今日お伝えするのは、ウィーン国立オペラ座での鑑賞記です。舞踏会にも使われる格式高い豪華なオペラハウスでの鑑賞は、ただオペラを観に行くだけでは勿体無いですよね。
今回はかなり早めに会場へ到着し、開演を待つ間Barでワインとサンドイッチを堪能。これが意外な美味しさで驚きました!そんなBarの軽食メニューの食レポと、チケットの引き換えからクローク等、開演前の過ごし方についてレポートしたいと思います。
開場は開演の1時間前
言わずと知れたウィーンの国立オペラ座「Wiener Staatsoper」。オペラやバレエ公演が連日行われていますが、毎年2月に開催されるオペラ座舞踏会(オーパンバル)の会場にもなっています。
今回は、ここでオペラ「ナクソス島のアリアドネ」を鑑賞します。ライトアップされた重厚な佇まい、いつ来ても見ごたえありますね~!
今回のチケットは、オペラ座のHPから購入しました。予約番号を持って実券に引き換えをする必要があるのですが、この時間オペラ座の外にあるチケットオフィスは既に閉店。この場合、開場後にオペラ座内にある窓口で引き換えをする必要があります。
開場は、開演時刻の1時間前。早くも続々と人が集まってきますが、これは皆開演前におしゃべりをする為です。その模様は後ほど~。
窓口でチケット引き換え
チケットオフィスは入口付近にあります。当日券を求める人なのか、開場と同時に一斉に人が群がり、行列が出来ていました。ここには窓口が2つあって、チケット引き換えは右側。
予約No.の書かれた紙を渡すと、ものの10秒で出てきました!今回は3rdカテゴリーの席ですが、それでもお値段€124、やっぱりオペラは高いなぁ~…。尚、チケットの買い方については「ウィーン国立オペラ座STAATSORERの魅力!チケット予約はHPから可能!」の記事に記載していますので、併せてご覧下さい。
クロークに荷物を預ける
チケットを手に入れたら、コートとバッグをクロークに預けます。クロークの場所はオペラ座内に多数ありますが、一応それぞれ座席に指定のクロークがある様で、預ける際にチケットを提示する必要があります。
今回利用したのは、エントランスのあるフロアの端から奥に続く通路にあるクローク。ここには大きな鏡もあるので、身だしなみチェックにも向いています。
チップは€2。しかもこれ、荷物1つにつき€2かかるので、荷物はなるべく少なくしたいものです。冬場はコートがあるので仕方ないですが、大きな荷物はホテルに置いて、小さなポーチに貴重品だけ入れて持って来る様にすると良いと思います。
開演までBarで寛ぐ
さて、開演まで時間がタップリあるので、Barでワイン片手にサンドイッチでも摘みたいと思います。このオペラ座にBarは幾つもあるのですが、やはりおススメは上階の豪華なホワイエにあるBar。
しかしそこへ行くには、エントランスから大階段を上って向かうのですが、特に開場直後はチケットを厳しくチェックされて、上層階に対応していないチケットの場合は係員が通してくれません。
今回の座席は“Parkett”という1階平土間のエリアの為、大階段を上がらずにそのサイドの通路から入場する必要があります。
ここの通路は豪華な装飾も無く殺風景な所ですが、一応Barがあってカクテルテーブルが用意されています。本当は豪華なホワイエに行きたかったのですが、幕間の休憩時間には行く事が出来るので、今はここで我慢…。
座って飲めるテーブル席も完備!このエリアには10個くらいテーブルがあるのですが、開場してから20分後には早くも満席になってしまいました。席を確保したい場合は、なるべく早めに来る事をおススメします。
Barのサンドイッチが美味!
Barのメニューを覗いてみると、ここにある軽食はサンドイッチのみ。でもハムや玉子、野菜がどっさり乗っていて、4~5種類用意されています。以前は1つのプレートにミニサンドイッチが乗ったものが主流だったのですが、メニューが変わった模様。
サンドイッチの他に、スイーツも幾つか種類がありました。マカロンにプチケーキ、価格はいずれも€4程度です。
今回は、サラミのサンドイッチと赤ワインにしました。ワインの銘柄は分かりませんが、バランスの良い味わい。特徴には欠けますが、大衆受けしそうな味でまぁまぁ美味しく頂けます。
そしてこのサラミのサンドイッチ、これがなかなか美味!パンが見えないくらい大きなサラミは上質で、ピクルスとらっきょう、ブロッコリースプラウト等がトッピングされています。
価格はそれぞれ€3.8。サンドイッチはやや割高ですが、意外と安かったのがグラスワイン。東京でこういう洒落た所だと1,000円くらいしますから、これはなかなかお得かも?
と言う訳で、ウィーンの国立オペラ座鑑賞記、次回は客席やオペラの所感、そして美しいホワイエの様子などをご紹介します→オペラ鑑賞記《ウィーン国立オペラ座》美しいホワイエと日本語への対応
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