今日は、創業60年を誇る千住の老舗和菓子店「喜田家」の姉妹店「六人衆」から、名物「どら焼き」の食レポです。
個人的な事ですが、私は無類の和菓子好きでして、「きんつば」「どら焼き」「京観世」を三大銘菓に掲げています。以前、どこかの駅のエキュートに出店していた「六人衆焼き」というどら焼きが美味しかったのを覚えていて、久しぶりに食べてみたくなりました。
※この記事はコチラのサイトでも紹介されています→看護業務で疲れたときは、お茶に合うお菓子で一休み♪自分へのご褒美にもピッタリの和菓子特集
地下鉄の出口を出てすぐ
場所は、地下鉄銀座線「外苑前」駅。
「神宮球状方面」改札を出て、3番出口へと向かいます。
地上に出ると、すぐ目の前にありました!「KITAYA六人衆」は、元々北千住にある老舗和菓子店「喜田家」から派生した店舗です。
六人衆どら焼きのタイムセール!
定番商品である「六人衆どら焼き」は、喜田家に元々あった黒糖どらやき「銅鍋の千丸」(あかのせんまる)を一部改良の末、2011年から販売されています。以前は一つ120円で販売されていた時期もあったそうですが、この3月から162円に値上げされてしまいました。※価格は随時変動します。
ところが、店頭に気になるワゴンが…
な、な、なんと、お買い得品として100円で出されていました!夕方に訪れたので在庫整理かな?それにしてもタイミング良過ぎです!
「六人衆」の店舗は、他に日本橋三越本店があるのみですが、本家の「喜田家」の方は、本店のある千住を中心とした地域に10店舗以上ある様です。
予定より少し多めに!予算が余ったので「きんつば」も一つ試してみる事にしました。
老舗の味を試す
消費期限は、購入日を含めて2日間。品質保持の理由で、各地発送は行っていないそう。私がエキュートで試した様に、各店舗以外にも関東各地のイベントスペース等で積極的に出張販売を行っている様です。
封を開けて持ってみると、普通のどら焼きに比べてモチっとした触感があります。弾力と厚みがあってフワッフワ!黒糖が入っているせいか、内側の生地がやや濃い山吹色をしていますね。
口に含んでみると、まず最初にフワッとした食感が先行し、続いて黒糖独特の風味が感じられます。
餡はしっかりとした豆の残るつぶ餡で、甘さはかなり控えめながら、小倉の風味が利いています。個人的には、もう少し甘さがあっても良いかなと思うのですが、これはこれで美味しいです。生地は、その厚みとは裏腹に軽い食感で、最後の最後までふわふわ感を楽しませてくれました。“ついで買い”した「きんつば」も頂いてみましょう。
割ってみると、豊かな豆の香りが広がります。甘さの中にも香ばしい香りには、食をそそられますね。
溢れんばかりのアズキ!口に含んでみると、丁度良い甘さの中に小豆の食感、しっとりしながらも、ネチっとした粘り気は少なく、あっさりと頂けます。味のバランスが良いですね。とても美味しいです!ただ、外の薄皮に関しては、本高砂屋(神戸・元町)に軍配が上がる気がします。薄いながらも、皮独特の食感や舌触りがもう少し感じられれば尚良いと思いました。以前、JALのクラスJで銘菓が提供されていた頃、この本高砂屋の「きんつば」が出てきた事があります。今思えば良い時代だったな…と。 エキュートでたまたま見つけたスイーツが、こうして自身の銘菓になるのは嬉しい出会いですね。これからも積極的に試していきたいと思います。