ヤギ汁(別名:ヒージャー汁)とは、その名の通りメーメー鳴くヤギさんの肉が入った沖縄料理の一つ。栄養満点で需要強壮に良いとされ、高級料理の一つである一方、匂いがきつく好みが分かれる味なんだそう。
今回、那覇空港近くの大衆食堂「大一食堂」でこのヤギ汁を初体験!どの様な味がするのか?レポートしたいと思います。
※残念ながらこちらの店は閉店となっています。
那覇空港からほど近い「大一食堂」閉店
今回訪れたのは、那覇空港からゆいレールで2駅「小禄」から歩いて5分程のところにある大衆食堂「大一食堂」。空港から20分程で行くことができるので、今回の様に修行で滞在時間が短い時でも安心!
営業時間は11:30~20:00。でも沖縄で個人経営の店は勝手な都合で早めに閉まることも多いので、予め電話で閉店時刻を確認してから向かうのが良いと思います。
私は夕方空港に到着してすぐに電話を入れましたが、この日は問題なく20時まで営業しているとの事。
店内は、カウンター席が7席と4人がけの座敷が3つ。20名も入らないくらいの小さな店です。
いかにも大衆食堂と言った情緒のある店内ですが、テープルも床も清掃は行き届いていてキレイです。店員のおばちゃんも親切ですし居心地は悪くないですが、この時は冷房が付いてなくて結構暑かった…。
メニュー/沖縄そば550円
メニューは張り紙のみ。沢山ある様に見えますが、同じメニューでダブっているのも多く、実際には14~5種類くらいです。定番の沖縄そばは550円、小さいサイズで400円のそばもあります。
お目当てのヤギ汁ですが、そのお値段はなんと1000円!沖縄の大衆食堂とは思えない程の高値ですが、高級食材であるヤギ肉を使ったヤギ汁は1500円する店も珍しくないそうで、そう考えるとかなりオトクな値段設定なのかもしれません。でも色々な口コミを見ていると、ほんの2~3年前は750円だったそうで、そう考えるとちょっと足踏みしてしまいます…。
臭み無し!とても食べ易い「ヤギ汁」
注文から7~8分程、高級沖縄料理「ヤギ汁」が運ばれてきました!メニューには書かれていませんが、ライスと漬物、それに薬味がセットになっています。
このヤギ汁、臭みがあるのかと思いきや、嫌な香りはいっさいなし!スープの味は、ややしょっぱい鶏ガラスープの様な風味、独特の味ではあるものの、スッキリしていて食べやすいです。
ヤギ肉は骨付き。モツの様な食感でトロトロに柔らかく、味は鶏肉に似ています。なるほど、これが高級肉の味なのかと納得!
好みによって塩を追加できますが、元々塩味がついているので入れ過ぎに注意して下さい、とおばちゃんから助言がありました。オリジナルのままだと若干塩分が足りない気もしますが、少しでも入れすぎると確かにかなりしょっぱくなってしまいます。
ヤギ汁デビューにはおススメ!
と言う訳で、大衆食堂で食べた高級沖縄料理「ヤギ汁」。クセの強い料理でありながら、この大一食堂のヤギ汁はとても食べ易く、ヤギ汁デビューにはピッタリだと思います。
万人受けする味では無いですが、ヤギの肉がどんなものか試してみたい人にはおススメです!
大一食堂
- 住所:沖縄県那覇市田原3丁目5−2
- 営業時間:11:30~20:00(要確認)
- 定休日:日曜日
- 電話:098-859-2828
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