今回は、羽田~那覇で利用したJALの国際線機材Sky-Suiteをレポートします!
現在JALではコロナ騒動の影響で国際線機材の一部が国内線で運用されているのですが、羽田⇔那覇に投入されているB777-200は、かつてシンガポール線等に投入されていたもの。
国内線仕様と比べて座席が広く、特にクラスJは個室仕様のビジネスクラスシートなのですが、非常に人気でチケットがなかなか取れません…。
目次
最安値でGetしたB777-200国際線機材の便
今回私が利用したのは、羽田13:45発の沖縄・那覇行き。羽田⇔那覇に投入されている国際線機材は1日2往復あって、どちらも同じB777-200となっています。
このB777-200という機材はかつてシンガポール線等に投入されていたもので、ビジネスとエコノミーの2クラス式。この他に、プレエコも含めた3クラス式の機材も存在しますが、残念ながら今の所その国内線運用は存在しない模様。
運賃は、6月に発売されていた期間限定の先得セールで14,610円。しかし今回は、緊急事態宣言の特例で最安値(8,410円)の便から無料で乗変する事が出来ました!
今の時期はこの様に緊急事態宣言やマンボーが延長される事を見越して、取り合えず安い運賃の便で予約しておくのもアリですね!
クラスJは争奪戦!キャンセル待ちは1人のみ…
この国際線機材ですが、一番の醍醐味はビジネスクラスシートにクラスJで乗れる事。普段から国際線に乗らない人にとっては又とないチャンスです!
特に羽田⇔那覇は2時間半も掛かる国内線最長クラスの長距離路線ですから、Get出来ればコスパは最高!
しかし考える事は皆一緒の様で、事前予約の安い運賃は発売と同時に完売!高い運賃でも早々に売り切れていた為、当日のキャンセル待ちを試みましたが、落ちてきたのは種別Sの最初の1人だけでGetならず…。
もしこのビジネスクラスシートを確実に狙うなら、多少運賃が高くても事前予約必至です。
クラスJシートはSky-Suite Ⅲ
クラスJで乗れるビジネスクラスシート、今回は乗れませんでしたが、折角なので搭乗時にちょっと覗いてみました!
B777-200のビジネスクラスは「Sky-Suite Ⅲ」というシートで、1-2-1配列のヘリンボーン式。ⅠⅡⅢと3つあるSky-Suiteの中で最も新しいタイプのシートです。
個室感の高いヘリンボーンシート。しかしエールフランスやカタール航空のシートと比べると1人当たりの占有面積が狭く、かなり窮屈に見えてしまいます…。
元々このⅢのシートは、最大面積を誇るⅠのシート配置を見直して座席数を増やす目的で造られた“詰め込み式”なので、多少の圧迫感は仕方ないのでしょう。
尚、このSky-Suite Ⅲのシートについては運用開始当時の2016年に試乗し、その時の記事で詳しくレポートしているので宜しければご覧下さい!
普通席はSky-Wider
クラスJは叶いませんでしたが、国際線機材は普通席(エコノミークラス)シートも国内線と比べて広いので快適です!
B777-200のエコノミークラスは真っ赤なシートカバーでお馴染み「Sky-wider」で、3-4-2の横9列配置。
シート幅は47cm。同じSky-Widerの中でもB787(48cm)に次いで広く、奴隷船の様な国内線仕様の43cm(横10列配置)と比べるとかなり余裕があります。
国内線機材もこのくらい余裕があれば良いですけどね~。
座席周りの設備としては、モニター周りにUSBコンセントと小物入れ、足元にはコンセントが付いていて、国内線で使う限りは十分過ぎる内容。しかし小物入れはスペースが小さく、スマホすら入らないというポンコツ仕様です…。
尚、今回のフライトはとても空いていた為、この様にエコノミーフラットにして寝ている人も居ました(笑)。圧迫感のあるビジネスクラスシートより、ある意味こっちの方が快適かもしれません。
元に戻ったドリンクサービス
ところで、JALのドリンクサービスはコロナ騒動の影響で一時期は紙パック式に代わっていたですが、最近では既に元のカップによるサービスに戻っています。
スカイタイムは「ももとぶどう」。甘さを押さえた葡萄ジュースといった感じの味ですが、変なしつこさも無くスッキリした飲み心地でまぁまぁイケます。
海外では既に国内線のドリンクサービスは終了している航空会社も多い中、こうやって無料ドリンク飲み放題を貫いている日本のJALやANAは、ある意味貴重な存在と言えますね。
と言う訳で、久々に乗ったSky-Widerの国際線シートのレポートでした!次回より、沖縄本島について色々とレポートをお伝えする予定です。