ヴェルサイユ宮殿からパリ市内へ戻るのに、最寄の駅まで歩いている途中、多くの人で賑わう“マルシェ”を見つけました。
フランスならではの食材が所狭しと並べられたマルシェを歩いて、その賑わいを味わう事が出来たのは良かったのですが、そもそもこのマルシェを発見したのは、ヴェルサイユ宮殿からパリ市内へ戻るのに利用する予定だったRER-C線がストライキで運休となった為、そこから国鉄SNCFのL線の駅へ移動する途中に見つけたものでした。
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目次
Versailles Rive Gauche駅へ向かう
今回ヴェルサイユ宮殿へ向かう往路はフランス国鉄SNCFのL線を利用したので、帰りは気分を変えてRER-C線を利用してみようと思いました。
→ヴェルサイユ宮殿への行き方…LaDéfenseから国鉄L線で向かう別ルートを試してみた
ヴェルサイユ宮殿からRER-C線のVersailles Rive Gauche駅までは、およそ徒歩10分ほど。L線の駅と比べても断然近いので、こちらを利用する人の方が多いのではないでしょうか?
宮殿から伸びる広い道路は“パリ通り”。この道を進んでゆけばがやてパリ市内へ辿り着けます。
カーシェアリング“autolib”を発見
駅へ向かう途中、気になるものを見つけました。同じ種類の車が幾つも駐車してあります。
“オートリブ”というカーシェアリングですね。国際免許証やクレジットカードがあれば誰でも借りられるそうです。パリには確かVelib(ヴェリブ)というレンタサイクルがあったと思うのですが、その車ヴァージョンでしょうか。
しかしここのスタンドを見ると満車ですね。人気の観光地近くだとすぐ満車になってしまいそうですから、実際利用してみると案外利便性は限定的になってしまうかもしれませんね…。
Versailles Rive Gauche駅に到着、しかし…
ヴェルサイユ宮殿からほんの6~7分、Versailles Rive Gauche駅に着きました。エッフェル塔の様に物販の路上勧誘などは見かけません(笑)
駅構内はガランとしています…。列車発着まで時間があるからなのかと思いきや…
電光掲示板にも列車時刻の記載がありません。まさか…
はいっ出た!ストライキの為、本日運休です。ホント、この国の鉄道事情はには呆れてしまいますね。この数日後に被ったRER-B線の区間運休も、もしかしたらストが原因だったのかもしれません…。
道中の広場に集うマルシェを散策
RERを諦めて、L線のVersailles – Rive Droite駅へ向かう事に。
その道中、大きく開けた十字路にテントが設営されていて、多くの人で賑わっている光景に出くわしました。
場所はMaréchal Foch通りとParoisse通りの交差点。地図を見ると、ここを中心にして綺麗な区画になっているのが分かります。
フランスの露店市“マルシェ”が行われていました。売り物を見てみると、雑貨類は見かけず食料品ばかり。野菜や果物が沢山並んでいます。
マーケットでは主流の豆類。ここではピスタチオが8.5€/100gで売られていました。フランス産のものは、アメリカ産などと比べ甘みがあって上質なんだとか。
しかし一番目立つのは、やはりチーズ!どこへ行っても大きなチーズの塊がゴロゴロ置いてあります。
値札は“1キログラム”単位での表示ですね。10€≠¥1,200くらいだったら安いのかもしれません。
ショーケースに展示してあるチーズを店の人が出して、その場で切り分けていました。
デカイ!もはや山積みされた“タイヤ”です。
一人のフランス人が一月にたべるチーズの量は2kgにも及ぶそうですが、チーズを食べすぎると体臭がきつくなると聞いた事があります。だからこそ、フランス人は香水を沢山つけるんでしょうか?
RERが運休になったお陰?で意もしない所にマルシェを見つけました。活気のある市場を散策するのは、どこの国へ行っても面白いものですが、くれぐれもスリには注意をして、存分に楽しみたいものです。「パリ」記事一覧と旅行ガイドはこちら↓