今回は、福岡空港から乗ったJAL羽田行きの最終便の機内で食べた空弁の食レポです。空港ターミナルによく売られている“空弁”ですが、多種多様な弁当が売られているのは羽田空港だけ。地方空港ともなると、利用客数が限られている事もあってか、各空港とも空弁が積極的に販売されている所を見た事がありません。
でも東京からの出張族も多い福岡空港なら、きっと豊富な種類の空弁売場があるだろうと思っていたのですが…。
※この記事はコチラのサイトでも紹介されています→今日だけは介護ワークはひとやすみ♪『空弁』を持って旅に出かけよう!byきらッコノート
制限エリア内のBLUE SKY
福岡空港へ到着後、JAL機内で食べる空弁を買おうとターミナル2F出発ロビーの店舗を見て周ったのですが、菓子類などのお土産品ばかりで、空弁の売場がいっこうに見当たりません。
東京・羽田とは違い、地方空港は大概どこも空弁の販売は積極的ではなく、大阪・伊丹ですらサンドイッチ程度の簡単な軽食が数種類あるくらいですから、この福岡空港でも初めからあまり期待はしていなかったのですが、せめて酒の肴になるくらいの物でもあれば良いなと思っていました。
ネットで色々調べてみた所、福岡空港で空弁の販売があるのは、制限エリア内のBLUE SKY。搭乗口8番・9番付近にあるという事で、保安検査の後向かってみました。※ターミナルビル改修により変更となる可能性があります。
ターミナルが工事中という事もあって営業しているのか心配でしたが、きちんと営業されていました。ここにあるBLUE SKYは8番ゲートショップと9番ゲートショップの2店舗。
食品のコーナーを見てみると、主に鯖を使った寿司とおにぎりが各々5~6種類。この時19:30頃でしたが、おにぎりは殆どが売り切れ…。でも寿司はほぼ全ての銘柄が1~2品売れ残っていました。
“明太子”関連の空弁
店頭に目をやると、“空弁”と書かれたワゴンを発見!
明太子でおなじみ「やまや」の名前が書かれていますね。ここに置いてあるのは「明太牛たん丼」と「めんたい焼き鯖寿司」の2種類のみ。牛たんは残り少ないですが、鯖寿司はまだ結構残っていました。
その隣にはサンドイッチ。こちらも残り少ないですが、まだ残っています。
食事になりそうなのはそのくらい、後は菓子パンが幾つか置いてありましたが、「北のあんぱん」は既に売り切れ。腹の足しに「鳴門金時蒸しぱん」を購入しましたが、“博多”は全く関係なし…。
その他、おつまみ系も幾つかあって、“博多”の名の付く商品もちらほら。この「焼チーズ」、後で試してみましたがメチャクチャ辛かった!(でも私の好きな味)
尚、この場所に並ぶBLUE SKYは、8番ショップも9番ショップも置いてある弁当の種類は同じ。今回はこの「めんたい焼き鯖寿司」を試してみようと思いますが、こちらも大量に余っているのは少々気になる所…。
やまや「博多めんたい焼き鯖ずし」の味は?
購入した焼き鯖寿司をJALの機内で頂きます。この日の(福岡~羽田)最終便はガラ空き!普通席の後方数列は、私と友人の貸切でした!それでもクラスJは満席でしたので、ほんと意味分からないですよね…。
購入した焼き鯖寿司がこちら。箱を開けるとラップに包まれた焼き鯖寿司、箸・しょう油・爪楊枝・お手拭が入っています。
ズッシリと重たい焼き鯖寿司。皮が黄金に輝いていますね!お値段1,296円と他の鯖寿司に比べて1.5倍くらいしますが、これは味にも期待が持てそうです。
鯖の下には大葉と、そしてペースト状の明太子が敷き詰められています。明太子の量が気持ち少ない感じもしますが、この寿司はあくまで鯖がメイン。8貫あるので、女性にはちょっと多いかもしれません。
食べてみると、明太子のピリ辛が先行。鯖は青臭くなく、脂の乗りもまぁまぁ、無難な味わいです。地上で食べるともっと違った感想になるかもしれません。同じくこれを地上のラウンジで食べた友人は「大葉の味が強い」と言っていましたが、私には丁度良かったです。
鯖寿司の後は、つけ合わせに買った「鳴門金時蒸しぱん」。特別な感想は持ちませんでしたが、デイリーヤ○ザキなんかで買うよりずっと美味しかったです。製造元が広島県になっているので、私が好む西日本の味付けだからなのかも?
遅い時間帯でも空弁が買えた福岡空港
今回、博多発の最終便で東京へ帰着するにあたり19時頃福岡空港へ着いたにも関わらず、問題なく空弁が買えて良かったです。種類は少ないものの、明太子で有名な「やまや」の企画弁当が置いてあるのは、観光客にとっては嬉しい所。福岡の名物「鯖」を使った寿司が幾つも種類がありましたし、地方空港にしてはポイント高いと思います。何せ、19時半の時点で殆どの銘柄が残っている点は、非常に評価すべき所。大概こういう弁当類は、早ければ夕方には売切れてしまうものですし、販売数の少ない地方空港では尚更品切れも早くなりますから、今回も半ば諦めていました。他の地方空港でも是非見習ってもらいたいものですね。
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