今回は、沖縄本島から車で行ける離島の一つ「古宇利島」にある隠れ家的な食堂“お食事処「島の駅」”をレポートしたいと思います!
ドライブがてら、ちょっとランチをしようと立ち寄った食堂ですが、遠くに海が望めるテラス席があって、なかなか雰囲気の良い所!高級豚アグーを使った丼など、沖縄料理のメニューも揃っています。
古宇利島の北部にある小さな食堂
今回訪れた“お食事処「島の駅」”、場所は古宇利島の北部。島を周回する道路沿いにあります。
那覇市内からアクセスする場合、高速道路(沖縄自動車道)の終点(許田)から更に20km以上走る事になるので、2時間程度は見ておいた方が良いかもしれません。
島の周回道路沿いにあるこちらの食堂。“海の見える食堂”と書かれた看板が目印です。
ここが本当に営業している店なのか?と疑いたくなるほど古びた家屋で、入るのにちょっと躊躇してしまった…。
海が望めるテラス席
店内も大分年季が入っていますが、藁で覆われた天井がなんとも良い味出していますね!座席は4~6人が座れるテーブル席が2つ、エアコンが故障しているので(笑)夏場は暑いかもしれません。
店主と思われる男性が一人で切り盛りしている様で、丁寧に接客してくれました。
店内の他、バルコニーに設けられたテラス席もあって、ここへ出れば遠くに海が望めます!海までちょっと距離がありますが、波の音も聞こえてきますし、周りに何も無い所なのでとても静か!誰も居ないテラス席で一人ボーっとして過ごす…なかなか雰囲気の良い所です。
アグーの肉たっぷり「スタミナ・アグーそば」
そんな「島の駅」で食べられるメニューは、ソーキそばやアグー豚を使った丼、また海鮮丼も6種類くらいありますが、最も安いソーキそばでも900円、海鮮丼に至っては2,500円以上するメニューもある等、沖縄の物価を考えるとかなり割高な印象…。
しかし味の方は決して悪くなく、今回はアグー豚とソーキの入った「スタミナアグーそば(1300円)」を試してみましたが、味噌っぽい味がベースのちょっと変わった沖縄そば。
でもプルンプルンに柔らかいソーキや、噛めば噛むほどに味が染み出てくる大きな高級アグーが3枚も入っていて、味も食べ応えも満足できる一品です!
デザートメニューも少しあったので、「島プリン(560円)」を追加で注文してみましたが、食べてみると、濃厚な豆腐のような食感で後味にピーナッツ風味が少し。甘さ控えめ、コーヒーテイストのカラメルソースとの相性も良く、こちらもなかなか美味しかった!
割高だけど行く価値あり?
と言う訳で、古宇利島のドライブ途中にフラッと立ち寄った“お食事処「島の駅」”、確かにメニューは何れも割高ですが、そばもプリンも味は確かですし、辺鄙な所における場所代だと思えば決して高くは無いと感じました!
ちょっと高級な沖縄庶民派料理を味わいながら、海を眺めてボーっと過ごす、そんな体験をしに訪れてみるのもアリですね!
お食事処「島の駅」
- 住所:沖縄県国頭郡今帰仁村字古宇利2739-1
- 営業時間:11:00~19:00
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