ロンドンでお気楽コンサート!バービカンホールで聴くロンドン交響楽団

今回はイギリス・ロンドンで訪れたバービカンホールでのコンサートの模様をお伝えします。

バービカンホールは「ロンドン交響楽団」が本拠地にしているホールで、シーズン中は主に週2回、ロンドンシンフォニーによるコンサートが行われています。

チケット手配の仕方

London Symphony Orchestra

チケットはLondon Symphony OrchestraのHPから購入可能で、ユーザー登録の後eチケットを購入してDLします。

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今回私が購入した座席は1stカテゴリーではないものの、チケット価格は£29と爆安!決して後方の見え難い席ではなく、平土間の前から6列目です。ロンドンで気軽にコンサートが楽しめるというのは、こういう事を言うのでしょうね。

バービカンホールの入口が分かり難い

バービカンホールがあるのはロンドン市街の東部、少し南側へ行くと、金融街Cityがあります。ホールは「バービカンセンター」という総合文化施設の中にあるのですが、巨大な施設の為ホールへ繋がる入口がなかなか見つからず、ちょっと焦りました。

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最寄のBarbican駅からは徒歩5分程度で着く距離ですが、バービカンセンターがとてつもなく巨大なため、どこからが敷地なのか分からず…。Googleの衛星写真を見ると分かりますが、施設内の建物どうしはデッキで結ばれていて、私はその下を通る一般道を彷徨っていた事になります。

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やっと見つけたホール入口は敷地の東側。「シルク・ストリート」がL字に曲がった中腹あたりにありました。時間に余裕を持って出かけましたが、初めて訪れる所は更に長い時間を見た方が良いかもしれません。

客層と正装率をチェック

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入口を入ると、黒を基調としたシックな内装の回廊が続きます。東京の国際フォーラムの様な印象を受けました。

入口にチケットチェックは無く、ホワイエは開放されていて誰でも入って行ける様になっています。チケットカウンター、カフェ、そしてホワイエが制限無く行き来できる点は、以前お伝えしたロイヤルフェスティバルホールと同様ですね。これがイギリスのスタイルなのでしょう。

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客の正装率は低いです。中高年の男性はジャケットの着用が多いものの、女性はヨソ行きのカジュアルファッション。特に若い人はジーンズにポロシャツ姿や、ジャンバーにリュックを背負った青年も見受けられました。

同じロンドンでも、チケット価格が£100を超えるロイヤルオペラハウスでは高級な服装の紳士淑女の姿が多く見られましたから、やはりチケット価格によって客層の違いは如実に表れてくるものなんですね。

ロンドンシンフォニーの演奏を聴く

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それでは客席入口へ。ここで初めてチケットチェックが行われます。入場には、プリントアウトしたバーコード付きのeチケットを提示するだけでOKです。

客席は撮影禁止のため写真はありませんが、1949名収容の大ホールは明るい木の壁面と列によって異なる座席のカラーリング、そしてステージからワイドに広がる客席は開放感があって好印象でした。

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そしてなんとプログラムは無料!しかも簡素なものではなく、およそ40ページのフルカラー冊子。本日のプログラムの部分はモノクロ印刷ですが、それでも挟み込みではなくしっかり冊子に綴じられているのが凄いです。

座席は跳ね上げ式ではなく、しっかりとした造りの椅子です。シートピッチ、前後の幅ともに広く、座ったままでも前を人が通れるほど。

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この日のプログラムはベートーヴェンのVn.コンチェルトとエルガーのシンフォニーNo.2。

ロンドン交響楽団の演奏は、弦楽器の響きに透明感はあまり感じられませんでしたが、絶妙なバランスと管楽器の鋭い音を持った秀逸な演奏でした。

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Vn.ソリストの演奏は、緩急をあまりつけないアッサリとした弾き方で、聴いていてちょっと物足りない感じ。しかしテクニックは確かなもので、聴衆を湧かせていました。

休憩時間の社交場

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休憩時間になったので、欧州のコンサートでお決まりの社交場を覗いてみましょう。
ホワイエのバーテーブルで会話に花を咲かせているのは、どちらかと言うと年齢層の高い方ばかりで、若年層はソファに座ってスマホをいじっている人が多く、その辺りは日本とさほど変わりありませんね。

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ホワイエの一角にアイスクリームの販売を見つけました。種類を尋ねると、バニラやチョコレートなど定番の味のほか、“ジンジャースパイス”というフレーバーも。計6種類売られています。

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私はジンジャースパイスを選びました。値段は確か£3…だったと思います。オレンジに似た風味でスッキリした甘さ。このサイズながら結構量も多く、満足のいく一品です。

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その他、ここでも水を無料で飲む事が出来ました。

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気軽な服装と手ごろな料金で楽しめるロンドンのオーケストラコンサート。ウィーンフィルほどの表現力は期待できないものの、演奏のレベルは高く、クラシック音楽好きには最高の環境かもしれません。

ロイヤルフェスティバルホール共々、次の機会にも訪れて、別のプログラムも聴いてみたいと思います。ロンドンのコンサート鑑賞については、次の記事も併せてご覧下さい。

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