JAL新型ビジネスクラス「Sky Suite Ⅲ」は、まさかのヘリボーン式!

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昨日、JALのプレスリリースより、国際線向けのB777-200型機に、新型のSky Suiteを導入する事が発表されました。

B777-200型機の改修については以前から発表されていましたが、驚くのはその中身!なんとビジネスクラスには新型のスカイスイート「Ⅲ」が登場し、しかもJALでは初となる「ヘリボーン」タイプの仕様となっていて、非常に興味深いです。

sky suite Ⅲ

同機材の改修には、現行のスカイスイート「Ⅰ」がそのまま搭載されるものと信じていたので、まさかのサプライズとなりました。その他にも、エコノミークラスに3-4-2というこれまで無かった配列を採用するなど、新しい要素が目白押しです。

FinnairのA350型機ビジネスクラスに似た仕様

新型ビジネスクラスシートのイメージ画像をプレスリリースで拝見したところ、FinnairのA350で採用されているビジネスクラスシートに似ている印象を持ちました。

Finnair-A350

このFinnairビジネスクラスは、同じヘリボーン式ですが、“背面通路型”の宿命として、足元がどうしても狭くなってしまうのが難点だと思います。JALの場合は、その点配慮されているのかが気になる所です。

足元の広さは767程度か?

一つ気になったのは、プレスリリースの本文に「一部の座席で足元を立体的に交差させる工夫を行う」との記載があった事。これが何を意味するのかちょと理解できなかったのですが、ひょっとすると中央の2席はベッドポジションにすると隣の人と足が干渉してしまう恐れがあるのかもしれませんね。だからこそ立体交差させて、その干渉を最小限に抑える造りになっているのかもしれません。

JAL SS8 ビジネスクラス

昨年、スカイスイートⅠに搭乗して感じましたが、やはり足元が広い事は寝返りを打つのに重要な要素で、“フルフラット”を謳っているシートならば大きなチェックポイントの一つです。そういう意味では、今回のスカイスイートⅢは、B767で採用されている「Ⅱ」と同様、中距離での運用を想定しているのかもしれませんね。

トイレの数にも変化が

今回の新仕様機材(SS2)は、投入先がシンガポールやバンコクなどの中距離路線となっていて、飛行時間は6時間程度でありながら、深夜便を伴う運行も多くある事から、やはりトイレの数は気になる所です。以前【JAL国際線787-8型機のトイレは少ない?深夜便への懸念】の記事で章題に挙げましたが、“朝の興行”を伴う深夜便において、トイレの数はその快適性を左右する重要な要素の一つと考えています。

JAL国際線トイレ対象人数(新)

私が独自にまとめた表を見ると、今回のSS2仕様は旧式(現行)の777-200に比べて、ビジネスクラスは改善しているものの、エコノミークラス(プレエコ含む)は一つのトイレに対する利用対象者が大幅に増えています。

やはり座席幅やシートピッチの増加に伴って、どうしてもサニタリースペースの縮小はある程度致し方ない事ですが、それでも旧式777-200のエコノミークラスがあまりにもトイレが多すぎたせいか、SS化後は標準レベルに落ち着いたという印象を持ちます。いずれにせよ、787-8(SS8)の僅少さに比べれば雲泥の差です。

サプライズとなったヘリボーン式のSky Suite Ⅲですが、初代SS7から大分月日が流れたせいか、真新しさが全く無い事が少々残念に思います。この先、JALは2019年にA350の導入を決めていますから、その頃には次なる新仕様としてファーストクラス辺りが一新されるのでは、と期待しています。

※六本木ヒルズでSky Suite Ⅲを体験した模様はコチラをご覧下さい!

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