「MALAYSIAN FOOD STREET」でクレイポット・チキンライスを食べてみた!シンガポール・セントーサ

シンガポール・セントーサ島では、Wings Of Time観賞の前に少し小腹が空いたので、ウォーターフロント駅前にあるフードコート「マレーシアン・フード・ストリート」へ行ってみました。ここはカラフルな建物が建ち並ぶ、ちょっとしたテーマパークの様な所。沢山の店が軒を連ねる中、看板の写真に引かれて食べてみた「クレイポット・チキンライス」の味は…?

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セントーサ島にあるフードコート

前回の記事の通り、セントーサ島へは「Wings Of Time」の観賞で訪れました(参考:ウィングス・オブ・タイム‐プレミアムシート観賞記!スタンダードシートとの違いを詳しくレポート)。チケット購入後、開演まで時間があったので軽く食事をしたいと思います。

向かったのは、セントーサエクスプレスのWaterfront駅。シンガポール本土からセントーサ島に入って最初の駅です。

セントーサ島のWaterfront駅

Ez-linkカードもOK!セントーサExpressに乗って巨大なマーライオンを見に行くの記事でもお伝えしましたが、ここはレストランやカフェが集まるセントーサ島随一の繁華街で、一帯が「リゾート・ワールド・セントーサ」というリゾート施設になっています。ユニバーサルスタジオ・シンガポールの入口も駅前にあります。

マレーシアンフードストリートの外観

その駅前の一角、同じ様な形をした建物が並んでいる所がMALAYSIAN FOOD STREET。マレーシアのペナンやマラッカ等から選りすぐりの屋台を集めたフードコートなんだそうで、多くのガイドブックにも載っています。

マレーシアンフードストリート前にある看板

入口には各店舗の看板商品が紹介されていますが、その中の土鍋に入ったチキンライスに目が留まりました。写真なので凄く美味しそうに見えますが、実際どうなんでしょうか?今回はこれを試して見たいと思います。

ノスタルジックな街並みを再現

MALAYSIAN-FOOD-STREETの様子

マレーシアン・フード・ストリートの中へ入ると、赤や黄色のノスタルジックな建物が建ち並ぶ光景。床には道路や横断歩道の絵まで書かれています。“フード・ストリート”の名の下に、屋台街が再現されているんですね。

マレーシアンフードストリートのレトロな建物

レトロ感はあるものの、建物事体は真新しいです。「リゾート・ワールド・セントーサ」自体の開業が2012年との事ですから、このフードストリートもまだ出来て間もないのだと思います。

MALAYSIAN-FOOD-STREETのフードコート

シンガポールのフードコートは、基本的にどこでもシステムは一緒。好きな店で料理を注文し、それを自由に好きな席へ持って行って食べる。全てセルフサービスです。

MALAYSIAN-FOOD-STREETの食器カウンター

館内には至る所にこの様なカウンターがあって、食器類も共用されています。

MALAYSIAN-FOOD-STREETの食器の清潔さ

屋外の屋台などと比べると、清潔感はありそう。油でギトギトという事も無く、余計な心配する事なく使う事が出来ました。

HEUN KEE CLAYPOT CHICKEN RICE

クレイポット・チキンライスの場所

お目当てのクレイポットチキンライスの店は、USS側の出入り口から数軒の所にありました。このフードストリートはそんなに広い空間という訳ではなく通路も一本道なので、端から順に見ていけばそんなに迷う事は無いでしょう。

ヒュンキークレイポット・チキンライス

“ヒュンキー・クレイポット・チキンライス”と読みます。本家はクアラルンプールにあるそうです。価格表を見ると、クレイポットチキンライスはレギュラーサイズが$9、ラージサイズが$13と屋台料理にしては結構しますね。少なからず観光地プライスも入っているのでしょうか?

クレイポット・チキンライスの土鍋

店先には土鍋が沢山!日本ではあまり見ない形の鍋ですよね。

クレイポット・チキンライスで決済をする

5名ほど行列を成していましたが、回転が早いのでそんなに待つ事もなく、3分くらいで注文出来ました。並んでいる間にも、アッツアツの土鍋が次々にトレーに乗せられて運ばれていきます。

クレイポット・チキンライスの番号札

会計を済ませると番号札を渡され、これが赤く光ってバイブしたら出来上がり。会計を済ませた所で料理を引き換えます。日本でもそうですが、最近はどの国でもこの丸いタイプのものをよく見かける様になりましたね。

クレイポット・チキンライスの味は?

クレイポット・チキンライスの味

それでは早速いただきます!クレイポットライスは、ライスを鶏肉と一緒に土鍋に入れて焼いた醤油ベースの料理ですが、若干香ばしさのある香りが立ってまずまずの印象。

クレイポット・チキンライスのパラパラライス

ライスは東南アジア特有の細長い米のパラパラした食感。食べてみると、醤油の味よりも独特の香辛料の方が強く、若干“アジア臭”がします。不味い事はないですが、あまり日本人の好きな味ではないかも。

クレイポット・チキンライスのチキンとベーコン

具材は、でっかいチキンが数個と小さなベーコンのみ。別にそれは良いのですが、チキンは水分が抜けてかなりパサつきます。「文東記」で食べたチキンの様に半生ではありませんが、ジューシーさは殆どありません。

クレイポット・チキンライスのおこげ

また後から知ったのですが、クレイポットライスは先ず最初によく混ぜてから食べるのがコツなんだとか。あまり混ぜずに置いていくと、この様に黒く焦げてしまうので注意が必要です。

他の店に期待

MALAYSIAN FOOD STREETで食べたクレイポット・チキンライスの味

う~ん、ちょっと期待ハズレ!いかにも“マレーシアン”という感じの味なので本場感は出ているのですが、好きな味じゃありませんでした。これで9ドルは高いかな…。マレーシアン・フード・ストリートには全部で19もの飲食店が入っているので、他にも探せば美味い店があるかもしれません。ただ、どこも観光地プライスである事は覚悟した方が良いですね。

次回は、このフードストリートの中にある「エッグタルト」をレポートします→鳳凰餅家のエッグタルト‐100年以上の歴史を持つその味やいかに?

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