「獺祭」美味しいですよねぇ!日本酒で最も有名なプレミアム酒であるが故、長い間プレミアム価格でしか手に入らなかったのですが、最近は家電量販店を中心に定価で買える店も増えてきましたね。
そんな獺祭ですが、全国に4店舗しか無い「獺祭ストア」の一つが博多のデパ地下にあり、お土産の物色がてら立ち寄ってみた所、普段はあまり見ない様々な獺祭の銘柄を発見!中にはボトル1本3万円を越えるプレミアム酒もありました!
試飲もできる獺祭ストア、その博多にある店舗をご紹介したいと思います。
獺祭ストア 博多
今回訪れたのは、博多の天神駅前にあるデパート「岩田屋」。友人と共に、めんたいこ等お土産探しに、地下の食品売場へと向かいました。
ここの地下2階の一角にあるのが獺祭ストア。大きな看板があって分かり易いですね。
現在のところ獺祭ストアがあるのは、山口県にある蔵元を含めて全国に4箇所。その内の一つが、この博多の岩田屋の地下にある店舗です(東京の銀座・京橋にもあります)。
ディスプレイには獺祭のラインナップがズラリ!一般に出回っている2割3分、3割9分、5割の銘柄に関しても、それぞれ180ml、300ml、720ml、一升瓶と、更には「遠心分離」まで全て揃っているのは、さすが専門店と言ったところ!
最も人気のある2割3分の720mlは5,298円(税込)。だいぶ周知が進んできたかと思いますが、獺祭は普通に定価で買えるんです!ネットショップ各社を見てみると、今だ定価の倍くらいの価格で売られている所も多いので、そういう所では決して買わない様に!
3種類の獺祭の試飲ができる
試飲ができるのも専門店ならでは!獺祭に関しては、毎年年末に東京・神楽坂の居酒屋で浴びるほど飲んでいますが(笑)、せっかくなので試飲させてもらいました!試飲ができるのは、2割3分、3割9分、5割の3銘柄。
この○割○分というのは精米歩合の事で、簡単に言うと日本酒の製造工程の中で米がどれだけ削られたかを示す値です。この%が低いほど製造工程に手間がかかって、価格が上がるという訳。
一般的に純米大吟醸の精米歩合は50%以下とされていますが、獺祭2割3分の23%というのはかなり驚異的な値らしく、獺祭がプレミアム酒の称号を手にしたのも納得ですね。いつ飲んでも安定した美味しさの獺祭、そのテイスティングノートは「「獺祭」が定価で買える「Webストア」と「ビックカメラ」」の記事をご覧下さい。
最高級の銘柄「獺祭その先へ」
そんな獺祭ショップのディスプレイの中、とんでもなく高級な銘柄を発見!そのお値段、脅威の32,400円!
これは「獺祭その先へ」という銘柄で、店員さんの話によると、これは2割3分よりも更に精米歩合を下げたものなんだそう。
その精米歩合は製造される年によって異なり、およそ15%~18%。その年に最も美味しくなる精米歩合で製造されている為、敢えて固定されていないのだとか。
博多市内の寿司屋などで飲むと、グラス1杯5千円はするらしい!なんとも贅沢な獺祭ですが、流石にこれは試飲させてもらえませんでした・・・。
ノンアルコール「獺祭ライスミルク」
代わりに、もう一つ試飲させてもらえたのが「獺祭ライスミルク」。こちらは獺祭の米粉から造られたミルクで、もちろんノンアルコール。
飲んでみると、確かにライス風味の香る味わい!自然だが独特な甘みがあって、新感覚のミルクといった感じがします。
1つ156円、なかなか美味しかったので10個購入(笑)!なんとも上手いプロモーションにはめられた格好ですが、牛乳の様な臭みが無く、また豆乳とも違った味わいなので、各々が苦手でもミルクを飲んでみたいという人にはおススメです。
ちなみにAmazonや楽天でも買える様で、本家の獺祭とは違って定価販売。でも流石に30本入りはちょっと多すぎですね…。
獺祭の焼酎もある
そんな様々な銘柄を取り揃える獺祭、他にも「焼酎」まで造られている様で。こちらは試飲出来ずにまだ味を確かめていませんが、3,240円という手ごろな値段ですので、機会のある方は是非試してみて頂ければと思います。そんな訳で、日本を代表するプレミアム酒「獺祭」の期間店「獺祭ストア」をご紹介しました。博多・東京でお近くへ起こしの歳は、是非立ち寄ってみては如何でしょうか?
獺祭ストアの店情報
- 福岡・博多…岩田屋本店B2F(10:00~20:00)
- 東京・銀座…GINZA MISS PARIS 1F(11:00~20:00)
- 東京・京橋…東京スクエアガーデン1F(11:00~20:00)
- 本社蔵…山口県岩国市周東町獺越2128(9:00~17:00)