紅いもタルトは「生」が美味!茜いもと2種類の味を食べ比べ!

沖縄土産の定番のひとつ「紅いもタルト」。もみじ饅頭に“生”がある様に、この紅いもタルトにも“生”があるのをご存知ですか?「紅いも生タルト」という名前で、那覇の国際通りに店舗を構える御菓子御殿で買えるのですが、普通の紅いもタルトと比べると遥かに風味豊かで美味しく、普通のタルトを買うよりも断然おススメです!

東京のアンテナショップではなかなか買えない生タルト、茜いもの生タルトと共に味を食べ比べてみたいと思います。

紅いも生タルトが買える御菓子御殿

美味しい紅いも生タルトが買えるのは、沖縄で有名なお菓子屋「御菓子御殿」。那覇の国際通り沿いに3店舗あるのですが、コロナ騒動の影響で現在は松尾店のみの営業しています。

松尾店はこの様な立派な琉球建築の建物になっていて、ゆいレールの県庁前駅からもすぐ行ける好アクセス!空港へ向かう前に立ち寄ってお土産を買うにも便利です。

首里城をモチーフにしたという店内はとても広く、紅いもタルトをはじめ御菓子御殿ブランドの御菓子が勢揃い。2Fには「ギャラリーカフェゆくら」があるのですが、残念ながら緊急事態宣言中は休業しています。

紅と茜の2種類あって要冷蔵

この御菓子御殿で買える生タルトには「紅いも」と「茜いも」の2種類あって、価格は1つ183円(税込)。6個入り・10個入りの他、1個ずつバラでも買う事も出来ます。

普通の紅いもタルトと違って、生タルトは要冷蔵。冷凍された状態で販売されていて、解凍後は当日も含めて3日以内に食べる必要があるという、まさに“生”ならではの短い消費期限です。

ホテルに帰って食べるだけならそのままでも構いませんが、お土産として持ち帰るなら保冷袋は必須!一つ55円(大サイズは66円)で保冷材入り、最大5時間の持ち歩きに対応。

尚、那覇空港の売店でも生タルトは買えますが、私が見た時は茜いもの方は置かれておらず、紅いも生タルトの6個入り1種類のみ。空港での品揃えはあまり期待しない方が良いかもしれません。

「紅いも」「茜いも」どちらも美味しい生タルト!

さてさて、こちらが御菓子御殿で購入した「紅」と「茜」の2種類の生タルト。バラだとこの様に立派なプラスチックケースに入って販売されています。

鮮やかな紫色の紅芋と、明るいオレンジ色の茜芋。どちらもなかなか良い色してますね!普通の生じゃないタルトと比べると、タルトの部分がより立体的でボリューミーです。

食べてみると、ねっとりした舌触りに濃厚な紅芋の風味!これはなかなか食べ応えがあって美味しいです!

さすが生というだけあって、タルトの部分がケーキの様に本格的、下のパイ生地もほど良いしっとり感とサクッとした食感が同時に楽しめます。

茜いも生タルトも食感は同様に、味は紅芋より若干甘みが強いです。しかし砂糖の甘さではなく、芋本来の甘みと風味を感じる本格志向のスイーツ!こちらも美味しいですね~!

尚、試しに生ではない普通のタルトも食べ比べてみましたが、やはり風味も食感もまるで別物!ある意味こちらは乾物ですから、これは致し方ないですね…。

価格は1.5倍くらい違いますが、冷蔵保存が出来るなら断然「生」がおススメです。

箱入りは買わない方が良い?

ところで、今回試しにバラ以外にも箱入りを買ってみたのですが、少し傾けて持ち運んだだけでこの通りタルトの部分が潰れてしまいました…。

箱の中はビニールシートが乗せられているだけで、バラの様にタルトの部分を保護するものが無いのが原因ですが、これはちょっとパッケージの仕方に問題がありますね。

心なしか、食べた時の風味も若干損なわれた様な気が…。バラも箱入りも1個あたりの価格は殆ど変わらないので、特別な理由がなければ箱買いは止めておいた方が良いでしょう。

と言う訳で、沖縄の御菓子御殿で買える2種類の「生」タルト。沖縄へ渡航の際は是非試してみて下さい!