ブセナ海中公園「海中展望塔」魚の見え方をレポート!沖縄本島

今回は、沖縄本島の中央部にあるブセナ海中公園で体験した「海中展望塔」についてのレポートです!

この施設は、海上に設置された鉄塔から水中の高さまで降りて行き、そこで海の中を泳ぐ魚を見る事が出来るというものですが、時は11月。海のシーズンでもないこの時期に、どの程度の魚が見られるのか?入場料やアクセス等についても、お伝えしようと思います。

アクセスと駐車場

今回訪れたブセナ海中公園は、沖縄本島のちょうど中央あたり。住所は名護市となります。

那覇市内からはかなり離れていますが、沖縄自動車道の終点(許田IC)を降りて5分程で到着するので、比較的行き易い所ではないでしょうか。海に張り出した半島全体がリゾート地になっていて、ここにはホテルも建っている模様。

ブセナ海中公園駐車場

駐車場は200台以上収容可能ですが、大きなリゾート地なので繁忙期はそれなりに混雑するかもしれませんね。今回は閑散期の訪問ながら、およそ5割ほど埋まっていました。

でも係員が誘導してくれるので、入庫はスムーズです。

チケット料金が高い…

busena-marinepark

ブセナ海中公園の全体MAPがコチラ。海中展望塔などのスポットは半島の一番先にありますが、一般の来場者はそこまで車で乗り入れる事は出来ず、南端の駐車場に車を置いて、シャトルバスを利用する事になります。

ブセナ海中公園のビーチ

この半島の西側はビーチになっているのですが、残念ながら“遊泳禁止”。泳ぐなら、ここから少し南へ行った所にある「かりゆしビーチ」等へ行くしか無さそうです。

ブセナ海中公園のチケット販売所

駐車場を出てビーチの方へ歩いて行くと、券売所があります。このブセナ海中公園にあるアトラクションは、「海中展望塔」と「グラス底ボート」の2種類。詳細はHPをご覧下さい。

ブセナ海中公園の待ち時間

意外にも、この時は海中展望塔の方で20分の待ち時間が発生していました。

原因は、現在修学旅行生が入場している為との事。受付の人曰く、秋の閑散期ではあるものの、毎年9月~1月は修学旅行シーズンの為、学生で混雑する事も多いのだとか。

ブセナ海中公園チケット料金

チケット料金は、海中展望塔が1,030円、グラス底ボートが1,540円、2つセットの共通券が2,060円と、なかなか良いお値段しますよね!それほど期待に応えうる内容であれば文句は無いのですが…。※入場料は値上げされる可能性あり

ブセナ海中公園グラス底ボート

因みに、グラス底ボートはと言うと、この鯨の形をしたボートに乗って進み、船内底の窓から海中を眺めるというもの。

今回は、海中展望塔のみ、体験してみる事にします。

レトロな風貌の無料循環バス

ブセナ海中公園循環バス

チケットを購入したら半島の先端にある展望塔まで移動しますが、距離があるので循環バスを利用します。レトロな風貌の真っ赤なバス!これは無料で乗る事が出来ます。

ブセナ海中公園バスの混雑

閑散期なので空いているだろう、と思っていたのが甘かった!バスの本数が20分間隔とかなり限られている事もあって、車内は結構混み合いました。

バスの混雑

バスの運転席

しかもバスのサイズの割りに座席が少なく、詰めて20人も座れるかどうか。途中のバス亭から乗って来た人が、首を屈めて立ち乗りしていた程です。

桟橋を渡って海中展望塔へ

ブセナ海中公園バスの終点

ブセナ海中公園桟橋

ものの4分少々で終点に到着。バスを降りたら、桟橋の方へ向かいます。この桟橋を渡ると海中展望塔の入口がありますが、立て看板を見るとこの先でもチケットを買える様ですね。

海中展望塔への桟橋

桟橋からは海が一望できますが、残念ながら曇天の下では海の輝きは限定的。

桟橋から眺めた海

でも水は結構キレイで、よく見ると細長い魚が沢山泳いでいるのが見えます。これが晴れて日光が当たれば、キラキラと輝いて見えるんですけどね~。

意外と魚がよく見える

海中展望塔入口

海中展望塔の階段

桟橋を渡りきると、展望塔の入口。ここでチケットを渡し、螺旋状の階段を降りてゆきます。下りと上りで一方通行になっているので、狭い所ですれ違う心配は無いです。

海中展望塔の内部

海中展望塔のガラス窓

中は円柱状のワンフロアになっていて、ここに合計24個のガラスの窓が設置されています。館内はとても狭く、収容人数はガラス窓の数と同じ24名。

空調がガンガンに利いているのか、メチャクチャ寒い!

海中展望塔からの眺め

水深は浅く、窓の高さでおおよそ4m.くらいですが、窓の外にはサンゴ礁が広がっています。この日の水質は濁っていたのであまり期待していませんでしたが、意外にも魚の姿が沢山!

見る方向によって魚の数が違いますが、⑦番の窓から見るとちょうどサンゴ礁のメッカになっていて、ここに魚が沢山居る様です。

海中展望塔から見る魚

海中展望塔から見る熱帯魚

小窓は低めに設置されているので大人には少々見難い点もありますが、穴に頭を全てつっこむと魚がよく見えます。じっと待っていると、魚が時々近寄って来る事もあるくらい!

1,000円超えの価値はあるか?

海中展望塔を体験してみましたが、天候や季節の割に魚が沢山見られた事は良かったです。それこそ、宮古島でシュノーケリングをした時に見た様な光景を、泳がずして手軽に見られるのは良いですよね。

海中展望塔

でも観覧時間はおよそ10分~15分。見られる範囲は限られていますし、このボリュームで千円越えの入場料は、やっぱちょっと高いかなぁ…と。

晴れて水の澄んだ日に行くと良いかもしれませんね。チケット発券所には、その日の水質が書かれているので、チケット購入前に確認しておくと良いかと思います。

ブセナ海中公園の情報

  • 住所:沖縄県名護市字喜瀬1744-1
  • TEL:0980-52-3379
  • アクセス:沖縄自動車道「許田」ICから車で5分(那覇空港から90分)、又は路線バス(20番・120番)ブセナリゾート前下車

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