イルクーツク【ドラマ劇場】鑑賞レポート!チケット購入は窓口で

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre (20)

あまり目立った観光スポットが無いロシア・イルクーツクの街ですが、Google Mapで地図を見ていたら「ドラマ劇場」という名のオペラ座を発見しました!

どうせ田舎の町にある劇場なんて…と思いきや、行ってみると金の装飾やシャンデリアのある美しい講堂があって、西欧のオペラ座に引けを取らない本格的なオペラ劇場だったのでビックリ!

英語名では「Irkutsk Academic Drama Theatre」というこちらの劇場、チケット購入方法も含めて詳しくレポートしたいと思います。


ドラマ劇場の場所

イルクーツクで見つけたドラマ劇場の場所はこちら。イルクーツクの目抜き通り「カール・マルクス通り」沿いのアンガラ川に近い所にあります。繁華街にもほど近い所ですが、バスやトラムの停留所が近くに無いので、アクセスはちょっと不便です…。

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/場所

カール・マルクス通りに堂々と構えるこのオペラ座、建設されたのは1897年ですが、1997年~1999年にかけて大規模修繕工事が行われたそうで、真新しい外壁になっています。

この地域で100年を超える歴史を持つ劇場は珍しいそうで、このドラマ劇場は東シベリア地方で最も古い劇場なんだとか。

エントランスホール

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/エントランスホール

正面入口から中へ入るとエントランスホールがあって、チケットのもぎりはここで行われます。開場は、開演時刻の30分前。

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/チケット

今回は、劇場の窓口でチケットを購入しましたが、最高位の1stカテゴリーにも関わらず、その価格はなんと200RUB(≠340円)という破格の安さ!ちょっと心配になるくらいの安さですが、これも物価の安いロシアならでは!

チケット購入の仕方については、後ほど詳しくご紹介します。

ホワイエとBar

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/廊下

チケットチェックの先はホワイエ。と言っても、客席入口の扉に沿って狭い通路があるだけの殺風景なロビーですが、品のある落ち着いた色合いのロビーです。

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/ホワイエ

一方、上階へ行くと西洋らしいホワイエもありました。こちらは水色を基調とした色合い、煌びやかな装飾等は無いですが、洗練された美しさがありますね。

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/Barカウンター

上階にはBarのある部屋もあって、開演前から賑わっていました。カウンターは2箇所ありますが、途中の休憩時間には長蛇の列!

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/Barメニュー

メニューはロシア語のみなのでサッパリですが、イラストを見て判断した所、ケーキが100RUB~200RUB、コーヒー・ソフトドリンクが50RUB~250RUB、アルコールはノーチェックですが、やはりチケット代が安いだけあって、こういうBarの価格も西欧のオペラ座と比べたら格段に安いです。

煌びやかで美しい講堂!

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/講堂

さて、客席の方へ行ってみると、なかなか豪華な講堂でビックリ!白い壁面に金の装飾、椅子や緞帳は舛花色(ますはないろ)で統一されていて、品格のある美しさ!

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/天井

金の装飾は天井にもあって、シャンデリアもなかなか見応えあります。フレスコ画や肖像などが無いのはちょっと寂しい所。

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/馬蹄形の客席

キャパシティは550程度で小じんまりとした劇場ですが、馬蹄形をした本格的なオペラ座です。オーケストラピットもきちんと備えている様ですが、今回の演目は生演奏ではないので、ピットは閉じられています。

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/3層のバルコニー

客席は、平土間に加えてバルコニーが3層。キャパ500程度のオペラ座にしては、かなり大規模な構造ですよね。

最上階バルコニー席

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/眺望

今回の私の席は、最上階のバルコニー。直前の購入だった為に良い席が全く空いておらず、こんな偏狭の席になってしまいました…(理由は後述)。体を乗り出さないとステージの半分も見えないですが、何故かこれでも1stカテゴリーというコスパ最悪の席です…。

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/通常のシート

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/バルコニーのシート

シートの仕様も通常とは異なり、ステージサイドのバルコニーに限ってはクッション性の低い椅子になってしまいます。ただ、固定式では無いので、隣の席との距離を取りたい場合には都合が良いです。

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/最上階

尚、最上階のバルコニーでも中央の席は通常のシートになっています。座り心地は良いかもしれませんが、柱があってステージが見え難い事もあり、チケット価格のカテゴリーは最も安いです。

今回の公演では、このエリアは終始ガラ空き!よほど人気が無いのでしょう。

ちょっと期待はずれの演目…

さてさて、今回の演目は「Crazy Day, or The Marriage of Figaro」というもの。“フィガロの結婚”という名前が入っているものの、決してモーツァルトの歴史的作品なんかではなく、現代版コメディーです。

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/演目

プロモーションを見てなんか面白そうだなと思って訪れてはみたものの、舞台セットは子供騙しだし、大した音楽も無くちょっと拍子抜け…。それこそ、劇団志望の若者が池袋の小劇場で行う演劇と遜色無い程です。

字幕が出ないので何言っているか分からないし、余りにもつまらないので、休憩が終わった後半はパスして退席してしまいました!

口コミによると、このドラマ劇場ではバレエやオペラのクラシカル作品が上演される事もあるそうなので、また時期をずらして再度訪れてみたいものです。

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/プログラム

尚、公演プログラムは50RUB。ロビー内に居る係員から購入する事が出来ます。お釣りが出ない様なので、購入には細かいお札が必要です。

HPでは買えない公演チケット

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/ホームページ

ところで今回訪れたドラマ劇場ですが、事前にチケットを公式HPで購入しようとしたら、クレジットカード決済の所でエラーになってしまいました!VISA、Master、JCBで計6つのカードを試してみましたが、いずれも決済不可。

どうやら日本で発行されたクレカは、まだ対応していない模様です。

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/チケットオフィス

そこで、チケットは会場に併設されたチケットオフィスで購入する事に。ドラマ劇場のチケットオフィス(KACCA)があるのは、劇場建物の反対側、公園に面した所に建つ黄色い建物の中にあります。営業時間は12:00~18:30。

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/チケット窓口

中へ入ると窓口があり、ここでチケットを購入。簡単な英単語なら通じる様で、公演の日時が書かれたスマホの画面を見せて1チケットプリーズと言ったら伝わりました。

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre/座席指定

窓口にはシートMAPがあって、細かな座席指定も可能。“この辺りの席が欲しい”と言って指差せば良いので簡単です!

内覧目的で入るのも手?

Irkutsk-Academic-Drama-Theatre

と言う訳で、公演内容は大した事無かったですが、美しく見応えのある内装のイルクーツク・ドラマ劇場。チケット代が安いので、公演を見なくても内覧目的で入場するのも十分ありだと感じました。機会のある方は是非!

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