博多での観光を終えて、JALの最終便で羽田へ向かいます。福岡空港へは少し早めに到着してラウンジでゆっくり寛ぐ予定ですが、空港へ着いて否や工事用の囲いやパーティションが張り巡らされたターミナルの様子にちょっとビックリ!話には聞いていた福岡空港の改修工事ですが、ここまで大規模に行われているとは知りませんでした。
そんな工事中の中、JALの上級会員やファーストクラスへの導線はきちんと確保されているのか、チェックしてみました。
※2018年にリニューアルされたチェックインカウンターについてはコチラ→新しくなった福岡空港JALファースト&JGCカウンターを利用してみた!
大規模工事中の福岡空港
福岡空港は、博多駅から地下鉄で僅か5分!国内線のターミナルとしては、日本で一番利便性の高い空港ですよね。
私自身、福岡空港へ訪れるのは数年振り!以前はどの様になっていたかなんて全く記憶に無いのですが、ターミナルへ着くと至る所が工事中の幕で覆われていて、ますます分かり難くややこしい導線の空港になっていました。
現在福岡空港では、複数あった国内線ターミナルビルを一つに集約する大規模な拡張工事が行われています。2年前から工事が始まり、完成は2年後の2019年を予定しているとの事。完成すると地下鉄の駅から続く吹き抜けの空間など、近代的な広いターミナルが出来るのだそう。
福岡空港には独立した国際線ターミナルビルもありますし、2025年には2本目の滑走路も運用開始予定、ちょっと今後が楽しみな福岡空港です。
考えてみれば、東京、大阪、名古屋にはそれぞれ成田、関空、セントレアという国際線に特化した空港がありますが、福岡にはそれが無いですよね。そうなると必然的に福岡空港に機能が集約されて規模が大きくなっていくのは、ある意味自然な事なのだと思います。
真新しいJGC・ファーストカウンター
さて、この大規模工事中の中、JALのプライオリティチェックイン(ファーストクラス・JGC)カウンターがどの様になっているのか見てみましょう。地下鉄駅方面からエスカレーターを上がり、1Fのフロアへ入るとすぐにJALのカウンターがあります。
JALグローバルクラブのカウンターは3つ。工事中で仮設なのかと思いきや、床やカウンターはしっかりとした造りです。
その隣には、ファーストクラスカウンターが2つ。真っ赤な絨毯が光っていますね!
私はサファイアステータスですが、この時JGCカウンターが手配中だった為、空いているこちらのファーストクラスカウンターへ通されました。ここで連れの友人のチケット発券と、手荷物を預けます。
JGCとの間を隔てるのは、金のパーティションポール。他の所は普通のシルバーのポールですから、差別化は歴然です。この様に、工事中であっても“特別感”の演出は健在であるという事が分かりました。
JGCの保安検査場
保安検査場は、カウンターのあるフロアから一つ上に上がって2Fにあります。ここも工事中であらゆる所に幕が張っており、案内表示が無いと何が何だか分からない歪な空間です。
工事中であっても、ショッピングモールやフードコートは通常通り営業していました。
一般向けの保安検査場は「北」と「南」に分かれています。それぞれにモニターがあって、検査場内の混雑状況が分かる様になっているんですね。この時は夜の19時頃でしたが、両検査場ともガラ空き!
でも折角なのでJGC専用の保安検査場を通りたいと思います。ちょっと場所が分かり難いのですが、混雑状況のモニターのすぐ横、壁と柱の間の狭い通路の脇に入口がありました。テープで仮止めされた壁などを見ると、この部分は完全に仮設の状態ですね。
因みに、ファーストクラス専用の保安検査場も既に出来ている様ですが、ここから25m離れた所にある模様。下階からの導線としては遠いですが、恐らくラウンジに直結する形になるのだと思います。
サクララウンジも移転リニューアル!
保安検査を抜けた後も、出発ロビーは工事中のパーティションや柵だらけで通路がかなり狭くなっていました。搭乗口の場所も、表示が見え難いので分かり難く、出発の際は少し注意しておいた方が良いかもしれません。
この後はラウンジへ向かいますが、福岡空港のラウンジと言えば最近リニューアルされて新しくなったというニュースを見ました。サクララウンジの他、ダイヤモンドプレミアラウンジも新設されて、混雑も緩和されたとの事。
案内表示に従って進むと、ありました!周囲には工事用の囲い残っていますが、ラウンジの部分だけは完全に完成している感じですね。このラウンジの様子は次回へ続きます→福岡空港JALサクララウンジがリニューアル!無料で飲める薩摩焼酎が美味い!