ポーランド・ワルシャワの「日本食レストラン」2軒レポート!

今回は、私がワルシャワ滞在中に訪れた「日本食」を提供するレストランをご紹介したいと思います!

何ゆえポーランドの郷土料理では、具の少ないスープ(ジュレック)や口の中が乾くピエロギ、更にはスーパーマーケットで売られているパサパサのブレッドと、もはや“義務”として口に運ぶだけの食事が続いていた中、米の食える日本食レストランの存在は、旅のモチベーションを改善させる大変重要なものとなりました。

レストランNIPPON-KAN日本観SUSHI(閉店)

ワルシャワ 日本館 (10)

ワルシャワセントラル駅(Raleway Station)とCentrum駅(Metro)との丁度中間辺り、南に道を1本入った所にあります。

ワルシャワ 日本館 (4)

ランチで利用しました。4人がけのテーブルは仕切りがされており、とても落ち着きます。私は一人で訪れましたが、この席に通されました。尚、カウンター席もありますが、回転寿司専用となっている様です(回転している寿司の量が極端に少なかったのを覚えています)。

ワルシャワ 日本館 (3)

呼び出しボタンもあり、“日本らしさ”を演出しています。しかし店内に流れているBGMは洋楽でした(センスは良かったですが)。

メニューと価格

ワルシャワ 日本館 (2)

ワルシャワ 日本館 (1)

ランチメニューは40PLN程度。日本語の料理名で分かり易いですが、注文の際は番号で言ってあげるとスムーズです。

ワルシャワ 日本館 (6)

ふかひれスープ。味はレトルト程度にも関わらず16PLN。これはお勧めできません。

ワルシャワ 日本館 (9)

焼き豚カツカレー定食。味としては普通レベル(ポーランドでは美味しい方)ですが、柔らかい豚カツの肉にとろとろチーズ、更に石焼風でおこげがあって、なかなか食事が進みます。日本のレストランで出てくる石焼風の料理は、大概すぐ冷めてしまうものが多いですが、ここは最後の最後までアツアツでした。

〆て1500円くらいでしょうか。日本でのランチと比べると高いですが、久々に味わった貴重な日本風の食事は、体に染み渡りました。

NIPPON-KANの店情報

  • 住所:Nowogrodzka 47A, 00-695 Warszawa
  • 営業時間:12:00~22:00
  • 日本語メニュー:あり

Japanese dining gallery KIKU

Japanese dining gallery KIKU (6)

こちらは国立オペラ座のすぐ近く、楽譜店SAWARTOの隣の店、その角を曲がった所にあります。

Japanese dining gallery KIKU (5)

落ち着いた店内で、こちらも日本を意識した造りが見て取れます。BGMも和風。

Japanese dining gallery KIKU (2)

“和食”ではないですが、ビビンバを注文します。

具がたっぷりのビビンバ

Japanese dining gallery KIKU (3)

初めに味噌汁が出てきました。陶器の器とスプーンで出てきたのが残念ですが、味は上々です。弾力のある豆腐、そしてネギ、日本と殆ど変わらない味噌の味わいで、付け合せとしては特上品ではないでしょうか。
Japanese dining gallery KIKU (4)

具材が多くて美味。日本でもこれだけ多種の具材が入っているビビンバは、そう見られません。

Japanese dining gallery KIKU (7)

ただ、ここの“石焼”の熱は少々弱めで、最初から「アツアツ・ふぅふぅ」という感じではありませんでした。それでも「おこげ」が出来る程の熱ではありますから、食べ易くて丁度良いかもしれません。

Japanese dining gallery KIKU (9)

ただし、Still Waterは10PLNと超お高いです。ワルシャワは、どこのレストランでも水を頼むと大抵5~8PLN取られますが、ここは類を見ない高さです。飲まずに済むのであれば、後ほどスーパーで購入する方が良いでしょう。

Japanese dining gallery KIKUの店情報

  • 住所:Senatorska 17/19, 00-075 Warszawa
  • 営業時間:12:00~23:00

Japanese Restaurant 稲波

稲波 閉店 (2)

Warszawa Ochota WKD駅近くにあります。

稲波 閉店 (1)

残念ながら閉店していました。看板などの状況から推測すると、つい最近までやっていた様な雰囲気です。改装オープンすれば嬉しいのですが…。

以上、ワルシャワの日本食レストランをご紹介しました。慣れない外食続きのワルシャワ旅行の中で、是非ご自身の体に合った“和食”を見つけて頂ければと思います。

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