羽田空港国際線ターミナルの出発ロビーにある「江戸小路」は、江戸の町を模した空間に様々な観光客向けのショップが建ち並ぶエリアですが、今回はその中にあるレストラン「和豚かつ仙」での食レポです。
大阪伊丹から最終便で羽田空港へ到着し、夕食をとるレストランを吟味していたのですが、国内線ターミナルにはあまり凝ったメニューのレストランが無いので、何かと話題の多い国際線ターミナルで探す事にしました。
昼間より明るい国際線ターミナル
JAL国内線の第1Tから国際線Tへの連絡バスは6分おき。この時ちょうど目の前でバスを逃してしまったので大分待ちました。6分という時間は体感的にとても長く感じます。そう言えば、この無料連絡バスはこの10月1日より4分間隔の運転に変わったそうですね。やはりこれまでの6分待ちは長いと感じている人は少なくなかったのではないかと思います。
久しぶりに来た夜の国際線ターミナル。以前と比べて少し明るくなったのかな…?もちろん人の顔すらハッキリ見えないほど暗い昼間と比べると断然明るいですが(笑)。
時刻は22時過ぎ、出発ロビーの上階にある「江戸小路」はとても賑わっていました。羽田発の深夜便が順調に増えてきている証拠ですね。しかしそれでも24時間営業の店は少なく、一部のカフェや吉野家などのみに限られていて、多くのレストランは23:00までに閉まってしまいます。
そんな中、24時まで営業の人気のうどん店「つるとんたん」へ行こうと思ったのですが、残念ながら今日も大行列…。
他に手ごろな価格でしっかり食べられる店を探していた所、数件隣に「和豚かつ仙」を見つけました。各店とも間もなくラストオーダー(22:30)が迫っている中、他に充ても無くここに決めた次第です。
高級感のある“和幸”系列店
かつ仙へ入ると、中は間接照明が木目調の壁面を照らす和の空間。店内はこの時間でも8割ほど埋まっていました。私は8席ほどあるカウンターへ案内されます。
光沢感と奥行きのあるカウンターテーブルが高級感を漂わせています。調理風景が臨めるカウンターの方がシートピッチが広くておススメかもしれません。
かつ仙のHPを見て分かったのですが、ここは「和幸」の系列店なんですね。その為メニュー構成も殆ど同じなのですが、カツの細かい組み合わせが違うのか、料理名は異なっています。
今回は、ロースかつ・チーズ入りめんちかつ・茶碗蒸しが頂ける「ロースかつとめんちかつ膳」2,000円を注文する事にしました。
“和幸”とは思えないほど上質な味わい
出て来た料理がコチラ。上記の内容に加え味噌汁と御新香がついていて、なかなか豪勢な見栄えです。お茶は急須から入れるものを提供してくれます。
先ずはチーズ入りめんちかつを頂きます。サックサクの衣の中はジューシーで味が染みており、すごく柔らか!チーズのとろけ具合も丁度よく、なかなかGood!
ロースかつの方は、若干繊維の残る所もありましたが大部分は良し。脂っこさも少なくてサラッとたいらげてしまいます。久々に食べた和幸の味ですが、これほどまでレベルが上がっているとは知りませんでした。
尚、隣の席の人はキャベツのおかわりをサービスされていましたが、私の所には来なかった…。メニューによって異なるのか、またはラストオーダーを過ぎると無くなるのかは不明です。
確かに2,000円というプライスは決して安くは無いですが、この味わいに加えて空港プライスである事を鑑みると、なかなか良い選択であったと感じました。少なくとも国内線第1ターミナルにある“ファミレス”に毛の生えたレストランで2,000円分食べるよりかは断然こっちの方が良いです。国際線ターミナルのレストラン、次の機会にも試してみたいと思います。
関連記事: