ヴォティーフ教会の色鮮やかなステンドグラスが美しい!コーラスの歌声にうっとり~

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連日お伝えしている、オーストリア・ウィーンの教会巡り!今日ご紹介するのは、ウィーン旧市街の北西部にある「ヴォティーフ教会」です。

ウィーンで2番目に大きいとされるヴォティーフ教会、その内部は壮大な景観と色鮮やかなステンドグラスが美しく、また運良くコーラス隊の練習にも出くわす事が出来、美しい歌声を聴く事が出来ました!


ウィーン大学側の大きな教会

ヴォティーフ教会があるのは、オーストリア・ウィーン旧市街の北西部。リンク内に教会が多数ひしめく中、ヴォティーフ教会はリンクの外になります。

とは言え、ウィーン大学の側にあって地下鉄やトラムのSchottentor駅からも近く、トラムを使えば国立オペラ座からでも15分程です。この時は午前11時から始まる楽友協会でのコンサート前に訪れましたが、移動もスムーズでした。

ヴォティーフ教会前の公園

ヴォティーフ教会の前は、この様な広い公園になっています。ヤングコーンの様な2つの高い塔が目印、遠くからでも見えるほど背の高い高層建築です。

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近寄ってみると、かなり迫力のある佇まい!教会はネオゴシック様式で、ウィーン大学の建築も手がけたとされるハインリヒ・フォン・フェルステルという建築家によって1879年竣工。

ヴォティーフ教会はウェストミンスター寺院と似ている

設計当時、彼の頭の中にはロンドンのウェストミンスター寺院のデザインもあったそうで、そういう意味ではどことなく雰囲気が似ていなくも無いと言えるでしょうか。

9時になっても入れない?

ヴォティーフ教会の入口の場所

ヴォティーフ教会の入口は、教会正面に向かって右手にあります。

ヴォティーフ教会の開館時間

今回、私が訪れたのは日曜日の朝。この日の開館時間は9:00~13:00となっているはずですが、9時を回ったというのに一向に開かない扉。何でもキッチリの日本ではないので、9:01や9:02なら分かりますが、既に9:10を過ぎています。

ヴォティーフ教会の営業時間

中からはかすかにコーラスの歌声が聴こえてくるので、もしかしたら特別閉館なのかと思ったのですが、その様な貼り紙も無く…。教会HPを見ても、特に注意書きはありませんでした。

ヴォティーフ教会のエントランス

結局、扉が開いて中へ入れる様になったのは9:20頃。それこそ諦めて帰るところでしたが、ヨーロッパではこういう事はよくアルアルなので、あまりセッカチに考えない方が良いかもしれません。

壮大な景観!

ヴォティーフ教会の壮大な景観

中へ入ると、圧倒されるほど巨大な空間!重厚な柱が幾つも立ち並び、祭壇がはるか遠くに見えます。ヴォティーフ教会は、ウィーンで2番目に大きい教会なんだとか。

ヴォティーフ教会は十字架の形

衛星写真で見ると分かりますが、このヴォティーフ教会は十字架の形をした典型的な教会の構造をしています。身廊の両側に側廊がありますが、側廊の天井が低くなっていて、その分身廊の天井付近にある窓から自然光が差し込む構造になっています。

これはーロッパにおける初期の頃の教会建築法の一つで、「バシリカ式」と呼ぶらしい。

ヴォティーフ教会のパイプオルガン

祭壇と対面の上階には、シルバーのパイプが美しいオルガン。高級感のあるシックな枠の色も良いですが、背面にあるステンドグラスとのコラボがステキですね。

色鮮やかなステンドグラスにうっとり!

ヴォティーフ教会の美しいステンドグラス

壮大な景観に圧倒されるヴォティーフ教会ですが、それ以上に美しいのがステンドグラス!数もさることながら、その色合いは溜め息が出るほど鮮やか!クッキリと明るい色使いで、バラエティーも豊かです。

ヴォティーフ教会・聖母マリア

ただ、描かれているのはイエスや聖母マリアなどの聖人ではなく、日常風景の様な図柄が殆ど。話によると、このヴォティーフ教会のステンドグラスに歴史的な意味合いは薄く、芸術的価値は低いとされているらしい。

ヴォティーフ教会の美しいステンドグラス

とは言え、こんな美しいステンドグラスの数々、眺めているだけで価値がありますよ!この日は曇天でしたが、日光が差せば更に輝きを増すのかもしれません。

コーラスの練習と教会の残響を聴く

ヴォティーフ教会のミサの練習

教会の外でも聴こえたコーラスの歌声。祭壇の前では、合唱団による練習が行われていました。この日は日曜日、この後10時からミサが行われるはずなので、そのリハーサルなのかもしれません。

ヴォティーフ教会のコーラス隊

彼らの演奏を暫く聴いていましたが、やっぱりここはウィーン、なかなかの実力者たちです!声部同士のバランスや音の処理が良く、和声が心地よく耳に聴こえてきます。

ヴォティーフ教会の残響

巨大な教会ならではの残響もステキで、彼らの美声が果てしなくどこまでも続いていく様な響き。こもって濁る事なく、ごく自然に残響が消えてゆく感覚は、なかなか味わえるものではないですよね。

ヴォティーフ教会のオルガン

時たま、オルガンによる伴奏もありました。上階にある巨大なパイプオルガンではなく、祭壇の横にある小さなオルガン…と言っても数メートルはある様な大きなオルガンです。

上階のオルガンだとコーラス隊と距離があるので、伴奏には向かないのかもしれません。

ヴォティーフ教会の座席

ヴォティーフ教会の座面にヒーター

尚、このコーラス隊の美声を椅子に座って聴いていましたが、なんとこの椅子、座面に暖房がついていて温かくなっています。ストーブやエアコンの無い教会なだけに、冬場のミサ等では重宝する事でしょうね。

壮大で美しい教会、行く価値アリ!

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壮大な景観と色鮮やかなステンドグラスのヴォティーフ教会。ウィーンに数ある教会の中でも、随一の美しい景観と言って良いと思います。人も少なくて空いていますし(繁忙期は分かりませんが…)、入場はもちろん無料!なかなかおススメのスポットです。

ヴォティーフ教会のステージ

ヴォティーフ教会では、月に数回コンサートが行われていて、J.S.バッハのオルガン作品などが聴ける模様。また今回は日曜の為開いていませんでしたが、教会内には博物館もありますので、興味のある方は教会HPをご覧下さい。

  • 住所:Rooseveltplatz, 1090 Wien
  • 開館時間:10時~18時(日曜は9時~13時、月曜休館)
  • 博物館:16時~18時(土曜は10時~13時、日曜・月曜休館)
  • ヴォティーフ教会HP→Votivkirche

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