パリのレストランで食べた食事は、どこも観光客向けでイマ一つだったのですが、スイーツのレベルは世界屈指である事を実感しました。今回はその内の一つ、LE GRAND CORONAという名のカフェで注文した“Nutella”という日本ではなかなか耳にしない味のクレープをレポートします。
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目次
Alma広場のカフェLE GRAND CORONA
今回“ヌテラ”のクレープを堪能したカフェLE GRAND CORONAは、セーヌ川に架かる「アルマ橋」を渡ったところにあるアルマ広場に面した所にあります。この広場からはセーヌ川ごしにエッフェル塔が見えて、なかなか好景観地です(晴れていればですが…)。
シャンゼリゼ通りからも数百メートルと近い為、周辺は観光客の姿が多く目立ちます。私もシャンゼリゼ通りへ徒歩で向かう際に見つけた立ち寄った次第です。
店頭のメニューを見ていると店員のお姉さんに声をかけられ、私が「チョコレートが食べたい」と言ったところ“Crêpe Nutella”というメニューを勧められました。“ヌテラ”なんて聞いた事の無い名前でしたが、後学の為にもそのススメに従って試してみる事に…。
時刻は16:30。テラス席は満席でしたが、店内は空席もあるとの事なので、案内してもらいました。
ゆったり席の店内の方がおススメ
店内は意外と広く、人口密度の高いテラス席とのギャップが凄いです!確かにパリの街並みを眺めながらのコーヒーも良いですが、窓ガラスが大きくとられているので店内からでも眺望は問題ありません。
特に窓際の席は天窓になっているので明るいです。この日は雲っていましたが、それでも外とほぼ変わらない程でした。
屋外のテラス席は簡素な造りの椅子でしたが、店内にはゆったりしたソファー型の椅子も多く、またスペースも広く取られているので良いです。
クレープのメニューとカプチーノ
クレープのラインナップを見てみると、他にもイチゴジャム入りやバニラアイスクリーム載せなど定番メニューもある様です。一応英語で説明が併記されているのですが、何故かNutellaにはありません・・・。ますます謎が深まるヌテラの正体。
ドリンクはホットコーヒーやTeaが10種類ほど、加えてアルコール類も用意されています。
私はコレにしました、カプチーノ。パリで飲んだコーヒーは大概どこもレベルが高く、このカプチーノも絶妙な苦味と渋みでなかなか美味しいです。しかしお値段は8€。これで安くて美味しいコーヒーが飲めれば最高なんですけどね~。
“ヌテラ”は最高に美味かった!
さぁそしてNutellaのクレープがやって来ました!2つのクレープにイチゴが3切れ、ココアパウダーが少しかかっています。ナイフで切ってみると、中からチョコレートがトロ~リと出てきます。チョコレートが食べたいと言って勧められたものなので、そこは全く的外れではなかったわけですが、何がNutellaなのかまだ分かりません…。
しかしこのチョコレートが絶品!特にイチゴにつけて食べるとメチャクチャ美味いです!かなり甘いチョコですが、その奥に苦味が見え隠れしています。
卵の焼き加減も丁度よく、焦げ目から成る香ばしい風味がチョコの甘みや苦味とマッチして、絶妙なハーモニーとなっています。これが8.5€で食べられるならとても満足です!
美味しいチョコレートの正体は“Nutella”
さて、このNutellaについて後々調べたところ、ヘーゼルナッツをベースにしたチョコレート風味の食品である事が分かりました。
発祥はイタリアだそうで、フランスの他アメリカでも大人気で、家庭の冷蔵庫にはいつも大瓶のNutellaがストックされているのだとか。パンやクラッカー等に塗るのが一般的だそうで、流石は西洋と言った感じですね。
日本でもAmazonなどで手軽に手に入る様なので、今度試してみようかな~。でも肥満防止の為に摂取を制限されている家庭もあるそうですから、食べすぎには注意ですね。
パリのカフェで知った「ヌテラ」という美味しいチョコレートは、新たなるトレンドの発見に繋がりました。これに限らずパリで出会ったスイーツはどれもレベルが高く、これがパリの特性であり優れた所なんだなと改めて実感しました。
LE GRAND CORONAの店情報
- 住所:3 Place de l’Alma, 75008 Paris
- 営業時間:7:00~0:00
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