空の駅 風和里しばやま/かつての成田空港T2シャトルを見に行く

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成田空港から車でおよそ15分、空の駅「風和里しばやま」へやって来ました!ここは“道の駅”と何ら変わり無いドライブインの一つですが、かつて成田空港第2ターミナルの本館とサテライトを結んでいていたシャトルが展示されている等、“空の駅”ならではの要素満載のスポットです。


空の駅「風和里しばやま」

今回訪れた空の駅「風和里(ふわり)しばやま」があるのは、成田空港の南。地図で見ると成田空港のすぐ近くに見えますが、実際は滑走路から5km、ターミナルからは7km以上も離れています。

空の駅風和里しばやま

今回初めて来ましたが、なかなか長閑な所で良いですね。芝生にベンチが設置されているので、晴れた日にここでのんびり過ごすのも悪く無いです。

空の駅風和里しばやまから見る飛行機

ここは成田空港の滑走路の延長線上にある為か、ときおり凄い轟音と共に飛行機が飛んできます。FlightRadar 24で見てみた所、この日は南風で南方へ向かって離陸し、この空の駅の上空はおよそ700mの高さでしたので、かなり間近で見る事ができました。

飛行機好きの人にとっては、なかなかの好ポジションだと思います。

「うどんですかい」が売っている

空の駅風和里しばやまの直売所

この空の駅にある建物は二つ。一つはレストランで、もう一つは農産物やお土産を取り扱う直売所。

空の駅風和里しばやまの物販

何が売られているのか覗いてみましたが、まぁ品揃えはその辺の道の駅と一緒です。「ふわりベーカリー」というパン屋もありますが、ここ芝山町で取れた野菜や果物が主。

空の駅風和里しばやまで買えるドリンク

ドリンクも、ちょっと体に良さそうな名称の物が揃っています。この中の「塩とカボス」を飲んでみましたが、程よい甘さと酸味でクセになる味!

うどんですかいの値段

そして乾物系のコーナーにあったのは、なんとJALの「○○ですかい」シリーズ!

  • うどんですかい
  • らーめんですかい
  • そばですかい
  • ちゃんぽんですかい

4種全て揃っています。一つ130円、カップめんとしては一般的な価格ですが、驚くのはJALでこれが提供されているクラス。

JAL

この「○○ですかい」のカップめんは、主にJAL国際線の機内でオーダーすると貰えるのですが、エコノミークラスでは提供されず、プレミアムエコノミーやビジネスクラス(東南アジア線など)のみとなっています。

こんな130円なんかで買える物を上級クラスで提供するなんて、ちょっとオカシイですよね。しかもエコノミークラスだってエビスビールがタダで飲めるのに…。

成田空港で使われていたシャトルの展示

成田空港シャトルの展示/空の駅風和里しばやま

さて、この空の駅の広場には、ちょっと懐かしい黄色い車体の列車が展示されています。これこそ紛れも無く、成田空港でかつて使われていたシャトル。

第2ターミナルの本館とサテライトをピストンで運行されていましたが、現在は動く歩道に変わっていますよね。

成田空港シャトルの今

運行されていたのは、第2ターミナルが出来た1992年12月6日から2013年9月26日まで。電車の様に見えますが、法律上では“鉄道”ではなく、エレベーターという位置づけだったらしい。

成田空港シャトルの展示

運行されていた時はホームドアの中にあった為、こうして車体をまじまじと見るのは初めてかもしれません。実際に使用されていた期間が短い為か、そこまで古びた感じはしませんよね。

成田空港シャトルの空気浮遊

このシャトルの動力は車輪ではなく、「空気浮上方式」という形で動いていたのだとか。その割には、そんなにスムーズな走行だった様な記憶はありませんが…。

成田空港シャトルは入場禁止

残念ながら、車内へ入る事は出来ず。せっかくプラットホームの様な土台が整備されているのに、いたずら防止の為なんでしょうか?

今はかなり歩かされる…

成田空港第2ターミナルの連絡通路

ちなみに、現在の成田空港第2ターミナルの本館とサテライトの間はただの連絡通路になっていて、カフェや無料の休憩スペース(SKY LOUNGE 和)が設置されていますが、これについては賛否両論ありますよね。

と言うのも、本館とサテライトの間はおよそ300m。この連絡通路には動く歩道も設置されているのですが、上記の商業施設の利用を前提とした造りになっているので、全体の半分程しかありません。

成田空港T2出発の動く歩道

しかも出発導線と到着導線が完全に分かれてしまった為、出発時にはサテライトから本館へ戻る際には動く歩道は使えず、この長い距離をまるまる歩かされる事になります。

以前はシャトルで1分程で結んでいた距離も、現在は動く歩道を使っても4~5分程。

成田空港到着の動く歩道

到着導線は、殆ど切れ目無く動く歩道が設置されていますが、それでも所要時間は3~4分。長時間のフライトで疲れ果てた体に、この距離はちょっと辛いものがありますよね。

成田空港の無料カート

尚、希望者は無料の電動カートが利用できますが、電車の優先席に若者が座るだけで白い目で見られる国において、健常者が気軽に使えるものでは無く…。

結局の所シャトル廃止は、整備点検費用と電力コストの削減が目的なんでしょう。

空の駅ならではのスポット

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と言う訳で、成田空港から車でフラっと訪れた空の駅「風和里しばやま」。懐かしのシャトルの展示と共に、成田空港を発着する飛行機をかなり間近で見られる、航空ファンには嬉しいスポットでした!

ちょっと辺鄙な所にありますが、成田のウナギを食べに行くがてらにでも、立ち寄ってみて頂ければと思います。