リスボンからシントラへ日帰り旅行!行き方とお得な周遊パスの買い方

ポルトガルの首都リスボンから西へおよそ20kmの所にある「シントラ」。かつてはポルトガル王室の離宮があった事でも知られ、リスボンから日帰りで行ける観光地として高い人気を誇っています。

今回は、そんなシントラへリスボンから日帰りトリップ!行き方や列車チケットの買い方等、詳しくレポートしていきたいと思います!

シントラへの行き方と列車チケット

シントラは、リスボンから西へおよそ20km行った所にある大西洋に面した都市。首都のリスボンから近い為、リスボンとセットで観光に訪れるケースも多い様です。

リスボン、シントラ、列車時刻

リスボンからシントラへ行く方法としては、ポルトガル鉄道CPの在来線を使うのが王道。リスボンの都市部から向かう場合はOriente駅とRossio駅からそれぞれSintra行きが出ているので、それに乗車します。

列車の運行は概ね6時頃~深夜1時頃迄で、Oriente発は毎時3~4本、Rossio発は毎時2本、列車時刻表はCPのHPからダウンロード出来ます。

sintra-train-ticket・トラベルカード

シントラまでの運賃ですが、シントラ行きの列車は在来線なので、チケット・運賃は通常のCP近郊線に準拠します。

しかし今回私が利用したのは、こちらの「Train & Bus 1day TravelCard」。これはリスボン(Oriente or Rossio)からシントラまでの往復に加え、シントラ市内のバスが乗り放題になる周遊チケットです。

価格は€16.3とあまり安くは無いですが、シントラではバスを多用する事になるので、買っておいて損は無いと思います。

sintra-train-ticket/Green-card

尚、列車・バスの運賃に加えシントラでの施設が無料になる「Green Card」というパスも発売されていますが、入れる施設が限られている上、バスも434にしか乗れない為、あまりおススメは出来ません。

その他、CPの運賃等については公式HPを参照。

駅窓口でチケット購入

Rossio駅

さて、それでは実際にシントラに向けて出発!今回はRossio駅からCPへ乗車しますが、このロッシオ駅はメトロ(地下鉄)グリーンライン、又はブルーラインのRestauradores駅から乗り換え可能。

しかし、それぞれ微妙に離れていて距離があるので、地下鉄から同一駅舎内で乗継可能なOriente駅から乗る方が便利だったかもしれません。

CPの窓口

CPのチケットは窓口で購入。この時は、他にもシントラへ行くと思われる観光客が列を成していました。窓口は4つありますが、一人一人購入するのに結構時間が掛かります…。

CP乗車券

上記の通り、シントラでのバス乗り放題が付いた「Train & Bus 1day TravelCard」を購入。以前は紙のチケットでしたが、現在は通常のチケットと同じVIVA ViagemというICカードに記録される形で発行されます。

支払額は€16.3ですが、これにはカード代€0.5が含まれているので、運賃自体は€15.8。※価格は為替レート等により常に変化します。

改札を通って列車に乗車

CP改札口

CP改札リーダー

チケットを購入したら改札口へ。CPの乗り方は地下鉄と一緒で、改札機のリーダーにVIVA Viagemをタッチ。降車の際も同様にタッチが必要です。

シントラ行き時刻表

Rossio発のシントラ行きは30分おき。シントラは終点で、単に“SINTRA”と書いてあるだけなので分かり易いですね。

シントラ行き列車

出発時刻の5分程前になって、列車が入線!何だか治安の悪い所を走っていそうな落書きだらけの車両ですが…、乗車中特にそういった人達に出くわす事は無く、車内は至って平和です(笑)。

CPの車内

CPの車内は2+2シートのセミクロスタイプ。外装は落書きだらけなのに、車内は清潔でゴミも殆ど落ちていません。

Rossio駅を出た時は車内ガラガラでしたが、途中の駅からどんどん人が乗ってきて最終的にはかなり混雑しました!

シントラ駅ホーム

Rossioから40分、終点のSintra駅に到着!この駅前にバス停があり、そこから各スポットへバスで向かう形になります。

バスの乗り方や路線図などについては、次回の記事へ!→【シントラ】路線バスMAPと乗り場、乗り方など詳しく!(ポルトガル)