今回は、私がこれまでに訪れた沖縄･那覇市内にある「沖縄そば」の店の中から、選りすぐりの美味しいそばの店を4つご紹介したいと思います！
味のバリエーションが少ないとされる沖縄そばですが、スープのコクや麺の舌触り等は店によって様々。1杯ワンコイン程で食べられる店もあって、手軽な食事にもピッタリです！
県庁近くの小さな店「三丁目そば」
那覇で美味しい沖縄そばの店、先ずはこちらの「三丁目そば」。国際通りからも近く、観光がてらに立ち寄るにも便利な所にあります。
店内は、カウンターが10席のみ。そばの配膳･返却もセルフサービスという、いかにも大衆食堂といった感じの店ですが、店員はどの方も親切な人ばかりなので安心！テーブルや床も清掃が行き届いてキレイです。
看板メニューの「軟骨ソーキそば」は550円、「三枚肉そば」は580円。麺は「普通」と「生」の2種類から選べますが、スープとの絡みも良く舌触りも滑らかでGood！肉はジューシーで柔らかく、しっかりとカツオ出汁の風味が広がるスープも絶品！
ただ、ここ数年値上げが続いているそうなので、訪れるなら早めが吉！詳しくは以下の記事をご覧下さい。
【三丁目そば】安くて美味い！値上げされても行く価値あり？沖縄･那覇
白濁スープのチェーン店「いしぐふー」
続いては、那覇を中心として沖縄本島に複数店舗を持つチェーン店「いしぐふー」。いずれの店舗もゆいレールの沿線からはちょっと離れた所にあるので、アクセスには車の利用が吉。
現在の所、那覇市内には2店舗ありますが、いずれも17時には閉店してしまうので注意が必要。また1日に提供できる数が限られているので、これよりも早く閉店する日もあるのだとか。
そんな「いしぐふー」の沖縄そばは、この様な白濁したスープが特徴。アグー豚の出汁を贅沢に使った店拘りのスープだそうですが、アッサリとしながらもコクのある深い味わいで美味！麺のコシもしっかりあって、食べ応えのある一杯です！
土器で造った様な手作り感のある器もまた味があって良いですね！この「いしぐふー」での詳しい食レポは以下の記事へ。24時間営業の「三笠」
那覇市内には24時間営業の大衆食堂が幾つも存在しますが、その中の一つ「三笠」でも美味しい沖縄そばが頂けます！※最近は24時間営業が取りやめになっている場合もあるのでご注意を。
店内は30席ほどの広さがあり、奥にはテーブル席も完備。沖縄そばの専門店という訳ではなく、「ゴーヤやんぷる」など沖縄の家庭料理メニューも豊富に揃っています。
注文は食券を買って行いますが、料理はちゃんとテーブルまで運んできてもらえるので安心！
そんな「三笠」の沖縄そば、価格は600円とやや割高ですが、トロットロに柔らかい肉とうどんの様に太いコシのある麺にスープがよく絡んで美味しいです！
お好みで紅生姜を入れると、これまた良い味のアクセントに！詳しい食レポは以下の記事をご覧下さい。
那覇で24時間営業の大衆食堂【三笠】の美味しい沖縄そば600円！
激安の大衆食堂「牧志そば」
最後は、牧志公設市場にもほど近い「牧志そば」。国際通りから市場本通りへ入り、途中で右へ曲がって細い路地を50mほど進んだ所にあります。
店頭の看板にある通り、この店の看板メニューは390円の激安ソーキそば！
裏通りにある年季の入った大衆食堂ですが、改修されたのか店内はピカピカ！椅子もテーブルも真新しく、気持ちよく食事ができます。
この店のメニューは複数のそばやジューシーなど8種類のみですが、“肉増し”や“麺大盛り”、また“ゆしどうふ”等の追加トッピングも可能。私はソーキと三枚肉が乗った「ミックスそば」を頂きましたが、トロトロの肉にカツオ出汁の効いたアッサリスープ、これもまた美味しい沖縄そばです！
ランチ時は混むそうなので、昼過ぎか夕方の訪問がおススメ！詳しくは以下の記事をご覧下さい。
“美味しい店”を探すコツは…？
と言う訳で、那覇でおススメの沖縄そばの店を4つご紹介しましたが、沖縄にあるそば屋の中にはハズレの店も少なくないので注意が必要。
私もこれまでに数十軒の店を巡りましたが、中堅レベル以上の美味しい沖縄そばに出会えるのは大体3～4軒周って1軒程度。美味しくない店の沖縄そばは、スープの味が極端に薄かったり、また麺にスープが絡まず妙に粉っぽく感じます。
また一概には言えませんが、美味しいそばが出てくる確率が高いのは、比較的小じんまりとした食堂。団体客が乗りつける様な広い店は、大概おいしくない場合が多いです。
近年は材料費･人件費高騰の影響もあってか、以前は3枚が当たり前だった“三枚肉”も、今では2枚、或いは1枚しか入っていない沖縄そばの店も増えてきました。何だか世知辛い世の中になってしまいましたねぇ…。
