはありません。
ビールは330mlが€3.2~。各種コーヒーも同価格帯なので、街中で飲むより安いかも?コーヒーはS・M・Lの3つのサイズから選べるのが嬉しいところ。※価格は為替レート等により常に変化します。
今回は、コチラのメニューをチョイス!せかっくのドイツ鉄道という事で、ソーセージ料理を頂いてみたいと思います。
カウンターで注文し、その場で決済。クレジットカードも対応していますが、VISA、Master、Amexのみとなります。
ドイツのソーセージが美味しい!
席で待つ事5分、注文した料理が運ばれてきました!「Rostbratwürstchen」というこちらのメニュー、“ザワークラウト”と呼ばれるキャベツの煮物とパンが付いて、お値段€8.3。
このソーセージ、ややピリ辛ですが、コクがあってとても美味しい!手の混んだ感じは全然しませんが、素材が良いのかとても上質なソーセージ、流石はドイツですね!
尚、付け合わせのパンは、ドイツ特有の雑穀パン。水分を多く含んでいるのかしっとりしています。穀物がギュっと凝縮されていて、薄いのに重たく、冷たいパン。私は嫌いではないですが、日本人好みの味じゃないです。
Develeyの美味しいマスタードとケチャップ
ところで、ソーセージに付いてきたマスタードとケチャップ、これがまた美味!”Develey”というドイツのメーカーの商品なのですが、ケチャップはトマトの深い甘みを感じ、マスタードは辛さ控えめでソーセージの味が凄く引き立ちます。
あまりにも美味しかったので、この後ミュンヘンのスーパーでお土産に買ってしまいました!ミュンヘン市内のレストランでも、このメーカーのケチャップやマスタードがテーブルに置かれている事も多かったです。
Amazon等でも探しましたが見つからず、日本ではなかなか手に入らないかもしれません。
RJよりおススメ!ECの列車旅
と言う訳で、2回に渡ってお伝えしたユーロシティですが、十分な広さの1等車シートとビュッフェ車で食べる美味しいドイツ料理!とても満足のいく列車の旅でした!ザルツブルク~ミュンヘン間はレイルジェットも走っていますが、同じ運賃ならECの方がずっと良いです。機会のある方は、ぜひ乗車してみて頂ければと思います。
このユーロシティの列車チケット手配については、前回の記事をご覧下さい→ユーロシティEC乗車記!1等車シートとお得なチケット予約/ザルツブルク~ミュンヘン
♪こちらも合わせてどうぞ↓