シンガポールから、ターキッシュエアラインズを利用してイスタンブールへ到着!
イスタンブールではポルト(ポルトガル)行きに乗り継ぐ為、入国せずにそのままトランジットエリアへ向かいますが、今回は乗継導線や乗継に掛かる時間、またターキッシュエアラインズのラウンジについて見ていきたいと思います。
2019年完成!巨大な新空港
イスタンブール空港と言えば、それまでにあったアタテュルク国際空港に代わって2019年4月から新空港の使用が開始。4本の並行滑走路を持つ巨大な空港です!
現在ではまだこのターミナル1つだけですが、最終的には4つのターミナルが建設され、世界最大の国際空港になるのだとか。
出来たばかりの空港とあって、ターミナル内はどこを見渡してもピカピカ!広々としていて開放的な空間です!
でも奇抜なデザインは無く、ドーハのハマド国際空港などに比べたら意外とシンプルな内装でちょっと拍子抜け…?
Fast Trackもある手荷物検査
さて、今回はポルトガルへ乗継なので“International transfers”の方へ向かいます。その途中で入国審査場(Immigration)の横を通りましたが、イスタンブールでの入国は需要が少ないのか、イミグレーションはガラガラ。
それに引き換え、国際線乗り継ぎの為の手荷物検査はこの通り大混雑!午前5時半頃でしたが、10以上ある検査レーンは全てフル稼働。
手荷物検査も非常に厳しくて、スマホ等の電子機器は全て鞄から出す必要がある他、PCの電源も入れさせられました!しかし意外と回転が早くて、通過に要した時間は10分強。
尚、今回私はビジネスクラス利用なので、手荷物検査場の一番左端にあるFast Trackが使えます!そちらは誰も並んでおらず待ち時間0だったのですが、この存在に気づかずに通常のレーンに並び、後からその存在に気づくという失態…。
搭乗ゲートまでも遠い…トータル時間は?
手荷物検査を経て出発エリアへ着いたら、出発便の時刻等を確認して出発ゲートの方へ向かいますが、ここでは特に時間に余裕を持つ事をおススメします!
と言うのも、巨大な空港であるが故に搭乗ゲートまでの距離もハンパ無く、早めの行動を促す為か、電光掲示板を見ると大体どの便も出発時刻の75分前には“go to gate”の文字が表示されています。
実際に搭乗ゲートの方へ行ってみると、確かに隣り合ったゲートですら遥か遠くに感じるほど!ターミナルMAPの縮尺からは想像もつかないほど距離があります。
特にゲートA、B、D、F、Gの場合、各ウィングの先端までは500m以上ありますが、シャトル等は走っておらず動く歩道だけなので、そこだけでも10分以上、手荷物検査の場所からは20分以上は見ておいた方が良いでしょう。到着ゲートから手荷物検査までが15分、手荷物検査に10分、搭乗締め切りが10分前である事を加味すると、乗継時間は最低でも55分は必要という事になりますね。
Turkish Airlinesのラウンジ
さて、イスタンブール新空港にはラウンジが幾つか存在していますが、ターキッシュエアラインズの運営するラウンジは現在の所3つ。国際線の出発エリアには「Miles & Smiles Lounge」と「Business Lounge」の2つのラウンジがあります。
場所は、出発階コンコースの一つ上の階、それぞれエスカレーターで上がった所にラウンジレセプションがあります。2つのラウンジの間にある「CIP Lounge Exclusive」は、まだオープンしていません。
どちらもスターアライアンス便のビジネスクラス利用者が入室できるラウンジですが、スタアラ・ゴールドのステータスで入れるのはMiles & Smilesのみ。結果的にMiles & Smilesは混雑するので、ビジネスクラス利用者はBusinessラウンジの方へ行くのがベターです。
今回私は両方のラウンジに入ってみましたが、食事等のサービスは全く一緒。特に内装に関してはウリ二つで、家具の配置など2つのラウンジが線対称の様にソックリな造りになっています。
敢えて両方入るメリットはあまり無いですが、芸術的とも言えるほどソックリな線対称のラウンジには感動です!
と言う訳で、次回はそのターキッシュエアラインズのラウンジをレポートします!→イスタンブール新空港ラウンジ MILES & SMILES 美食と魅惑の宝庫へ!