新年あけましておめでとうございます!
今年は東京オリンピックイヤーとして巷では話題になっていますが、音楽業界ではそれよりも10月にポーランド・ワルシャワで開催される「ショパン国際ピアノコンクール2020」に注目が集まっていて、私も10月にはワルシャワへ渡航予定!
そこで今日は、ワルシャワでのコンクール鑑賞に向けて、鑑賞チケットの手配方法や現地ワルシャワでの観光など、前回2015年の渡航経験を含めてお伝えしたいと思います。
目次
鑑賞チケットは既に完売!当日券は…?
ショパン国際ピアノコンクール2020のチケットはコチラのサイトから購入可能。しかし昨年の10月1日、発売開始と同時にサーバーがパンク状態になって予選から決勝までほぼ即日完売!現在ではいずれのチケットも購入する事が出来ません…。
これからチケットを手に入れる方法としては、チケット手配業者への依頼がベスト!手数料が掛かりますが、日本の業者でも取り扱っている所はあります(詳しくは上記の記事へ)。
また予選(1次~3次)であれば、ほぼ間違いなく当日券が出ると思われるので、もしチケットを持たずに現地入りしても全く聴けないという事は無いと思います(前回見た限りではありますが…)。
ツアーは高い!ワルシャワ旅行は個人手配がおススメ!
ワルシャワへの旅行ですが、各旅行会社が主催するショパンコンクール鑑賞ツアーともなると、1週間の行程で40~50万円が相場。ちょっとなかなか手が出せる金額ではないですよね…。
そこで、おススメなのが個人手配。10月のヨーロッパは閑散期にあたる為、飛行機もホテルも個別に手配すれば安く手に入る場合が多いです。
特にポーランドは物価が安いので、ショパンコンクール期間中とは言えワルシャワ市内の4つ星ホテルなら1泊1万円以下の所も沢山ありますし、飛行機もLotポーランド航空の直行便ならエコノミークラスで往復11~12万円程度。
コンクールのチケットを含めても、ツアーの半額程度で旅行できてしまいます!
また、自由自在な行程が組めるのも自由旅行の利点!コンクール鑑賞だけでなく、観光都市クラクフやグダニスクなどポーランドを巡る旅行も良いですし、隣国ドイツのベルリンやオーストリアのウィーンへ足のを伸ばすのもGood!
私も今年の10月は1ヶ月ほど時間を取って、色々な都市を巡る予定です。
ワルシャワの街はこんな所
そんなショパン国際ピアノコンクールが開催されるワルシャワがどの様名な街なのか?前回2015年に訪れた時の印象を元に、幾つか特徴を挙げてみました。(コチラも併せてご覧下さい→ポーランド【ワルシャワ】はこんなところ!一人旅のまとめ)
近代的な街、観光スポットは少なめ
ワルシャワはポーランドの首都であって観光都市では無い為、主だった観光スポットと言えば旧市街にある王宮くらい。後は博物館が幾つかありますが、あまり面白いスポットは多くありません。私は前回(2015年)ワルシャワに1週間以上滞在しましたが、コンクール鑑賞以外の時間は殆どホテルの部屋でブログを書いて暇を潰していました(笑)。
街並みもあまりヨーロッパという感じは無く、特にコンクール会場となるワルシャワフィルハーモニーのある界隈は、超高層ビルが林立する再開発エリアなので、ヨーロッパらしい風情は皆無。
中心部を少し外れると、ロシアの少し寂れた田舎町の様な所もあって、あまり観光したいと思わせる様な街並みの所は少ないです。
唯一、旧市街だけはカラフルな建物が建ち並ぶポーランドらしい街並みが形成されていますが、これらの建物は全て第2次世界大戦後に復元されたものなので、パリの様な歴史の重みはあまり無く、また旧市街のエリア自体も小じんまりとしているので、見所も少なめ…。
勿論、ショパンにまつわるスポットは幾つもあって、F.ショパン博物館をはじめショパンの心臓が祀られている聖十字架教会、またクランシスキ宮殿やカジミエーシュ宮殿などかつてショパンが過ごした住居も幾つかあるので、それらを主たる観光に取り入れるのが良いかもしれません。
ポーランド料理は美味しくない…?
食事に関してもワルシャワはちょっと辛い所があって、カジュアルレストラン等で出てくる料理の質はあまり高くないというのが正直な感想。
駅のキオスクで買えるサンドイッチやスーパーの惣菜も不味いものばかりで、私はこれが原因で途中から体調を崩してしまいました…。
また、ポーランド料理として有名な「ピエロギ」や「ジュレック」なども色々と試してみましたが、いずれも味にパンチが無いと言うか何と言うか、特に美味しいというものでは無く…。
ポーランド名物のスイーツ「ポンチキ」も、ただの小麦粉の塊りというだけで、リピートしたいとは思いませんでした。
店によりけりな部分もあるとは思いますが、ワルシャワではあまり美食を求めない方が良いかもしれません(高級店はその限りでは無いかもしれないが…)。
と言う訳で、今年は何かと話題になりそうなショパン国際ピアノコンクール2020。10月渡航の際は、また現地からレポートしていきたいと思います。2015年のショパン国際ピアノコンクールの現地レポート記事一覧はコチラ→「ショパン国際ピアノコンクール」
それでは、今年もよろしくお願い致します!