パリCDG空港からは、エールフランスのビジネスクラスで東京・羽田を目指します!出発地であるパリCDG空港は、エールフランスの本拠地という事もあって、エールフランス利用者への待遇がどの様なのもか注目したいところ。
今回は、ビジネスクラスに向けた優先チェックイン「Sky Priority」を体験、その効果の程をレポートしたいと思います!
ターミナル2EのSky Priority
今回搭乗するエールフランスの羽田行きは、ターミナル2Eから出発。以前JALを利用した時も同じ2Eでしたが、ここは主にエールフランスの長距離路線が利用するターミナルです。
チェックインカウンターは2~13までありますが、MAPを見るとこの内6と7がSky Priority専用になっている模様。出発口に近いターミナル中央付近に設置されています。
行ってみると、専用のエントランスを発見!入口でチケットのチェックを受け、早速中へ。
中はさぞ豪華な造りになっているかと思いきや、至って普通にカウンターが並んでいるだけ…。単に壁を立てて、このエリアを区切っただけです。カウンターには絨毯も敷かれていないですし、あまり特別感は無いですね。
しかも意外と利用者が多く、沢山のカウンターが稼動しているにも関わらず5~6分待たされました。今回の羽田行きはB777-300という大型機でビジネスクラスだけでも60席あるので、それが影響しているのかもしれません。
出国審査と手荷物検査
チェックインの後は、出国審査および手荷物検査へと進みます。案内表示によると、Sky Priorityのイミグレーションは通常の所とは入口が異なる様です。
行ってみると、一般レーンとはガラスのパーティションでしっかりと隔てられた特別なレーンがありました!行列も殆ど出来ておらず、僅か2~3分で終了!一般レーンは20分ほどの行列が出来ていたので、これは効果大ですね。
ただ、その先の手荷物検査はかなりの混み様で、10分ほど待たされる事に…。一応Sky Priorityのレーンがありましたが、3つのブースしか稼動しておらず、行列の人数は通常レーンと殆ど変わりませんでした。恐らく時間帯や混雑状況によってレーンの数を変えるのだと思いますが、それにしてももう少しプライオリティを優遇してもらいたいと思う所ではあります。
利用可能はスカイチームメンバーのみ
尚、今回利用したSky Priorityですが、利用出来るのはエールフランスのファーストクラス・ビジネスクラス利用者、およびスカイチーム各航空会社の上級会員のみ。同じビジネスクラスでも、JAL等の場合は利用できないのは辛い所。※JALのプライオリティについてはコチラをご覧下さい→JGC会員が受けられるParis-CDG空港のプライオリティ・サービスを体験
まぁ現在このターミナル2Eを利用するワンワールド航空会社はJALだけ(しかも1日1本のみ)なので、仕方ないのかもしれません。
結局のところ、今回Sky Priorityを利用して掛かった所要時間は、ターミナル到着から手荷物検査終了までおよそ30分。やはり手荷物検査の行列に時間を要したのか、あまりスピーディなチェックインとは行きませんでした。
これがもし混雑する時間帯だったら、更に時間を要する事も予想されるので、パリCDG空港ターミナル2EでSky Priorityを利用する場合は、あまり過信し過ぎない様に心がけた方が良いですね。