スペインのマドリード⇔バルセロナ間の移動はRenfeの特急列車を利用するのが王道ですが、ビジネス需要の高いドル箱路線となっているのか割安な運賃がなかなか見つからずに断念…。
代わりに見つけたのが、イベリア航空の格安エコノミークラス!搭乗手続きなど、列車に比べて多少手間のかかる部分もありますが、驚く様な安さでバルセロナへの移動が実現しました!
今回は、そんなマドリードからバルセロナへの移動について、イベリア航空の格安チケットおよび空港での搭乗手続き等について、お伝えしようと思います。
イベリア航空の格安チケット
今回利用したイベリア航空ですが、チケットは普通にイベリア航空のHPから購入しました。日本にも直行便のあるイベリア航空は、HPも日本語対応なので使い易いです。
マドリード発バルセロナ行きを検索したところ、なんと昼間の1便に限り3,490円というとんでもない格安チケットを発見!前後のフライトは何れも1万円超えなので、どの様な割引が利いているのかは不明です。※価格は為替レート等により常に変化します。
もしや、今流行りのLCCの様に後から色々と手数料を取られるのかと心配しましたが、最後の決済までキッチリ3,490円で済みました!運賃が500円に税金が2990円…、もはや特典航空券の域ですね。
その代わり、座席指定料は別途有料となります。ワンワールドの上級会員は無料になる様な旨の記載もありましたが、どういう訳か無料にならず…。せっかく格安チケットなのに680円も取られてなるものかと、指定は取り止め。尚、この時は受託手荷物等の手数料も取られませんでしたが、今後の制度変更によって有料になる場合も考えられるので、ご利用の場合はご注意を!
マドリード国際空港T4
さて、バルセロナ行きのイベリア航空は、マドリード・バラハス国際空港から出発します。国際空港とは言え、Operaなど市内の主要観光地からも30分程度で着くので楽チン!空港アクセスについてはコチラの記事をご覧下さい→マドリード空港アクセスはMetroとRenfeどっちがお得?鉄道利用の費用と時間
空港へ着いたら、掲示板でチェックインカウンターの場所を確認。見た所、サンフランシスコやニューヨーク行きなど、アメリカ行きの便が目立ちます。
今回はイベリア航空の国内線を利用しますが、カウンターのあるエリアは特に国際線と区別されていない様です。
マドリード・バラハス国際空港はT1からT4までありますが、T4は2006年に開業した最も新しいターミナルだそうです。
確かに、ルフトハンザで到着したT3に比べたら真新しい感じもしますが、何だかだいぶ田舎じみたデザインですよね…。あまり金の掛かった設計ではないのかも(笑)。
案内板には、日本語の表示もあります。中国語が無くて日本語があるのも珍しいですよね。
自動チェックイン機で発券
イベリア航空のチェックインですが、マドリード空港の国内線に関しては全て自動チェックイン機の利用となります。チェックインカウンターの撤廃は日本でもANAが羽田空港で進めていますが、初めての利用だとちょっと不安ですよね。
でも実際にやってみると、意外に簡単でした!所定の位置にパスポートをかざすだけでフライトの記録が出てきて、後は画面の表示に従って進めるだけ。日本語への切替はありませんが、難しい事はありません。
氏名とフライトを確認し、下の□にチェックを入れてOKをタップ。次に、受託手荷物の個数を選択します。
続いて座席指定。選べる席が殆ど残っていませんでしたが、前方の通路側が勝手に指定されていたのでこのままでキープ。
最後まで進めると、ボーディングパスとバゲッジタグが出てきてチェックイン完了!この時、画面に荷物を預けるカウンターの番号が書かれているので、忘れずにチェックしておきます。
タグを付けて荷物を預ける
ボーディングパスは、ペラペラの感熱紙(笑)。でも事前に登録したJALのマイレージ番号等もきちんと記載されていますね。上級会員用のプライオリティ・バゲッジタグは貰えませんが、バゲッジタグにPRIORITYの文字が記載されているので、一応判別はしてもらえるものと思います。後は、このボーディングパスと一緒に出てきたバゲッジタグをスーツケースに貼り付けて、カウンターへ持って行けばOK。
指定のカウンターは、機械のすぐ後ろにありました!ここには担当者が立っているので、言えばベルトコンベアーに乗せてくれます。
バゲッジタグの貼り付けも、ここの担当者に丸投げ!バゲッジタグは、本体の他にもバーコードのシールを2枚はがして貼り付けなければならず、慣れていないとどこへ貼って良いやら分かりません~。
ちなみに、スーツケースの重さは30kgオーバー!本来は23kgを超えると追加料金を取られますが、私の場合はワンワールド・エメラルドの特典で無料!こんな時にこそ、威力を発揮するものですよね。
尚、欧州国内線の場合の超過料金は€60。8,000円なんて、それこそ今回の格安運賃が一発で吹き飛んでしまいますから、荷物の重さには要注意です。
導線も短くて楽チン!
と言う訳で、無事にチェックイン完了!電車でT4の駅に着いてから、ここに至るまで25分。流石はスペインのフラッグシップキャリアなだけあって、導線の短さは文句なし!
次回は、イベリア航空のビジネスクラスラウンジをレポートします!→イベリア航空<Dali VIP Lounge>レポート!マドリード国際空港