以前の記事でご紹介した「天狗納豆直売所」から車を走らせて15分ほど、茨城県ひたちなか市の「勝田」という所にやって来ました。“ひたちなか”というのは私自身なかなか聞き慣れないのですが、以前「吹奏楽コンクール」の東関東大会を聴きに、1回だけ訪れた事があります。
今回は、この勝田で見つけたパン屋で買える美味しいあんぱんをご紹介します!
綺麗に整備された勝田駅
勝田の場所はここ。地図で見てみると、水戸の目と鼻の先ですね。「ひたちなか海浜鉄道」という私鉄も走っている様です。
勝田駅の周辺を散策してみましたが、歩道が整備されて(大分年季入っていましたが)商店が連なっていました。人通りが極端に少ないのでちょっと寂しい気もしますが、寂れた感はありません。
駅周辺はもっと綺麗!再開発されてからまだ間もない様子です。
駅舎も立派ですね。調べてみると、駅前再開発が2012年に完了したばかりなんだとか。
駅構内へ入って行くと、待合スペースと共に幾つかエキナカ店舗があります。
出張風のサラリーマンや主婦、また若い人が待ち合わせをしていたりと、少ないながらも人の出入りは結構ありました。
エキナカのベーカリー「ハースブラウン」
そんな中、改札前にあったパン屋「ハースブラウン」。エキナカのベーカリーと言えば、今ではどこでも当たり前になっていますが、ここはイートインスペースもあって、カフェとしても利用出来そうです。
そして気になったのがこの看板。今やどこでもご当地物産品を作る時代、その大半は地元の名前を掲げただけの“名ばかりグルメ”である場合が多く、騙されないぞと心に決めていたのですが…
つい買ってしまいました!○勝マークの刻印が印象的で、香ばしい香りが漂います。「低糖のつぶあんと、よく熟成させたしっとり生地」が謳い文句の様ですが、どのような味わいなのでしょうか?
割ってみると、たっぷりのホイップクリームとギッシリ詰まった小倉餡が姿を現します。食べてみると、ホイップクリームがフワッと口の中に広がり、小倉餡と合わさって絶妙な甘さ!あんこ特有の重ったるさは皆無で、とても軽い食感です。しかもパンの端の方まで餡とクリームが詰まっていて、最初から最後まで楽しめます。軽くてあっという間に食べられる、なかなか美味しいあんぱんだと思います。
ちなみに“新商品”と謳ったレモンクリームのパンもついで買いしましたが、コチラは至ってフツーのパン…、クリームが少なくて、ややパサついた生地はすぐにお腹いっぱいになります。ちょっとこれは期待はずれ。
勝田以外にもあるハースブラウン
ハースブラウンの店舗を調べてみると、首都圏近郊に幾つか点在している様です。以前は錦糸町にもあったそうですが、現在は閉店していました。
チェーン店なので、「勝田あんぱん」は決してご当地グルメというものではありませんでしたが、このあんぱんをもう一度食べてみたくなりました。あんぱんには、それぞれの地域に応じた刻印が記されているそうで、“○勝”意外にも各地のご当地マークを見つけに行くのも面白いかもしれませんね。
今度別の店舗にも行ってみようと思います。