今回は、東京・羽田~大阪・伊丹で利用したJAL国内線について、JALの新型コロナ対策がどの様なものか体験してきたのでレポートしたいと思います!
世界中の航空会社で便数削減やサービス縮小が相次ぐ中、JALのラウンジや機内サービスはどの様に変わったのか?体験してみると、意外と快適な部分もありました。
意外と人の多い羽田空港、空弁は少なめ
新型コロナウィルスの影響で運休が相次ぐJALですが、国内線に限っては現在でも殆どの路線で運行が続けられています。一部で運休はあるものの、大阪や福岡等の主要路線ならばさほど気にならない程度。
今回私が羽田空港を訪れたのは、東京都で自粛制限が出された週末。空港はガラガラ…かと思いきや、国内線の第1ターミナルは意外と賑わっていて、普段の閑散期とさほど変わらない様子でした。
ターミナル内のショップも特にコロナを理由に閉まっている所は無いですし、レストランやカフェもしっかり営業。
ただ、空弁を買おうと制限エリア内のショップへ行ったら、お昼時にも関わらず種類はいつもの3分の1程度…。やはり利用者が少ない為か、入荷する弁当の種類も少なくなっている様です。ラウンジや機内での弁当を求めるなら、空港ではなく品川駅のエキナカ等で予め調達しておくのが良いかもしれません。
ラウンジの軽食、ビールは…?
新型コロナの影響で国際線のラウンジは相次いで閉鎖されている様ですが、JALの国内線ラウンジは通常通りの営業。羽田空港・国内線にある4つのJALラウンジも、問題なく営業しています。
※4月16日より北ウィングが閉鎖され、南ウィングのみの営業となっています。
但し、ダイヤモンド・プレミアラウンジの軽食サービスは一部でメニューが縮小されていて、南ウィングのラウンジへ行ってみると軽食はおにぎり2つのみ。メゾンカイザーのパンや味噌汁、スープの提供はありませんでした。
まぁDPラウンジのパンは元々あまり美味しくないので…(笑)、そこまで気になりませんが、今ここでランチをするならオカズの持参は必須!
一方、アルコールはウィスキーや焼酎などのハードリカーは無くなりましたが、ビールはしっかり残っています。“サーバーではなく缶ビールでの提供に変わっている”との噂もありましたが、この状況下の中でもきめ細かい泡のサーバービールが飲めるのは有り難い所!
後、変わった事と言えばビュッフェカウンターにアルコール消毒が置かれる様になった事。ビールを注ぐ際など、細かなアルコール消毒が求められている様です。
ラウンジ内に居る係員も、皆ゴム手袋をしての業務。なんかこれでグラスを渡されたりすると、汚い物に触れている様な気がして逆に気分を害してしまいそう…。
機内のドリンクは紙パック
その他、新型コロナの影響でサービスが大きく変わったのが、機内におけるドリンクサービス。カップでの提供が廃止され、紙パックによる「お~いお茶」1種類のみになっています。
コーヒーや紅茶、コンソメスープなど複数の種類から選ぶ事は出来ませんが、これはこれで普通に美味しいですし、カップと違ってこぼす心配も無し。また配膳も早いので、東京⇔大阪便など距離の短い路線ならかえってこの方が良いかもしれません。
サービス縮小も意外と快適なJAL国内線
と言う訳で、新型コロナ対応中のJAL国内線ですが、一部でサービスの縮小はあるものの、ラウンジのビール、軽食、機内のドリンク、いずれも継続されているのは嬉しい所!
コロナの影響で乗客も少なく、逆にいつもより快適なフライトだったかもしれません(笑)